内反小趾は外反母趾と共に女性に多く見られる疾患で、外反母趾とは逆に小指が内側に曲がる変形から起きます。
靴にすれて痛みを感じるなど様々な症状を引き起こすため、一刻も早く治したいものですよね。
そこで今回は、自分で内反小趾を改善する方法、また予防するための対策をお伝えします。
内反小趾の原因と自宅でできる対処法
1 内反小趾ってどんな疾患なの?
内反小趾は、足の小指付け根が痛む、また変形を起こしている疾患です。
親指が外側に変形する外反母趾の症状と共に起きることが多く、また単独で変形を起こしている場合もあります。
薬指と小指の間にある靱帯が伸びることで、小指の関節がくの字に変形する、もしくは小指に負荷がかかることで変形することから、これらの痛みが起きます。
2 内反小趾になる原因とは?
内反小趾が起きる原因には、以下のことがあげられます。
3 内反小趾を治すために自分でできる方法
内反小趾の症状には、小指の曲がっている角度によって違いがあります。
まだそれほど曲がっていない状態なら、自分で症状を改善することも可能です。
4 内反小趾を治すために病院ではどんな治療をするの?
痛みがある、腫れがひどい場合には、自分で症状を改善するのは難しい状態です。
整形外科でレントゲンを撮り、治療の方針を決めてから治療に移ります。
これらの治療でも改善ができない場合は、手術を行いますが、それはあくまでも最終的な手段です。
足のサポートを行いながら、足の筋肉をつける、また足の負担となる肥満の解消など、様々な原因を取り除くことで、内反小趾の悪化を防ぐことは可能です。
5 内反小趾を予防するためにしたいこと
内反小趾が起きる原因の一つに、足裏の筋肉や足の指の筋力が低下していることがあげられます。
かつては草履や下駄などで、指でものを掴む機会の多かった日本人は、靴を履くことで足指を動かす機会が減り、また同時に幅の狭い靴やハイヒールなど、足指を締め付けることも多くなってきています。
さらにスマホやパソコンの使用が増えたことによる、猫背などの姿勢の悪さも、歩き方の悪さにつながり、内反小趾を起こしやすくなります。
足の指を使うことで、歩き方の改善にもつながります。
自分に合った方法で、足指を毎日鍛える習慣を身につけましょう。
内反小趾の原因、自宅でできる対処法と病院で行う治療方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
足の指の変形としては外反母趾がよく知られていますが、小指の変形が起きる内反小趾になる方も増えてきています。
足の指を締め付けたり、足の指を自由に動かせない環境から、内反小趾になりやすくなります。
初期の症状ならインソールを変えたり、靴を替えるだけでも改善は可能ですので、悪化させないうちに対処するようにしましょう。
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