足湯の効果を最大限活かして健康美人になるための6ステップ

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冷え性に悩む女性って多いですよね。体質だから仕方がないと放っておくと、血液循環が悪くなり、むくみや肌の不調、便秘、肩こりといった悪い症状が出やすくなってしまいます。

こういった症状を未然に防ぐために注目されているのが、自宅で手軽にできる足湯なのです!

そこで今回は足湯の効果を活かして、健康美人になるための6ステップをご紹介します!


足湯の効果を最大限活かして健康美人になるための6ステップ


ステップ1 足湯には見逃せない効果が盛りだくさん!


冷え症は手足の冷えだけではなく、全身の不調と関係しています。

体温は自律神経によってコントロールされていますが、体を冷やしやすい食生活や生活習慣、ストレスなどで、体温調整が上手く働かなくなることもあります。

さらに血行が悪くなると、全身の細胞に酸素や栄養分なを送り届け、老廃物など不要なものを運び出す働きが弱くなります。

その結果、老廃物が停滞してむくみやすくなり、細胞の栄養不足で内臓機能が低下するなど、全身にトラブルを引き起こします。

美容にも健康にも悪影響を及ぼしかねない血行不良を効率良く改善するためには、体を温める必要があります。

だからと言って、冷えを感じる度に入浴するのは手間がかかりますよね。

もっと手軽に効率良く体を温めたい、そんな方におすすめなのが、多くの血管が通る足を温める足湯なのです。

ここで足湯のすばらしい効果をご紹介します。

良い事づくめ!体が喜ぶ足湯効果

足が温まり血管が拡張、足の血液循環向上

足に溜まった老廃物を流し、むくみが改善します。

リンパの流れも良くなり代謝アップでむくみ解消

体温が上がるので、免疫力や代謝がアップします。
さらに、リンパの流れをスムーズにし、疲労回復効果もあります。

内臓への血流も良くなり肝臓の働きが向上

全身が温まるので、全身の血行が良くなり内臓が温まります。
そうすると、体の隅々まで熱が送られるので、つらい冷え症も緩和されます。

心身へのリラックス効果

副交感神経を刺激し、自律神経を整えてくれます。
さらに、ストレス緩和や安眠にも効果が期待できます。

このように、足湯は私たちが健康で美しくいるための手助けをしてくれます。

冷たい手足を温めてくれる即効性だけではなく、継続することで様々な効果を実感できるのです。

冷えでお困りの方、ぜひ足湯を試してみましょう!


2 出費を抑えても効果は最大限!足湯に必要な物


足湯のメリットは、なんといってもその手軽さではないでしょうか?

足湯をするからといっても、用意するものはお湯とお湯をためるものだけ!足湯専用アイテムがなくても、自宅にあるものや100均ショップで買えるものでOKです!

自宅で足湯をする時に用意するもの

たらい、またはバケツ

両足を揃えて入れた時にゆとりがある底の広さで、くるぶしまで湯につかっても余裕がある深さのものを選びます

防水シートなどの敷物

たらいの下に敷き、周囲が濡れるのを防ぎます

タオル

足を拭きやすいサイズのものを用意

足湯は初めてという方こそ、まずは安く手軽に用意できるもので、足湯の効果を実感してみてください。


3 足湯の基本的なやり方


足湯のやり方は色々とありますが、ここではシンプルかつ効果的に出来る足湯方法をご紹介いたします。

リラックス&全身ホカホカの足湯方法

①たらいなどに40℃くらいのお湯を用意し、両足をゆっくりと入れます
②15分~20分ぐらい、足をつけます
※喉が渇いたらその都度水分補給しましょう
③終わるときに両足に冷水をかけます(省略しても大丈夫です)
※冷水で足の保温状態が継続します
④バスタオルで拭き取り、温まった足を冷やさないように、手早く靴下を履きましょう

足湯中にお湯の温度が下がるため、差し湯用に80℃くらいの熱めのお湯と、水分補給用の水や白湯を準備しておきましょう。

足湯は朝昼夜の3回行うのが理想的なのですが、実際はなかなか難しいですよね。

その場合は、夜就寝する30分前に足湯を行うことをお勧めします。

時間をかけて全身を温める足湯では、自律神経の副交感神経が優勢になり、リラックス効果を得られますので、眠りにつきやすくなるメリットもあります。


4 塩入り足湯でデトックス&保湿効果


お湯に足をつけるだけで体を温められるのが足湯のメリットですが、基本の足湯に慣れたら、他のバリエーションを試してみたくなりますよね?

そんな方には、家庭に常備してある塩を使った塩足湯をおすすめします。

普通の食塩(できれば自然塩)大さじ2杯をいつもの足湯に加えるだけで、冷え防止だけではなく、次のようなうれしい効果があるのです!

塩足湯で実感できる更なる効果

全身が温まり代謝がアップ

保温効果が高いので、風邪予防にもなります。

塩の保湿効果とスクラブ効果でしっとりとしたすべすべの肌に

古い角質で固くなった足裏を柔らかくしてくれます。

発汗によるデトックス効果でむくみ解消

浸透圧で発汗が促進、体内の余分な水分や老廃物を効率良く体外へ排出してくれます。

自然塩は一般的な塩よりも、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富で、新陳代謝を活発にする働きがより高いので、ひどい冷えやむくみにお悩みの方には特におすすめです。

新陳代謝は健康と美容面において大切ですから、足湯プラスαとしてぜひ自然塩を取り入れてみてください!


5 五感を刺激する足湯でリラックス効果と安眠効果


塩足湯には優れたデトックスや保湿効果がありますが、一方、五感を刺激する香りを感じながら足湯をすると、リラックス効果と安眠効果が高まります。

例えば、お湯の中に好みのアロマオイルを数滴落とせば、リラクゼーションサロンのような雰囲気も楽しめますよね。

面倒そうに思えて意外と簡単に出来るものが、みかんの皮足湯!柑橘系の香りで、癒され効果アップ間違いなしです!

そこで足湯に使うみかんの皮の準備方法をご紹介します!

皮も無駄にはしない!足湯用みかんの皮の準備方法

①みかんを食べる前に、ワックスや農薬を取り除くために、よく洗います。
②みかんを食べたら、皮を適当な大きさにちぎり、ザルなどの上に重ならないように広げます。
③日陰の風通しのよい場所に1週間程度おいて乾燥させ、カリカリになったら出来上がり!

みかんの皮以外でも、柑橘系のグレープフルーツやレモンなどでもOKです。

足湯に皮をいれると、リモネンという精油成分が溶け出し血管を拡張させ、血液循環が良くなります。

また豊富なビタミンCやクエン酸のおかげで、かさつきがちな足裏もしっとりと潤います。

乾燥させたみかんの皮は長期保存も出来ますので、まとめて作っておいても便利ですよね。

保存する場合は、湿気を防ぐために蓋つきの密封容器に入れたり、風通しのよいところで保存するようにしましょう。


6 心身が元気になる!足裏刺激と足湯効果


足裏にはたくさんのツボが集まっているのはご存知ですよね。

足裏を刺激しながらの足湯は、足の疲れをとるのに効果的で、痛気持ち良い感じがなんともいえません!

バケツにゴルフボールを2個入れて、足裏でゴロゴロを転がせたり、イボイボのついた健康サンダルを履いたまま足湯しても良いでしょう。

また、足湯後に足が十分に温まっているときに、足のツボを刺激すると、足湯とツボ刺激の相乗効果が期待できます。

足湯のついでに刺激したい足のツボ

湧泉

足湯の効果を高めるツボ・湧泉

湧泉の場所と効果

土踏まずの少し上、足の指を曲げた時にできるくぼみにある足裏のツボです。
冷え症やストレス解消、疲労回復、生理痛などに効果があります。

湧泉の押し方

両手の親指を使って、押し込むように10~15秒刺激します。
※足裏の皮膚は固いので、効率良く刺激するためにはゴルフボールなどを使ってもOKです。

三陰交

足湯の効果を高めるツボ・三陰交

三陰交の場所と効果

足の内くるぶしから指4本分上にあるツボです。
冷え症や便秘、生理痛、更年期障害など女性に多いトラブルに効果があります。

三陰交の押し方

骨のきわにあるので、骨に親指または人差し指を引っ掛けるようにして押します。
足湯の際に三陰交までお湯につかるようにすれば、ツボ刺激と同様の効果が得られます。

足湯中にふくらはぎや足裏をマッサージしておくと、ツボ刺激の効果がさらにアップしますよ。

気軽に刺激できるツボは、手にもたくさんのツボがあるので、手をマッサージしながらの足湯もおすすめですよ。


さて、『足湯の効果を最大限活かして健康美人になるための6ステップ』はいかがだったでしょうか?

私たちが毎日当たり前のようにお風呂に入ったりシャワーを浴びたりするのと同様に、足湯を習慣にしてしまうことで、体が温まり健康美容効果をさらに実感できるようになります。

空いた時間に好きなやり方で、何かをしながら出来てしまうお手軽な足湯、日々のストレスや疲れを溜め込む前に、ぜひ実践してみましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

足湯の効果を最大限活かして健康美人になるために6ステップ

1 足湯には見逃せない効果が盛りだくさん!
2 出費を抑えても効果は最大限!足湯に必要な物
3 足湯の基本的なやり方
4 塩入り足湯でデトックス&保湿効果アップ
5 五感を刺激する足湯でリラックス効果と安眠効果
6 心身が元気になる!足裏刺激と足湯効果


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