穏やかに自律神経失調症を改善する5つの食事療法

Family having lunch at restaurant

自律神経失調症は、頭痛やめまい、吐き気、冷や汗などの症状が、ストレスや日常生活のリズムの乱れで起こる病気で、治療には自律神経を乱す原因を改善することが重要になります。

そんな自律神経失調症の治療法の1つが食生活の乱れを改善することなのです。

そこで今回は、自律神経失調症を改善に導く食事療法の具体的な実践方法をご紹介します。


穏やかに自律神経失調症を改善する5つの食事療法


1 栄養の不足を補って自律神経失調症を軽減する


自律神経の乱れには、実は栄養素の不足が大きく関係しています。

毎日の食生活が乱れて偏る事で自律神経失調症を招いているかもしれません。

たんぱく質・ビタミン・脂質・ミネラルをバランスよく食事から補う事が大切です。

不足しがちな6つの栄養素

ビタミンA

・ニンジン
・鶏レバー

ビタミンB

・豚肉
・玄米
・納豆

カルシウム

・牛乳
・海藻
・大豆製品

鉄分

・ほうれん草
・レバー

マグネシウム

・海藻
・魚介類
・豆類

亜鉛

・牡蠣
・大豆製品
・豚・鶏レバー

バランスよく食事から摂って自律神経失調症を軽減しましょう!


2 食事の摂り方で副交感神経を高める


体に必要な食べ物や飲み物はバランスが大切です。

バランスの悪い食事や不規則な時間の食事は、自律神経の乱れに直結します。

そこで規則正しい食生活にする事で症状が改善出来る方法を紹介します!

食生活で症状が改善する3つの方法

3食決まった時間に食事を摂る

毎食の時間を決まった時間に摂る事と、バランスのとれた栄養を摂る事で体のリズムが正常に働き整います。
完璧に毎日絶対同じ時間を守る、、、ときつく縛るのではなく、出来る範囲で楽に考えながら食事の時間を整える事で、自律神経失調症の改善になります。

よく噛む習慣を

食事をよく噛んで食べると食べ過ぎも防げますし、一口30回噛む事で食べ物の消化も良くなり肥満の予防にもなります。

食事はリラックスしながら楽しく

リラックスして楽しい食事を摂る事で、副交感神経が刺激され消化吸収が良くなり、胃腸の助けにもなります。

イライラして怒ったまま食事をしてしまうと、ストレスが副交感神経を活発に刺激し、消化が悪くなって胃腸にダメージを与えてしまいます。

ストレスが食事を楽しく食べる事を妨げて体にも悪影響を及ぼすので、楽しく食事を摂る事が大切です。


3 血糖値を下げるおやつでストレスフリー!


糖分で血糖値が上がると、急激に上がった血糖値は急激に反動し下がってしまいます。

血糖値が急激に下がり低血糖状態になると、アドレナリンが多く分泌し、体が無気力状態になり自律神経失調症に悪影響を及ぼします。

糖分の摂り過ぎは血液の流れを滞らせ、自律神経のバランスを崩してしまう原因にもなるので注意しましょう。

そこで血糖値を気にせず摂れるおやつを紹介します!

血糖値が上がりにくい2つのおやつ

乳製品

ヨーグルトなどの乳製品は食事の前に摂る事で、食べ物がゆっくり消化されるので、血糖値が急激に上がるのを防ぎます。

菓子

油や砂糖の使用が少ない和菓子は、血糖値の上昇を抑えるのでお勧めです。

全く甘いものを摂らずに我慢する事で、ストレスが溜まる原因となります。

我慢するより少しずつゆっくり時間をかけておやつを食べる事で血糖値上昇を防ぎましょう。


4 体が温まる飲物でストレスを解消


ホッとする温かい飲み物を飲むと、自律神経の緊張をほぐして、イライラを解消してくれるリラックス効果があります。

胃の粘膜を保護する役割もあるので、胃腸が弱くストレスを感じる方は、温かい飲み物でリラックスする事でストレス解消になります。

そこで、温かい飲み物を飲むベストな時間をご紹介します!

温かい飲み物を飲むのに最適な3つの時間

朝起きてから

朝目覚めた時は体温が低く、ストレスを抱えていると目覚めもスッキリしません。
体を温めてあげる事で調子も上がります。

食事の前

お腹を温めると胃腸が働き胃の粘膜を保護してくれます。
自律神経のバランスが整う効果もあります。

就寝前

ストレスを抱えていると寝つきも悪くなり安眠も出来ません。
寝る前に温かい飲み物を飲むと、寝つきが良くなり自然と眠りにつける様になります。

温めた牛乳やココアにはいらだちを鎮める作用が働き、心が安らぎます。

温かい飲み物で緊張をほぐしてストレスを解消しましょう。


5 自律神経失調症を悪化させる食べ物は控える!


自律神経を刺激する食べ物を過剰に摂ると、イライラが増して神経が過敏になるのでストレスが溜まってしまいます。

悪化させないためには断つ事がベストですが、好きな食べ物を全く摂らない事がストレス悪化になる事もあるので、過剰に摂る事を止めて控える事で症状を軽くしましょう!

そこでストレス悪化になる食べ物をご紹介します!

ストレスを増加させる3つの食べ物

糖分の多いお菓子・飲み物

糖分を過剰に摂取すると興奮系のホルモンが分泌され、ストレスの元となるイライラや怒りを誘発させてしまいます。
気分の波の浮き沈みが激しくなるので、糖分は控えめにしましょう!

カフェイン

カフェインに含まれる成分には、興奮を引き起こす作用があるので、過剰に摂取することでイライラが増して興奮状態になります。
疲れているからとコーヒーやエナジードリンクを飲むのは控えて、カフェインの入っていないお茶やミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

ファストフードやスナック菓子

大量の塩分や油分を含むファストフードやスナック菓子は、栄養のバランスが偏ってしまいイライラを増してしまいます。

栄養のバランスを保つために、ファストフードを食べる時は先にしっかり野菜を摂り、スナック菓子を食べる時は緑茶などで塩分の過剰摂取を防ぎましょう。


さて、『穏やかに自律神経失調症を改善する5つの食事療法』はいかがでしたか?

自律神経が乱れてしまうとストレスが溜まって怒りっぽくなったり、イライラしたり、興奮すると心も体も疲れきってしまいます。

まずは食べたり飲んだりする事でホッと出来る方法を取り入れてみましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

穏やかに自律神経失調症を改善する5つの食事療法

1 栄養の不足を補って自律神経失調症を軽減する
2 食事の摂り方で副交感神経を高める
3 血糖値をさげる下げるおやつでストレスフリー!
4 体が温まる飲物でストレスを解消
5 自律神経失調症を悪化させる食べ物は控える!


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