ヨーグルトは、便秘改善や、美容、ダイエットに効果が期待できるということで不動の人気ですよね。また、朝の忙しい時間帯や小腹が空いた時などに、お手軽に食べることが出来るため、毎日食べている方は多いのではないでしょうか?
しかしながら、「体にいいから」といっても、実は体質に合っていなかったり、自分では普通だと思っている量が、食べ過ぎの域に達している場合は、ちょっと問題です!
そこで今回は、ヨーグルトの食べ過ぎが原因で起こる体へのデメリットをご紹介します。
ヨーグルトの食べ過ぎが原因の5つの体へのデメリット
1 ヨーグルトで腸内環境を整えるはずが下痢に?
ヨーグルトには、腸内環境を整える働きがあるのはよく知られていますよね。しかしながら、ヨーグルトの食べ過ぎで、下痢を引き起こすこともあるため要注意です!
考えられる原因の一つは、乳糖不耐症です。牛乳と違ってヨーグルトは、乳糖が発酵過程で分解されていますが、実際のところ、少量の乳糖が残っていることが多く、ラクターゼという分解酵素がない方は、ヨーグルトの食べ過ぎで下痢になる事もあるのです。
乳糖不耐症は体質ですので、どうしようもありませんが、それ以外の事が下痢の原因である場合は、ちょっとした注意で予防は可能です。
「最近、下痢気味かな?」という方、ダイエットに良さそうだからとヨーグルトばかり食べている方は、食べ過ぎの可能性が大ですので、食べる量を減らす置き換えダイエットに切り替えてみましょう。
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また、「せっかく買ったから最後まで食べなきゃ、、」「賞味期限が切れるから全部食べてしまわないと!」という「もったいない」気持ちが先行して食べ過てしまう方は、ヨーグルトを有効活用するためにヨーグルトパック用に使ってしまうという手もありますよ!
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2 ヨーグルトでお通じ改善のはずが酷い便秘に?
便秘に悩む女性は多いですが、お通じをよくしたいと思う一心で、ヨーグルトを毎日たっぷり食べていませんか?
それでいて、相変わらず便秘が改善されなかったり、悪化しているようなら、ヨーグルトの食べ過ぎが原因かもしれません!
ヨーグルトは半固形状で一見、消化に良さそうに見えますが、主な成分は、タンパク質や脂質です。よって、お肉を食べ過ぎた時と同じように、未消化のタンパク質が、長く腸内に残ってしまうことで、善玉菌を増やすどころか悪玉菌が増えて便秘が悪化するのです!
その他に考えられる原因として、体に合っていないヨーグルトの食べ過ぎです。乳酸菌には色々な種類がありますが、人それぞれ、合う菌は違いますので、ヨーグルトを変えてみて、2週間から1ヶ月程度、様子を見ることをオススメします。
3 ヨーグルトの食べ過ぎで体が冷えやすくなる?
東洋医学では、食品には陰と陽があり、ヨーグルトは陰性食品とされています。陰性食品のよく知られている特性の一つが、体を冷やすということ。したがって、ヨーグルトの食べ過ぎにより、冷え体質になることもあるのです!
ヨーグルトを毎朝、食べるという方はとても多いですよね。
その際に、なんとなく栄養バランスが良さそうだし、美味しいからといって、フルーツを加えているならば、NGです!
特にバナナ、マンゴー、パイナップルといったトロピカルフルーツは陰性食品で、より一層体を冷やすリスクがあります。もし何かを足したい場合は、次のような食品にするとバランスがよくなるでしょう。
この中でも特にヨーグルトとの相性が抜群なのがハチミツです。
ハチミツに含まれるオリゴ糖やグルコン酸は、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌のエサになるため、悪玉菌の増殖を抑えては腸内環境を整えてくれるので、体の冷えだけではなく、便秘や下痢の改善に効果があります。
4 ヨーグルトでダイエットどころか肥満に?
体重を落としたいからといって、食事を減らす代わりにヨーグルトばかりを食べていませんか?体質や食べ方にもよりますが、ヨーグルトの食べ過ぎは、痩せるどころか逆に肥満原因になるため要注意です!
無糖タイプのヨーグルトであっても、100gのカロリーが65kcal前後、脂質もやや高めです。
1日の摂取量が100gから200gなら問題はないですが、それ以上になると、明らかに食べ過ぎ!さらに、便秘解消を目指して、オリゴ糖やフルーツグラノーラを加えると、けっこうなカロリーになるのです!
また、乳製品の脂肪分は、飽和脂肪酸と呼ばれるもので、お肉の脂身を想像すると分かりやすいですが、常温では溶けないため、悪玉コレステロールが増える原因にもなります。
コレステロール値が高めの方は、低脂肪タイプのヨーグルト、もしくは豆乳ヨーグルトを選ぶようにしてくださいね。
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5 ヨーグルトの食べ過ぎでアレルギーを発症?
同じ物の食べ過ぎが原因で起こる遅延型アレルギーをご存知でしょうか?
通常、アレルギーというと、食べてすぐに症状が出る即時型のタイプがよく知られていますが、遅延型というのは、食べてから6時間から24時間後に何かしらの症状が表れます。
アレルギーを起すことが多い食品は、卵、小麦製品、ヨーグルトなどの乳製品ですが、時間が経ってから表れるため、アレルギーを特定しにくいのが事実です。
消化不良、下痢、肌荒れ、倦怠感、情緒不安定など、症状が幅広い点も、遅延型アレルギーの特徴です。そこで、アレルギー予防のために、ヨーグルトを食べる際のポイントをご紹介します。
ヨーグルトにはデメリットがある一方、メリットの多い食品でもあります。体のちょっとした変化に気をつけながら、適量を摂取しましょう。
ヨーグルトに限らず全ての食品について言えるのは、どんなに健康、美容効果が高いとされていても、食べ過ぎは、決して良くないという事です!。
様々な食品をバランスよく摂取し、全ての栄養の相乗効果で、はじめて体調がよくなったり、肌や髪の調子がよくなることを、覚えておいて下さいね!
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