チーズの食べ過ぎが原因のか7つの体へのデメリット

チーズの食べ過ぎが原因の7つの体へのデメリット

チーズは加工食品として、実は世界最古の食べ物と言われ、日本では「蘇」という名前で飛鳥時代に中国から伝わりました。

栄養価の高い蘇は日本人に馴染み、天皇や貴族たちによって高級食材として珍重されてきたと伝えられています。

そんなチーズですが、食べ過ぎてしまうと様々な体のデメリットが生じてしまいます。

そこで今回は、チーズの食べ過ぎで起こる症状、そして1日あたりの摂取量の目安も併せてご紹介します。


チーズの食べ過ぎが原因のか7つの体へのデメリット


1 チーズには栄養価が沢山含まれている


チーズにはタンパク質は勿論、脂質やカルシウム、ビタミンなどが含まれています。

タンパク質は筋肉を作る栄養素ですし、脂質はエネルギーになるだけでなく人の神経組織や細胞膜を作る材料になります。

またカルシウムはその90%は骨や歯を作るミネラルで、しかも体の調整をする力がありますし、チーズに含まれているビタミンAは視力を保つ力を持っており、ビタミンBは取り込んだ糖質や脂質をエネルギーに変える力があります。

知っているようで知らないチーズ、、そもそもチーズは作り方によって2つの種類に分けられます。

ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは牛や山羊や羊の乳を、乳を固める為の酵素や乳酸菌と混ぜて発酵と熟成をしたもので、7つのタイプに分けられます。

7つのナチュラルチーズの種類

セミハードタイプ

ナチュラルチーズに圧力を加え、水分を取り除いたもので、ゴーダチーズのようなやや硬いタイプです。

ハードタイプ

セミハードタイプのチーズからさらに水分を抜いたものがハードタイプと呼ばれるチーズです。チェダーチーズやパルミジャーノなどの硬くて重厚なものがこの種類になります。

フレッシュタイプ

熟成させないタイプで、乳酸菌や酵素を加えて固めたものでフロマージュ・ブランやモッツァレラチーズなどです。

白カビタイプ

カマンベールチーズのような表面に白カビを繁殖させて熟成させたものです。

青カビタイプ

青カビを混ぜ込んで内側から熟成させたゴルゴンゾーラやババリアブルーチーズは塩味がきついタイプです。

ウォッシュタイプ

エポワスチーズやリヴァロチーズのような、チーズの表についている菌を熟成させるタイプなのですが、とても匂いが強いので何日かごとに酒や塩水で洗います。

シェーブルタイプ

山羊の乳から作られたチーズ

プロセスチーズ

プロセスチーズとは砕いたナチュラルチーズに乳化剤を加えて熱したもので、キャンディチーズやナッツやペッパー入りの6Pチーズのような長期保存が効くものに加工されます。

チーズが人間の体にとって大切な、ビタミンやミネラルを含んでいることはお分かりいただけたことでしょう。

ただ、食べ過ぎると様々な体へのデメリットがありますので、そちらを次章以降でご紹介します。


2 チーズを食べ過ぎて体臭がきつくなる


乳製品のチーズは脂質の割合が高いですが、一方で脂質を燃やすビタミンBも含まれている為に代謝を活発にしてくれます。

ただ、チーズを多く摂りすぎると、脂質が腸内の突起の間に詰まってしまい臭いを発してしまいます。

これがいわゆるチーズ臭で、欧米人が日本人より体臭がきついのは、脂質の摂取量が多いからと言われています。

臭いを気にする方は、くれぐれもチーズの食べ過ぎに注意しましょう。


3 チーズの食べ過ぎで肌荒れや下痢を起こす


哺乳類の乳には乳糖が含まれており、人間の乳児においてはお腹の中の善玉菌を増やしてミネラルの吸収を助ける役割を持っている、なくてはならないものですが、分子が大きく、ラクターゼ分解酵素の助けを借りないと吸収されにくいです。

ラクターゼは乳糖分解酵素と呼ばれ多糖類の乳糖を単糖類に変える役割を持っています。

単糖類はブドウ糖や果糖なと、これ以上分解できない大きさの糖の事で、これが3つ以上組み合わさっていると多糖類になります。

乳糖はラクターゼによってガラクトースとグルコースという小さい分子に分解されて小腸から吸収されます。

そもそも生まれたばかりの赤ちゃんにはラクターゼが備わっており、乳糖を吸収することができます。

それが日本人は外国人に比べて、元々ラクターゼをあまり持っていない、そして大人になるにつれてラクターゼが減っていく、あるいは全く無くなってしまと、下痢や肌荒れを引き起こしやすくなるのです。


4 チーズを食べ過ぎて吐き気や頭痛を起こす


頭痛を誘発する成分として、最近注目されるようになったものにチラミンがあります。

食品に含まれるチラミンが、体内で蓄積されることで、吐き気や頭痛を引き起こす原因になってしまうのです。

実はこのチラミンが多く含まれる食品に、チョコレートやピーナッツバター、そして魚の塩漬け、醤油、味噌、ワイン、チーズなどの発酵食品が多いのです。

吐き気や頭痛を引き起こすためには、相当量のチラミンが体内で蓄積される必要がありますので、チーズをはじめとする食べ物を大量に摂取しない限りは問題ありませんが、まれに少量でも症状が出る方もいます。


5 チーズ依存症がもたらす体へのデメリット


「チーズ依存症」というのは聞きなれないかもしれませんが、2015年にミシガン大学とアメリカ国立医学図書館が行った調査で発表された論文で発表された、比較的に新しいキーワードです。

約500人に行った食物依存に関するアンケートを行い、その結果、回答の中で「予定より多く食べてしまう事がある」「絶えずその食品を食べている」という食べ物ランクの1位がピザであることがわかりました。

  • 1位:ピザ
  • 2位:チョコレート
  • 3位:ポテトチップス
  • 4位:クッキー
  • 5位:アイスクリーム

他には7位がチーズバーガーで、10位がチーズでした。

つまり「チーズを食べるのが止まらない」状態になる人が多い事がわかります。

チーズにはタンパク質の一種であるカゼインは、体の中で消化される時にカソモルフィンペプチドを経て、脳内に快感を引き出すホルモンである大量のドーパミンを分泌に関与します。

このドーパミンが分泌され過ぎると、幸福感や高揚感から抜け出すことができず、食べ過ぎが止まらなくなってしまうのです。

チーズを含む食べ物は、どれも体に良いとは言えない高カロリーで糖分や塩分過多のものばかりで、食べ過ぎると動脈硬化のリスクが高まります。

いくら健康に良いからと言っても、チーズは塩分、脂質多め食品ですので、食べ過ぎには気を付けましょう。


6 チーズアレルギーで起こる怖い症状


チーズアレルギーとは、チーズを食べることで、吐き気や蕁麻疹、お腹を下ししまうなどの症状が起こることです。

原因はチーズに含まれるカゼイン、βラクトグロブリンという体内で分解しにくいたんぱく質によるものです。

チーズアレルギーの特徴として、チーズを食べて多少時間が経過してから症状が出ることがあり、さらに原因がチーズであることに気づきにくいことが挙げられています。

さらにチーズアレルギーが悪化すると、チーズをほんの少し食べただけで、口の周りに炎症を起こしたり、ぜんそくのような症状が現れることもあります。

食事やおやつでチーズを食べた後に、決まって吐き気や肌にぶつぶつができる、お腹が痛くなる等の症状が出る場合は、チーズアレルギーを疑いましょう。


7 チーズを食べ過ぎないために知っておきたい1日あたりの摂取量目安


成人1日あたり必要な塩分は男性で8g未満、女性の場合は7g未満になりますが、もしこれを全部チーズで摂取すると70g相当、6Pチーズなら3.5個の摂取が限度になります。

そして、成人1日あたりの脂肪摂取量は50gまで、6Pチーズなら1個半くらいが適量です。

塩分と脂肪の両面から考えれば、成人1日あたり6Pチーズ1個くらいの摂取にしておくのが、健康面で問題が出ない適量となります。


さて、『チーズの食べ過ぎが原因のか7つの体へのデメリット』はいかがでしたか。

チーズは健康に良いと考えている方も多いのですが、突き詰めていくと1日あたり食べられる量が意外に少ないことがわかりますよね。

そんなチーズですが、虫歯予防に効果があったりもします。

虫歯の原因は、歯のエナメル質を溶かしてしまう酸で、唾液を出す事で酸を中和していますが、チーズには唾液の分泌を促す役割があり、さらにチーズに含まれるリン酸カルシウムは歯の表面に保護膜を作ってくれるので、エナメル質が溶けるのを防いでくれるのです。

デメリットもメリットも、両方あるチーズは適量を摂取すれば問題ない食品ですので、食べ過ぎないように気を付けて食べていきましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

チーズの食べ過ぎが原因のか7つの体へのデメリット

1 チーズにはこんな栄養価がある
2 チーズを食べ過ぎて体臭がきつくなる
3 チーズの食べ過ぎで肌荒れや下痢を起こす
4 チーズを食べ過ぎて吐き気や頭痛を起こす
5 チーズ依存症がもたらす体へのデメリット
6 チーズアレルギーで起こる怖い症状
7 チーズを食べ過ぎないために知っておきたい1日あたりの摂取量目安


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