症状別!自力でできる5つの自律神経失調症の治し方

症状別!自力でできる5つの自律神経失調症の治し方

原因に心当たりがないのに、めまいやだるさ、頭痛などの身体的症状、不安やあせり、感情の起伏が激しいなどの精神的症状がある場合、自律神経失調症の疑いがあります。

自律神経失調症の治し方は、薬物療法が一般的ですが、「薬は苦手で、、、」「そんなに大げさにしたくないし、、、」とお思いの方のために、自律神経失調症の対処法をご紹介します。


症状別!自力でできる5つの自律神経失調症の治し方


ドライヤーで首を温めて自律神経の圧迫を防ぐ方法


自律神経失調症になる原因はいくつかありますが、首の周りに集中する自律神経が筋肉のコリなどで圧迫されていることで起こることがあります。

自律神経は、脳から首を経て内臓の働きや、心拍数、呼吸といった無意識下で体内調整をつかさどる大切なものです。

そんな自律神経が姿勢の悪化や首コリ、首周りの冷えなどで圧迫されると、自律神経失調症の諸症状が現れるようになります。

そこでおススメしたいのが、ドライヤーの熱風を首に当てて温めて、首周りの筋肉のコリを和らげる方法です。

首周りの筋肉のコリを緩和するドライヤー活用法

用意するもの

・ドライヤー
・タオル
※タオルは肌触りの良いものを選びましょう

やり方

①首にタオルを置く
②ドライヤーの温風(微風)で首を1分間温める

首のタオルは巻いたままにしておけば、しばらくの間は余熱と体温で首周りが温められるので、首のコリを緩和できます。

また、外出時などは秋~春はマフラー、春~夏はスカーフを首に巻くようにしましょう。


お風呂の入り方を変えて手足の冷えを治す方法


「手足が冷えてよく眠れない!」なんてことはありませんか?

意外ですが、手足の冷えも自律神経失調症の症状の1つなのです!。

そもそも体の冷えは、ストレスに起因する血行不良が原因!もし夏でも体が冷える場合は、過剰なストレスから自律神経のバランスが崩れていることが考えられます。

自律神経失調症で起こる手足の冷えの治し方の基本は、食事・運動・入浴の3つの改善です。

今回は普段何気なくしている入浴の仕方を変えて、根本的な体の冷えを解消するポイントをご紹介します。

冷えを解消できる3つの入浴のポイント

・温度は少し暑めの39~40℃に設定する
・必ずみぞおちの辺りまで浸かる
・1回あたりの入浴の時間は20分間とする

長時間ゆっくり入浴すれば体の冷えは改善しそうですが、体への負荷がかかるためおススメできません!

そして入浴後は靴下を履いて、下半身から来る冷えを防ぐようにしましょう!


食生活改善で偏頭痛を治す方法


頭痛薬を飲んでもなかなか回復が見えない頭痛、、その原因はもしかすると自律神経失調症のせいかもしれません!

自律神経失調症による頭痛の治し方の中で大切なのが食生活改善!その中でも鉄分摂取の徹底です!

そもそも頭痛もちだという方は貧血の傾向があり、血中の酸素を運ぶヘモグロビンの数が少なく、酸素が全身に行き渡っていません。

頭痛を治すためには、ヘモグロビンの数を増やす鉄分の摂取が重要なのです。

鉄分を多く含む食材

・レバー
・パセリ
・黄卵
・豆味噌
・しじみ

鉄分は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収が早くなるため、ブロッコリーや小松菜などのビタミンCを多く含む食材一緒に摂ることをおススメします。

一方で、コーヒーや紅茶に含まれるタンニンは、鉄分の吸収を阻害するため、食後1時間以内の摂取は控えるようにしましょう!


交感神経の興奮を抑えて不眠を治す方法


最近なかなか眠れなかったり、眠れたとしても2~3時間で目が覚めてしまったり、、、なんてことはありませんか?

実は不眠も自律神経失調症による症状の1つなのです。

自律神経失調症による不眠の治し方としては、交感神経の興奮を抑えることが大切です。

そこで交感神経の興奮を抑える方法をご紹介します。

交感神経の興奮を抑える方法

・夕食後の激しい運動は控える
・カフェイン摂取を控える
・就寝1時間前から目に刺激になるものを見ない

目に刺激になるもので、特に注意したいのが寝転んでスマートフォンを見ることです!

スマートフォンか発せられる光に含まれるブルーライトには、睡眠を促すメラトニンの分泌を減らす効果があります。

寝る前にスマートフォンを見ないことはもちろんのこと、ブルーライトは目にも良くないため、スマートフォンのディスプレイに遮断フィルムを貼るなどの対処も行うようにしましょう。


自律神経失調症による喉の違和感を治す方法


常に喉の違和感を感じたり、飲み物が飲み込みにくかったり、、といった症状も自律神経失調症の疑いがあります。

例えば、喉に魚の骨が引っかかるような感じや、コロコロしたものが喉にある感覚が表的な症状です。

喉の違和感の原因が、過度なストレスや過労!言いたいことがあっても我慢していたり、些細なことでイライラしても我慢する傾向がある方はは要注意です。

喉の違和感の治し方は、十分睡眠を取ることやストレスを発散することがベストなのですが、漢方の活用もおススメです!

漢方の中でも半夏厚朴湯には、神経を鎮めて不安感や緊張感を取り除き、気管支炎にも適応しているため、喉の違和感の緩和に効果があります。

半夏厚朴湯は、ドラッグストアで購入できますので、薬剤師さんのアドバイスに従って試してみてくださいね。


さて、『症状別!自力でできる5つの自律神経失調症の治し方』はいかがでしたか?

自律神経失調症の原因は、ストレスと性格的な問題にあります。

症状がつらい場合は無理をせずに休養を取って、ゆっくりとお風呂に浸かったり、アロマや音楽でストレスを溜め込まないように心がけるのがベストです。

また、髪の生え際から首にかけてのツボを押してあげるのも症状緩和に効果があります。

ぜひ今回紹介した方法で、自律神経失調症を改善していきましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

症状別!自力でできる5つの自律神経失調症の治し方

ドライヤーで首を温めて自律神経の圧迫を防ぐ方法
お風呂の入り方を変えて手足の冷えを治す方法
食生活改善で偏頭痛を治す方法
交感神経の興奮を抑えて不眠を治す方法
自律神経失調症による喉の違和感を治す方法


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