さかむけは地域によってはささむけと呼ばれていて、爪の周りにある皮膚がむけている状態になり、どこかに引っ掛けてしまうとかなりの痛みを発します。
さかむけの原因は肌の乾燥や栄養不足など色々ありますが、たかがさかむけと思って放置していると、化膿したり感染症にかかったりするので注意が必要です。
そして、爪周辺にさかむけができるのは、体に異常が起きていることを示すサインでもあるので改善するための対策が大切になります。
そこで今回は、体調不良のサインであるさかむけの原因と、病気に発展させないための改善方法をご紹介します!
さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法
1 さかむけができる最も多い原因
さかむけができる原因で最も多いのが肌の乾燥で、空気が乾燥していたり水仕事が多かったりする方は特に注意が必要です。
さかむけができる原因の多くは手の乾燥になるので、予防するための対策を実施して防ぐようにしてくださいね!
2 栄養不足もさかむけの原因
さかむけは肌の健康を維持するための栄養が不足することでも発生するので、毎日の食事内容を見直すことが大切です。
さかむけを治療するためには偏った食事を見直して、十分な栄養を摂取できる食事内容にすることが大切になるので、さかむけが頻繁にできるという方は一度確認してみてください!
3 ネイルと除光液の使用に注意
オシャレの一つであるネイルもさかむけの原因で、特に除光液で落とすときは皮膚に付着しないように気を付けなければいけません。
ネイルを落とすための除光液には、皮膚を乾燥させてしまうアセトンという成分が含まれているので、使うときは指の水分や油分をなくさないためにも慎重に使用しましょう。
除光液にはアセトンが含まれていない種類もあるので、どうしても指に付着してしまうという方は別の物をおすすめします。
そして、ネイル自体も皮膚に付着すると刺激になるので、ネイルを塗った指によくさかむけができるという方は使用する際に注意を払うことが大切です。
さかむけは皮膚が乾燥すると起きやすくなるので、ネイルを落とした後はしっかり保湿をして肌の水分と油分を守るようにしてくださいね!
4 さかむけの予防と改善をする方法
さかむけができるということは、皮膚が乾燥していたり栄養不足だったりするので、早い内に改善をする必要があります。
放っていると栄養不足による体調不良や、さかむけが原因で発症する病気を患ってしまうので、健康を維持するためにも対策をしましょう。
さかむけの改善は予防にもなるので、頻繁に発生して悩んでいる方はぜひ改善法を実施してみてくださいね!
5 さかむけを放置することで現れる病気
さかむけは皮がむけているだけのため心配はないと思いがちですが、放置していると症状が悪化して病気を引き起こしてしまいます。
指先は常に露出している状態のため、空気中に漂っている様々な菌が付着しやすい上に、さかむけから菌が侵入して化膿したり感染症にかかったりします。
そのため、さかむけができたときは悪化させないためにすぐ改善する必要があり、何らかの異常が現れた場合は速やかに病院へ行くことが重要になります。
そして、さかむけが原因で発症する病気に爪周囲炎という感染症があり、空気中の菌が侵入して炎症や痛みを引き起こすのが特徴です。
さかむけは菌の侵入を防ぐ水分や油分が失われている状態のため、爪周囲炎にかかりやくなっています。
更に、爪周囲炎が悪化すると化膿性爪周囲炎に発展し、腫れが酷くなったり膿が出てきたりするので、早い内から皮膚科へ行って対処してもらう必要があります。
化膿性爪周囲炎になるまで症状が悪化すると、自宅でのケアでは治せない状態になっているので、強い痛みや炎症があったら気を付けてくださいね!
さて、『さかむけができる5つの原因に秘められた体調不良のサインと改善するための方法』はいかがでしたか?
さかむけは手の皮膚が乾燥することで発生することが多く、放置していると爪周囲炎という感染症に発展する可能性があるので、早い段階から改善することが重要になります。
そして、爪周囲炎から化膿性爪周囲炎にまで悪化すると、腫れが酷くなったり膿が出てきたりするので、手遅れになる前にさかむけを改善して症状が悪くなったら病院へ行きましょう。
さかむけを改善するためには常に保湿を心がけ、皮膚を構成する栄養をしっかり摂取する必要があり、加えて運動も行うことで改善と予防ができます。
また、爪に塗るネイルが皮膚に付着すると、含まれている成分が刺激になってさかむけができるので、頻繁に使う方は慎重に取り扱うことが大切です。
さかむけができる原因は日常生活の中に潜んでいるので、日頃から改善と予防をして悪化させないように気を付けてくださいね!
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