さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法

さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法

さかむけは地域によってはささむけと呼ばれていて、爪の周りにある皮膚がむけている状態になり、どこかに引っ掛けてしまうとかなりの痛みを発します。

さかむけの原因は肌の乾燥や栄養不足など色々ありますが、たかがさかむけと思って放置していると、化膿したり感染症にかかったりするので注意が必要です。

そして、爪周辺にさかむけができるのは、体に異常が起きていることを示すサインでもあるので改善するための対策が大切になります。

そこで今回は、体調不良のサインであるさかむけの原因と、病気に発展させないための改善方法をご紹介します!


さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法


1 さかむけができる最も多い原因


さかむけができる原因で最も多いのが肌の乾燥で、空気が乾燥していたり水仕事が多かったりする方は特に注意が必要です。

肌の乾燥を引き起こす3つの原因

乾燥した空気

空気が乾燥していると、手だけでなく体全体が乾燥しやすくなって肌がカサカサの状態になります。

特に冬場は湿度があまり上がらず、加湿器や濡れタオルなどを使わないと肌の水分が失われてさかむけができてしまいます。

水に触れる

皮膚には肌の乾燥を防ぐための皮脂膜があるので常に乾燥から守ってくれますが、水に触れると簡単に流されてしまいます。

特に手は水に触れる機会が多い上に、皮脂膜が少ないので水分が蒸発しやすく、しっかり保湿ケアを行わないとすぐにさかむけができるので注意しましょう。

洗剤を使う

洗剤は水よりも洗浄能力が強く、手にある数少ない皮脂膜を洗い流してさかむけを引き起こします。

そして、素手で食器を洗っているとすぐに皮脂膜がなくなり、保湿を怠ると皮膚の水分が蒸発して乾燥してしまうので早めのケアが大切になります。

また、頭や体を洗う石鹸やシャンプーも皮脂膜を流してしまうので、水仕事や風呂上りは保湿を心がけましょう。

さかむけができる原因の多くは手の乾燥になるので、予防するための対策を実施して防ぐようにしてくださいね!


2 栄養不足もさかむけの原因


さかむけは肌の健康を維持するための栄養が不足することでも発生するので、毎日の食事内容を見直すことが大切です。

肌の健康を保つために必要な2つの成分

タンパク質

皮膚は主にタンパク質でできているので、タンパク質の不足はさかむけができる大きな原因となります。

ダイエットや体調不良などで食事による栄養の摂取を制限していると、常にさかむけができている状態になるのでタンパク質不足には気を付けましょう。

ビタミン類

ビタミン類が不足すると健康的な皮膚が作られなくなるので、ビタミンを多く含む野菜が必要不可欠です。

特に、肉ばかり食べて野菜が不足している方はさかむけができやすいので、バランスの取れた食事が重要になります。

さかむけを治療するためには偏った食事を見直して、十分な栄養を摂取できる食事内容にすることが大切になるので、さかむけが頻繁にできるという方は一度確認してみてください!


3 ネイルと除光液の使用に注意


オシャレの一つであるネイルもさかむけの原因で、特に除光液で落とすときは皮膚に付着しないように気を付けなければいけません。

ネイルを落とすための除光液には、皮膚を乾燥させてしまうアセトンという成分が含まれているので、使うときは指の水分や油分をなくさないためにも慎重に使用しましょう。

除光液にはアセトンが含まれていない種類もあるので、どうしても指に付着してしまうという方は別の物をおすすめします。

そして、ネイル自体も皮膚に付着すると刺激になるので、ネイルを塗った指によくさかむけができるという方は使用する際に注意を払うことが大切です。

さかむけは皮膚が乾燥すると起きやすくなるので、ネイルを落とした後はしっかり保湿をして肌の水分と油分を守るようにしてくださいね!


4 さかむけの予防と改善をする方法


さかむけができるということは、皮膚が乾燥していたり栄養不足だったりするので、早い内に改善をする必要があります。

放っていると栄養不足による体調不良や、さかむけが原因で発症する病気を患ってしまうので、健康を維持するためにも対策をしましょう。

さかむけを改善する3つの方法

肌の乾燥を防ぐ

さかむけの原因は乾燥であることがほとんどのため、ハンドクリームや加湿器を使って肌の水分を逃がさないようにすることが大切です。

特に、水仕事をした後は早めに保湿しないと水分が蒸発してしまうので、水に触ったらハンドクリームを塗りましょう。

また、水に直接触らないようにゴム手袋を身に付けるのも有効のため、さかむけで悩んでいる方はぜひ使用してみてください。

栄養バランスを考える

栄養バランスの崩れが原因のさかむけは、タンパク質やビタミン類を摂取できる食事に変えると治すことができます。

そして、栄養バランスを整えるのと同時に、栄養の吸収を妨げないためにタバコやお酒の飲み過ぎを控えることが大切です。

血行を改善する

さかむけは栄養不足になると発生しますが、血行を改善しないと指先にまで栄養が届かないので、血の流れをスムーズにする必要があります。

血行不良は運動不足の方が陥りやすく、日頃から体を動かしていないと血液がドロドロになって栄養が行き渡らなくなります。

そのため、さかむけを改善するためには、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を毎日行いましょう。

さかむけの改善は予防にもなるので、頻繁に発生して悩んでいる方はぜひ改善法を実施してみてくださいね!


5 さかむけを放置することで現れる病気


さかむけは皮がむけているだけのため心配はないと思いがちですが、放置していると症状が悪化して病気を引き起こしてしまいます。

指先は常に露出している状態のため、空気中に漂っている様々な菌が付着しやすい上に、さかむけから菌が侵入して化膿したり感染症にかかったりします。

そのため、さかむけができたときは悪化させないためにすぐ改善する必要があり、何らかの異常が現れた場合は速やかに病院へ行くことが重要になります。

そして、さかむけが原因で発症する病気に爪周囲炎という感染症があり、空気中の菌が侵入して炎症や痛みを引き起こすのが特徴です。

爪周囲炎に関与する菌

  • カンジダ菌
  • 大腸菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • 緑膿菌

さかむけは菌の侵入を防ぐ水分や油分が失われている状態のため、爪周囲炎にかかりやくなっています。

更に、爪周囲炎が悪化すると化膿性爪周囲炎に発展し、腫れが酷くなったり膿が出てきたりするので、早い内から皮膚科へ行って対処してもらう必要があります。

化膿性爪周囲炎になるまで症状が悪化すると、自宅でのケアでは治せない状態になっているので、強い痛みや炎症があったら気を付けてくださいね!


さて、『さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法』はいかがでしたか?

さかむけは手の皮膚が乾燥することで発生することが多く、放置していると爪周囲炎という感染症に発展する可能性があるので、早い段階から改善することが重要になります。

そして、爪周囲炎から化膿性爪周囲炎にまで悪化すると、腫れが酷くなったり膿が出てきたりするので、手遅れになる前にさかむけを改善して症状が悪くなったら病院へ行きましょう。

さかむけを改善するためには常に保湿を心がけ、皮膚を構成する栄養をしっかり摂取する必要があり、加えて運動も行うことで改善と予防ができます。

また、爪に塗るネイルが皮膚に付着すると、含まれている成分が刺激になってさかむけができるので、頻繁に使う方は慎重に取り扱うことが大切です。

さかむけができる原因は日常生活の中に潜んでいるので、日頃から改善と予防をして悪化させないように気を付けてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法

1 さかむけができる最も多い原因
2 栄養不足もさかむけの原因
3 ネイルと除光液の使用に注意
4 さかむけの予防と改善をする方法
5 さかむけを放置することで現れる病気


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