鎮痛剤の副作用6つと気を付けたい注意点

鎮痛剤の副作用6つと気を付けたい注意点

頭痛や腹痛、普段何気なく生活をしていても襲ってくるこの痛みを鎮めるためには、鎮痛剤の服用が大切になりますが、副作用を起こす危険性も秘めています。

副作用の中には体に痛みが走る場合もあり、それを抑えようと別の鎮痛剤を服用するという悪循環に陥る可能性もあるので注意が必要です。

この状態を回避するためには、鎮痛剤で一時的に痛みを和らげるだけでなく、痛くなった原因を突き止めることが大切になります。

そして、鎮痛剤の服用で発生する副作用には実に様々な種類があって、痛みはなくなっても体調があまり良くないという事態になることが多いです。

そこで今回は、鎮痛剤を服用することで起きるよくある副作用と、気を付けたい注意点をご紹介します!


鎮痛剤の副作用6つと気を付けたい注意点


1 異常な眠気を感じることが多い


鎮痛剤を服用することで起きる副作用で最も多いのは、異常なほどの眠気になります。

この症状が発生する鎮痛剤は数多く、気を付けていないと様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。

鎮痛剤の副作用の一つである眠気で注意すること

  • 車の運転
  • 機械を動かす
  • 仕事中に寝てしまう

この3つは眠気がある状態で行うと様々なトラブルを招いてしまい、人の命にまで関わってしまう可能性があるので、鎮痛剤を服用するときはどのような副作用があるかしっかり確認することが大切になります。

そして、トラブルを起こさないためには何らかの痛みが生じたとき、安静にして治るまでゆっくり療養することが大事で、なるべく鎮痛剤に頼らずに過ごすようにしましょう。

ただし、耐えがたいほどの痛みを感じたときは、鎮痛剤を服用して一時的に緩和をしてから病院へ行くことが重要になります。

日常的に鎮痛剤を頼りながら生活をしていると、副作用の発症率が高まるので痛みの発生頻度が高い場合は、すぐにお医者さんに診てもらってくださいね!


2 服用タイミングを誤ると下痢や腹痛が起きる


体のどこかに痛みを感じて、それを抑えようと鎮痛剤を服用したとき、下痢や腹痛に見舞われた経験ありませんか?

下痢や腹痛の原因は、食べ物が入っていない空っぽの胃に鎮痛剤が接触することで起きます。

そのため、食前に服用と書かれていない限り、鎮痛剤は食後に飲むようにして、それでも下痢や腹痛が起きたら薬が体に合っていない可能性があるので、そのまま飲み続けないでお医者さんに相談をしましょう。

また、鎮痛剤の副作用で起きる下痢や腹痛は、服用して1週間経った後や、2ヶ月以上日数が進んでから発症する場合もあるので、薬を飲むときは経過に注意する必要があります。

そして、用法用量を守って服用しても異常が現れた場合、量を減らして様子を見ることも大事になるため、自分の体の状態を常に把握するようにしましょう。


3 胃腸が弱いと吐き気を感じることがある


鎮痛剤に含まれている成分には、副作用が少ないものもありますが、胃腸が弱い方は吐き気や、酷いときには嘔吐をしてしまう可能性があります。

いくら副作用が少なくても、人それぞれ体質が違うので、異常を感じたらすぐに服用を止めることが大切になります。

もちろん、空腹時の服用は吐き気や嘔吐の原因にもなるので、用法用量を守ったにも関わらず副作用が出た場合は、お医者さんに相談をして自分の体に合った薬を飲む必要があります。

特に鎮痛剤は、胃腸に刺激を与えやすいので、自分の体質を考えてから購入しましょう。


4 朝起きたらむくみが発生している場合もある


鎮痛剤を服用し始めたとき、朝起きたら体にむくみが発生している場合があるので、女性の方は気になりますよね。

体に発生するむくみは基本的に、冷えやお酒の飲み過ぎであることが多いのですが、鎮痛剤による副作用の可能性は十分あります。

このむくみを回避するためには、軽い痛みのときは鎮痛剤を飲まないようにすることで、痛みが発生するたびに服用していたら、それが癖になって日常化してしまいます。

日常的に服用していると、いつまでたってもむくみが解消できなくなってしまう上に、別の副作用の発生率も高くなります。

また、どうしても鎮痛剤を飲まなくてはいけないほどの痛みが出るときは、自分にとって負担の少ない薬を見つけることも大切で、体質に合ったものを使うと副作用が起きる確率を減らせます。

鎮痛剤によるむくみで悩んでいる方は、量を減らしたり体質に合ったものを使ったりして対策を行ってくださいね!


5 鎮痛剤を飲み続けるとうつ病になる


体に起きた痛みを抑えてくれる鎮痛剤ですが、これを飲み続けると体調が悪化してしまいます。

悪化した状態で過ごしていると、いつまでも治らないせいで段々不安になっていき、そのストレスからうつ病に発展する可能性があります。

そのため、鎮痛剤を服用するときは強い痛みを感じたときにのみ服用して、安静にするか病院に行くことが大切になります。

また、飲み続けたことで悪化した体調不良によるストレスは、精神に負担をかけるだけでなく、頭痛にもつながってしまいます。

頭痛を治そうとして、別の鎮痛剤を服用し始めると更に体調が悪くなるので、痛みが悪循環を起こしていつまでも痛さと戦う羽目になります。

体と心の健康を守るためにも、鎮痛剤の服用は軽い症状のときはなるべく控えてくださいね。


6 鎮痛剤を服用するときの注意点


鎮痛剤を服用することで起きる副作用は、飲み方を変えると軽減される場合があります。

鎮痛剤を服用するときの注意点

過剰摂取

鎮痛剤は痛みを抑えるためには確かに有効ですが、あまりの痛さを治そうとして過剰摂取すると、逆に症状を悪化してしまう上に、別の場所が痛くなる可能性があります。
このような副作用を回避するためには、用法用量を守ることで、記載通りに服用するとリスクを軽減させられます。
また、それでも症状が出る場合、服用する量を少なくすることも大切になるので、様子を見ながら鎮痛剤を飲むようにしましょう。

軽い症状のとき

鎮痛剤はその効果から、少し痛みを感じただけでも服用してしまいがちですが、軽い痛みが発生するたびに飲むと副作用を起こす確率が上昇します。
そのため、安静にしていれば治るぐらいの軽い痛みの場合は、自然に任せてゆっくり休むことが副作用を回避するためには大切です。

このように、鎮痛剤は痛みを抑える効果がありますが、服用方法を間違えてしまうと副作用のリスクがとても高くなります。

用法用量を守っていても副作用は発生するので、痛みをなくすためには原因を突き止めることが大切になります。

自分の体によく起きる痛みの原因を知ると、鎮痛剤を服用しなくても対策ができるようになるので、生活を振り返ってストレスや生活習慣などから痛みの原因を探ってみてくださいね!


さて、『鎮痛剤の副作用6つと気を付けたい注意点』はいかがでしたか?

頭痛や腹痛、女性であれば生理痛など、生きていたら必ず発生する痛みは鎮痛剤で抑えることができますが、 用法用量を守っていても副作用を起こす可能性があります。

代表的な症状は異常なほどの眠気で、これは気を付けていないと重大なトラブルを起こしてしまいます。

また、鎮痛剤は胃にダメージを与えやすく、お腹が空いている状態や過剰摂取など、様々な要因で胃腸を傷つけて下痢や腹痛の症状を引き起こします。

このように、鎮痛剤はたくさんの副作用を引き起こすので、服用しないようにすることが大切になりますが、強い痛みを感じたときには必要不可欠になります。

一時的に痛みが緩和されると動けるぐらいには回復するので、本当に痛みが酷いときには鎮痛剤を服用して病院へ行ってくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

鎮痛剤の副作用6つと気を付けたい注意点

1 異常な眠気を感じることが多い
2 服用タイミングを誤ると下痢や腹痛が起きる
3 胃腸が弱いと吐き気を感じることがある
4 朝起きたらむくみが発生している場合もある
5 鎮痛剤を飲み続けるとうつ病になる
6 鎮痛剤を服用するときの注意点


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