風邪がむしろ悪化する?体に良いとされている行動習慣

風邪がむしろ悪化する?体に良いとされている行動習慣

風邪を引くと咳や鼻水、発熱などかなり辛い症状が現れるので、悪化させないようにしたいですよね。

風邪を治すための方法はたくさんあり、取り入れると早く回復しますが、中にはむしろ悪化してしまうやり方があるとご存知でしょうか?

特に、風邪を引きやすい方は長引かせないためにも、正しい方法を行って早期回復に努める必要があるので、間違ったやり方を行わないことが重要になります。

そこで今回は、風邪が悪化してしまう可能性がある、体に良いとされてきた方法をお伝えします!


風邪がむしろ悪化する?体に良いとされている行動習慣


1 最初に改めたい行動習慣


風邪を引いたときは悪化を防ぐための方法を実践して、一刻も早く治すことが大切になります。

ただし、無理な行動をすると症状が重くなって、回復までの時間がかなり長引くので、まずは絶対に改めたい習慣を見直す必要があります。

風邪を引いたときに避けたい2つの行動

長時間の運動や激しい運動

風邪の引き始めは、運動を行うと治るとよく聞きますが、30分以上続けて体を動かしたり、激しい運動を行ったりすると逆に悪化してしまうので注意しましょう。

運動はウォーキングや軽いジョギングを短い時間で行うことが効果的のため「風邪を引いたかも?」と思ったときに実践することが大切です。

人混み

風邪を引いたときは「これぐらいなら大丈夫」と、自己判断で人がたくさんいる場所に行ってしまうことがありますが、更にウイルスを吸い込んで悪化させる可能性が高くなるので絶対に避けましょう。

風邪を早く治したいときは、なるべく安静にしていることが大切になるので、症状が軽くても油断せずに過ごしてくださいね!


2 お風呂に入って良い条件


風邪を引いたときの入浴は、更に悪化させてしまうと聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

自宅の環境にもよりますが、実は入浴を行うことで風邪を早めに治すことができるので、なるべく実践してみることが大切です。

ただし、入浴の仕方によっては悪化してしまうので、NG行為をよく確認してからお風呂に入りましょう。

お風呂に入るときの3つの注意点

長風呂

お風呂に入っている時間が長いと、自分が思っているより体力を消耗しているので、風邪の治りが遅くなってしまいます。

入浴時間の適切な時間は長くても15分ぐらいです。

湯冷め

入浴がダメだとされてきた理由は、湯冷めによる風邪の悪化のため、体を冷やさないように対策を行えば早く治すことができます。

昔は脱衣所の温度が低く、着替えている間に体を冷やして悪化させてしまうことが多かったのですが、今は暖房器具があるのでお風呂に入った後の湯冷めはほとんど起きません。

ただし、暖房器具がなかったり乾かすのに時間がかかったりすると、体が冷えて風邪の症状が酷くなるので気を付けましょう。

発熱時

38度ぐらいの発熱を起こしているときに入浴をすると、熱による体力低下が更に酷くなるので、フラフラな状態のときは避けることが大切です。

風邪を治すためには体力を付けることが重要になるので、熱があるときは無理に入浴を行わないようにしましょう。

お風呂に入るときは、長風呂や湯冷めに注意するとリラックスできて体も温まるので、質の良い睡眠を取ることができます。

しっかり熟睡できると風邪が治りやすくなるので、自分の体調をよく確かめて問題がなければお風呂に入ってくださいね!


3 風邪を引いたときの食事方法


風邪を引いたときは治すためにも栄養を摂る必要がありますが、状態によっては無理をして食べると体調が悪化してしまいます。

風邪の原因であるウイルスは胃腸にも影響を及ぼすので、食べ物の消化や吸収が上手くいかなくなる上に、炎症を引き起こす場合があります。

そのため、何も口にしたくないほど症状が酷い場合は、食べることを控えて体への負担を和らげましょう。

特に、冷たい食べ物は胃腸を刺激してしまうので、風邪を引いたときはアイスクリームのように体を冷やす物は避けることが重要です。

そして、温かくて消化の良い食べ物であっても、食べた後に下痢や吐き気などの症状が現れたときは、悪化を防ぐためにも口に入れないようにしてくださいね!


4 正しい水分摂取とは?


風邪を引いたときは汗を大量にかくので水分補給が非常に大切ですが、飲み物選びには注意する必要があります。

水分補給に向かない4つの飲み物

・冷たい水
・コーヒー
・お茶
・ジュース

水分補給をするときは、利尿作用が強いコーヒーやお茶、糖分が高いジュースを飲んでしまうと体の水分が少なくなります。

風邪を引いているときは脱水症状が起きやすくなるので、体内の水分を必要以上に出さないことが大切です。

また、冷たい水は食べ物と同じように胃腸に負担をかけてしまうので、風邪の治りが遅くなってしまいます。

そのため、水分補給を行うときは常温の水や白湯、スポーツドリンクが適切になるので、定期的に飲んで早めに回復させましょう!


5 服や布団に注意する理由


風邪を引いたときは、熱を引かせるために服を着込んで布団をたくさんかぶってしまいますが、実は悪化の原因となるので正しいやり方を行う必要があります。

熱を下げるためには、内側に篭らないようにすることが大切で、発散しやすいように薄着で過ごすのがおすすめです。

ただし、体を冷やさないことも重要になるので、毛布を使用したり湯たんぽを用意したりして、体を温めつつ発汗しやすい状態にしましょう。

そして、汗を吸収した服をずっと着ていると体を冷やす原因となるので、着替えも傍に用意してすぐに変えられるようにしておくことが重要になります。

厚着や布団の重ね過ぎは熱の行き場がなくしてしまうので、体を冷やさない程度の薄着に変えて安静にしていてくださいね!


6 寒気があるときに気を付けたいこと


熱があると体が熱くなるので、氷枕のように冷たい物を使用することがありますが、適切な場所に当てないと熱を下げる効果を得られません

また、寒気を感じているときに使うと体を冷やしてしまうので、使用するタイミングには十分注意する必要があります。

熱を下げるためには動脈を冷やすことが重要になるので、場所を確認してから行いましょう。

熱を下げられる3つの動脈

・首の下にある頸動脈
・脇にある腋窩動脈
・内腿の付け根の鼠径動脈

上記3つの部分に冷えている物を当てると、熱が下がりやすくなるので、今まで間違った方法を行っていたらすぐに改善してくださいね!


風邪が悪化してしまう可能性がある、体に良いとされてきた方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

風邪を悪化させる原因は、激しい運動や人混みはもちろん、体に良いとされてきた習慣にもあるので、早く治すためにも今までの方法を見直す必要があります。

特に、お風呂は湯冷めすることから避けられてきましたが、今は充実した暖房器具があるので体の冷えを防げます。

体を温めてリラックス状態になると、睡眠の質が上がって治るまでの期間を短縮できるのでぜひ実践してみましょう。

他にも、無理のない食事や水分の摂取方法、発汗を促すための服装などに注意すると回復を早められるので、風邪を引いたときは正しいやり方を実践してくださいね!

まとめ

風邪がむしろ悪化する?体に良いとされている行動習慣

1 風邪の引き始めでも激しい運動や人混みは避ける
2 長風呂や湯冷め、発熱時を避ければお風呂は入れる
3 風邪の症状が酷いときは無理に食べない
4 利尿作用や冷えている物、糖分が含まれている飲み物は飲まない
5 服や布団をたくさん重ねると熱が下がりにくくなる
6 寒気があるときは冷やす物を使わない


今、あなたにオススメ

免責事項

copyright ライフスタイルNext