病院に行く前に試すべき6つの自律神経失調症チェック方法

病院に行く前に試すべき6つの自律神経失調症チェック方法

「最近どうも疲れやすい」「やる気が出ない」原因はよくわからないのに、このような症状はありませんか?

もしかするとその症状の原因は自律神経失調症かもしれません!

ただ、いきなり病院に行くのも、大げさな気がして躊躇することもありますよね。

そこで今回は病院に行く前に自分で自律神経失調症かどうかをチェックする方法と、症状の改善方法をご紹介します!


病院に行く前に試すべき6つの自律神経失調症チェック方法


1 自律神経失調症の原因の1つストレス体質かをチェックする方法


生まれつき自律神経の調節能力が弱いという方、またはストレスに対する耐性が体質的に弱いという方がいらっしゃいます。

そこで身体面、精神面で自律神経の調整能力やストレス耐性が弱い傾向がないかを簡単にチェックする方法をご紹介します!

身体面で自律神経の調整能力やストレス耐性が弱いかチェックする

・ちょっとしたことで発熱しやすい
・下痢や便秘を起こしやすい
・めまいを起こしやすい
・生理不順になりやすい

精神面で自律神経の調整能力やストレス耐性が弱いかチェックする

・家以外での場所ではなかなか寝付けない
・自分に厳しく責任感が強い
・感受性が乏しい
・周囲に気を使いすぎる

いかがでしょうか?当てはまるものはありましたか?

ストレスは、体の不調として現れるストレス、心の病として現れるストレスの2つに、そして両方が合わさって現れるストレスの3つがあります。

何より大切なことはストレスを溜めないことなのですが、それよりもストレスを感じることを必要以上に悪く考えすぎないことです。

ストレスは誰にでもあるもので、決してあなただけがストレスを感じながら生きているわけではないということを受け入れましょう。

そうすることでストレスと向き合うことができるようになりますからね!


2 ストレスの原因を見極める14のチェック方法


そもそもストレスを感じるのは、何か原因があるからに他なりませんよね。

そしてストレスの多くは自分自身で解消していくしかありません。

ただ、多くの場合、何が原因でストレスを感じて辛い思いをしなければならないのか、自分でもよくわからないケースがあります。

そこで身体面、精神面でストレスを感じる原因をチェックする方法をご紹介します。

7つの身体的ストレス要因をチェックする

・首こり・肩こりはないか?
・睡眠不足ではないか?
・長時間通勤(片道90分以上)ではないか?
・激務ではないか?
・栄養不足ではないか?
・不規則な生活を送ってないか?
・病気、ケガをしていないか?
・騒音で悩んでないか?

7つの精神的ストレスの要因をチェックする方法

・いじめられていないか?
・プレッシャーを感じていないか?
・昇進、異動、左遷で悩んでいないか?
・引っ越し・転校・クラス替えで環境が変わっていないか?
・職場で嫌な思いをしていないか?
・最近失恋をしたか?
・お金の悩みがないか?

身体的、精神的ストレスの項目のいずれかで、3つ以上当てはまるものがある場合は、自律神経の乱れという形で日常生活に何らかの支障を来す症状が現れることがあります。

ぜひ自分がいくつ当てはまるかチェックしてみてくださいね。


3 首こり・肩こりが原因の自律神経の圧迫がないかをチェックする方法


身体的ストレス要因に起因する自律神経失調症のチェックで、『首こり・肩こりはないか?』という項目がありますが、自律神経失調症の原因の一つに、首こり・肩こりがあります。

首の後ろ側から肩にかけての筋肉には、脳や脊椎から出た自律神経が張り巡らされているため、筋肉のコリが起こると緊張性頭痛やめまい、吐き気といった自律神経失調症の症状が起こります。

自律神経を圧迫する首こり・肩こりのポイント

頭痛や偏頭痛がある

頭半棘筋と頭板状筋は、髪の生え際あたりにある筋肉で、頭痛・首こりの発症ポイントです。

肩から背中にかけて筋肉のこりがある

僧帽筋は肩から背中にかけての筋肉で、首こり・肩こりの発症ポイントです。

自律神経の圧迫をしている首こり・肩こりの解消は、自律神経失調症の緩和の第一歩です。

肩こり・首コリ解消のためのツボ押しやマッサージ、併せて画面をうつむくようにして見る動作(パソコン作業)、猫背姿勢なども正すようにしましょう。

また過去の首の損傷(むち打ち)などが、首の自律神経の圧迫に繋がっている可能性もあるため、気になる方は整形外科に一度相談されることをおススメします。


4 自律神経失調症の原因となる不規則な生活リズムを見直す方法


生活のリズムが不規則になると、睡眠不足や食欲減退、やる気を喪失などが起こり、自律神経失調症になる原因になってしまいます。

そのために生活のリズムを狂わせてしまう原因を突き止めて、本来あるべき規則正しい生活リズムに戻すことが重要になります。

そこで生活のリズムを狂わせる原因と対処法をご紹介します!

生活のリズムを狂わせる原因と対処法

寝る前のスマホ操作

脳に刺激を与えるスマホ操作は就寝のリズムを狂わるため、就寝したい時間の1時間前以降の操作はしないようにしましょう

不規則な食事

食事の時間は朝・昼・晩同じ時間に合わせる、間食は避けましょう

全く運動をしない

運動は良いストレスとなり、体のリズムを整えてくれます。
忙しくて運動する時間がない場合は、首や肩を30分に1回は動かすなどしましょう。

長年習慣になっていることをすぐに改善するのはなかなか難しいですよね。

ただ、不規則な生活を続けていると、体も心もバランスを崩してしまうことに繋がりかねません。

まずはできることからで良いので、1つ1つ生活のリズムを正常化していきましょう!

関連記事
穏やかに自律神経失調症を改善する5つの食事療法


5 環境の変化でストレスを溜めない方法


職場や家庭など身近な環境が変わる時期は、人間関係や仕事のことストレスが溜まりがちになりますよね。

日常のちょっとした変化で心に負荷がかかり、結果として大きなストレスを抱えることにつながります。

そこで簡単な思考転換で環境の変化によるストレスを撃退する方法をご紹介します!

思考転換で環境の変化によるストレスを撃退する方法

無理に人に合わせることを辞める

やりたくないこと、言いたくないことなど、無理に相手に合わせていることがありませんか?
そんなときには悩まずに、ハッキリと「私はこう思うのだけれど」と意見を言うようにしましょう。

人に認められたいと頑張ることを辞める

「評価されるためには必要以上に頑張らなければならない」という気持ちはわかりますが、そのために心身共にバランスを崩してしまっては何にもなりません。
頑張る姿勢や過程が重要なのではなく、良い結果を残すことにフォーカスしてみましょう。

失敗を恐れることを辞める

「失敗して怒られるのが嫌」「自分に責任が発生してしまう」と失敗を恐れていては何も解決しません。
「初めてやることは上手くいかなくて当然!」という気持ちで仕事に当たるようにしましょう。但し事前準備は怠らないようにしてくださいね。

失敗をいつまでも気にすることを辞める

いつまでも過ぎたことを後悔しても何も始まりません。
悩むよりどうすれば次に上手くいくかを考えるようにしましょう。

いかがでしょうか?考え方一つでストレスレスな環境を整えられると思いませんでしたか?

メンタルが強い方は紹介した思考転換でいつも困難な状況を乗り切っています。

まずは、ほんの些細なことでも良いので、自分でできる思考転換を試してみてくださいね!


6 心身共にリラックスして自律神経の乱れを取り除く方法


薬を飲んで体の不調を解決する前に、普段の生活で簡単に出来る解消法を見つけて、不快な症状が軽減するとしたら、こんな良いことはないですよね。

そこでセルフケアで心身の不調を解消する方法をご紹介します!

セルフケアで心身の不調を解消する方法

枕を変える

心身の不調の原因の一つに、睡眠の質の悪化があることをご存知でしょうか?
睡眠の質を良くするためにできることはたくさんあるのですが、最も簡単で効果があるのが枕を変えることです。
枕の高さを調整するだけで、睡眠の質の向上や寝起きの頭痛の不快感から解放されます。

深呼吸を生活の中に取り入れる

浅い呼吸だと脳や自律神経に悪影響を及ぼし、ストレスを増幅させる原因となります。
深くゆっくりと呼吸を生活の中に取り入れてみましょう。

朝晩のヨガを習慣化する

ヨガが体に良いことはよく知られていますが、朝ヨガには体をリフレッシュ効果が、夜ヨガはリラックス効果があることをご存知でしょうか?
朝がどうも苦手という方は、体をシャッキとさせる朝ヨガを、寝付き悪いという方は夜ヨガを習慣にしてみましょう。

自律神経の乱れの原因は、今送っている生活習慣の中にあります。

そのため良い変化をもたらすことを生活習慣に取り入れることが重要になります!

ぜひできるものからで良いので、セルフケアを生活の中に取り入れてみてくださいね!


さて、『病院に行く前に試すべき6つの自律神経失調症チェック方法』はいかがでしたか?

ストレスは避けようと思っても、簡単に避けられるものではありません。

ストレスを正しく受け止め、自分に合った解消法を生活の中にどれだけ取り入れることができるかで、ストレスに対する意識、感じ方が変わるようになります。

ただ、何をどうしても一向に心身共に不調が続くようであれば、お医者さんによる適切な処置が必要ですので、信頼できる病院に行くようにしましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

病院に行く前に試すべき6つの自律神経失調症チェック方法

1 自律神経失調症の原因の1つストレス体質かをチェックする方法
2 ストレスの原因を見極める14のチェック方法
3 首こり・肩こりが原因の自律神経の圧迫がないかをチェックする方法
4 自律神経失調症の原因となる不規則な生活リズムを見直す方法
5 環境の変化でストレスを溜めない方法
6 心身共にリラックスして自律神経の乱れを取り除く方法


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