喉の病気5つの種類と異物感や違和感があるときの対処法

喉の病気9つの種類と異物感や違和感があるときの対処法

食事に関係なく喉がつかえる感じや圧迫感といった、喉の違和感を感じることはありませんか?

または、風邪を引いている訳でもないのに喉がイガイガしたり、異物感があっていつまでも治らないことはありませんか?

喉の違和感が一時的なものであれば良いのですが、いつまで経っても良くならない場合には、原因を明らかにして適切にケアする必要があります。

そこで今回は、喉に違和感や異物感があるときの原因、そしてセルフケアでの対処する方法も併せてご紹介します。


喉の病気5つの種類と異物感や違和感があるときの対処法


1 喉がイガイガ!違和感と痛みの原因の病気


喉がイガイガして気になる時は、呼吸器に細菌やウイルスが感染して引き起こされる、感染症が原因の呼吸器疾患を疑いましょう。

細菌やウイルスが体に侵入しても、本来持っている抵抗力で排除できれば良いのですが、過度の疲れやストレスが原因で抵抗力が下がっていると、感染症を発症しやすくなります。

まず、喉のイガイガが気になる時に疑うべき、喉の病気をご紹介します。

イガイガがつらい!喉の病気3つ

咽頭炎

ウイルスや細菌の感染によって咽頭に炎症が生じ、喉の痛みや不快感を感じます。そして急性咽頭炎では、急に喉に痛みが出る他、頭痛や発熱などの症状があります。

一方で、慢性咽頭炎は煙草やアルコールなどが刺激となって発症し、常に喉の違和感を感じるようになり、咳払いの回数も増えます。

急性扁桃腺炎

ウイルスや細菌の感染によって扁桃腺が炎症を起こすと、発熱と全身の倦怠感が現れます。咽頭だけが痛むのではなく、耳の下から頸部のリンパ節にも腫れや痛みが出るのが特徴です。

逆流性食道炎

胃液や消化途中の食べ物の逆流によって、食道が炎症を起こす疾患で、逆流した胃液で喉に炎症が起きると、喉に痛みや違和感を感じることがあります。また、気管支や食道周辺の神経が刺激されると、咳や喘息などの症状が現れることもあります。

症状が軽度の場合は放置してしまう方も多いのですが、急性咽頭炎の慢性化、急性扁桃腺炎や逆流性食道炎の再発を防ぐために、医療機関を受診してしっかり完治させることが大切です。

喉の炎症の原因となるウイルスや細菌感染から身を守るために、普段の生活を見直して免疫力を高め、炎症が起きたら早めに対処するようにしてくださいね。

また、逆流性食道炎は、脂肪の摂り過ぎや、消化に時間のかかるタンパク質の過剰摂取が、逆流性食道炎のリスクを高めますので、油っこい食べ物や甘い食べ物を控え、早食いをやめて腹八分目を心がけること、食べてすぐに横にならないなど正しい食生活と生活習慣を実践すれば、症状を抑えることができます。


2 声が枯れるのが特徴?声帯が原因の喉の病気


細菌やウイルスによる炎症以外では、声帯に何らかのトラブルが起きると、喉の痛みや喉に何かが詰まるような異物感などを感じることがあります。

歌手だけではなく、接客業や教員、カラオケ好きの方など、仕事や日常生活で声をよく使う方は声帯に負担がかかりやすく、声帯のトラブルを発症する可能性が高いのです。

子供から大人まで要注意!よくある声帯のトラブル

声帯の炎症

風邪やウイルス感染などで、声帯に炎症が生じます。

声帯ポリープ

声帯の炎症や声の酷使によって声帯の粘膜が充血、発生などで刺激が加わると血腫ができます。
主な症状は声のかすれですが、ポリープを放置すると呼吸困難になることもありますから、早めの治療が大切です。ポリープを繰り返しやすい方の特徴として、喫煙習慣、声帯に負担のかかりやすい発声法などがあります。

声帯結節

結節とは粘膜上皮が腫れ硬くなったもので、手の平にできるマメのようなものです。発声の際に大きく振動する声帯の前から3分の1の部分にできやすく、子供の患者も多いのが特徴です。

声帯が炎症を起こしている時には、安静が第一ですから、声枯れや声のかすれなどを感じた時には、必要以上の発声を控えてくださいね。

声帯のトラブルの再発を予防するためには、正しい発声法を身につけ、発声時の声帯への負担を軽減するのが効果的です。


3 重大な病気のサイン?命にかかわる喉の病気


何だか喉に違和感がある、声がかすれるけれど大したことはないだろう、、、と軽く考えて受診を先延ばしにしている方は多いのではないでしょうか。

しかし、安静にしても喉の違和感や声のかすれが治まらない、2週間以上喉の不調が続いているという場合は、重大な病気が潜んでいる可能性があります。

喉に症状が出る重大な病気

反回神経麻痺

声帯の開閉に関わる反回神経が麻痺し、発声や嚥下、呼吸に支障が出ます。反回神経の通る脳幹や胸郭、食道、甲状腺など様々な器官の腫瘍などの疾患が、反回神経にダメージを与え麻痺を引き起こす可能性があります。
麻痺の原因である疾患の治療と、麻痺の治療が必要です。



4 原因が特定できない?不安が招く喉の違和感


喉の違和感を感じて受診したのに、特に喉に異常は見られなかった、原因が特定できなかったいうことも少なくありません。

このような喉の違和感は咽喉頭異常感症と呼ばれ、飲食物は正常に飲み込むことができても、喉に唾などがつかえる感じを訴える患者が多いのが特徴です。

咽喉頭異常感症の主な原因

局所的原因

喉や鼻、食道や胃、気管支などの軽い炎症、アレルギー性鼻炎、陽性腫瘍といった、喉周辺の疾患

全身的原因

自律神経失調症、更年期障害、貧血、嚥下障害、生活習慣や加齢など

精神的原因

うつ病や心身症など不安感

このように咽喉頭異常感症の原因は多岐に渡りますから、原因が特定できないことも多いのです。

原因がはっきりしている場合は、その疾患を治療すれば次第に喉の症状も改善していきます。

思い込みや不安感が症状を悪化させていることもありますから、まずはリラックスを心がけ、規則正しい生活習慣、食生活を心がけてくださいね。


5 喉に異物感?飲み込みに関係なく感じる喉の病気


喉に魚の小骨が刺さったような、何かコロコロしたものが詰まっているような違和感を常に感じている方は、咽頭異物症の可能性があります。

先程ご紹介した咽喉頭異常感症は、飲み込みの動作をきっかけに喉の違和感を感じますが、咽頭異物症では喉の動きに関係なく違和感が続くため、気分が憂鬱になったり不安感が大きくなりやすいなど傾向が見られます。

咽頭異物症の原因には胃や食道の炎症または機能異常、肩や首のコリなどが挙げられますが、ストレスや不安感など自律神経障害が原因であることも多いのです。

喉頭異物症は、投薬治療で改善できる疾患、何事も自己判断せずに、適切な治療を受けるために専門医を受診しましょう。


喉の異物感や違和感は、細菌やウイルスによる感染症や甲状腺の病気など、普段の生活の中で注意しなければならない病気のサインである可能性があります。

その他にも、飲みこむ力が弱くなった嚥下障害、精神的なものが原因の病気、筋肉の緊張からくる肩こりなど、一言で喉の違和感と言っても、様々な原因があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

ぜひ喉の違和感や異物感がある時にはまずは安静を心がけ、喉以外の症状にも注目し、医療機関を受診して原因を明確にした上で、適切に対処しましょう。

まとめ

喉の病気5つの種類と異物感や違和感があるときの対処法

1 喉がイガイガ!違和感と痛みの原因の病気3つ
2 声が枯れるのが特徴?声帯が原因の喉の病気
3 重大な病気のサイン?命にかかわる喉の病気
4 原因が特定できない?不安が招く喉の違和感
5 喉に異物感?飲み込みに関係なく感じる喉の病気


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