1604_14 / CIAT International Center for Tropical Agriculture
ここ数年、添加物フリーで肌に優しい手作り化粧水が注目されていますよね。気になってはいるけれど、まだ作ったことがないという方は多いのではないでしょうか?
一見面倒そうに思えますが、材料さえあれば、実は簡単に作ることができるのです。市販品よりも経済的で、肌のコンディションに合わせて配合を調整できる点は手作り化粧水ならではの魅力です。
そこで今回は自分にピッタリの手作り化粧水を自宅で作る方法をご紹介します!
自分にピッタリの手作り化粧水を自宅で作るための6ステップ
1 手作り化粧水をおススメしたい理由
洗顔後の化粧水を塗るけれど、「自分の肌に合っているのかな?」「高い化粧水だから少しずつ使っている」など、なんとなく使っている方は多いのではないでしょうか?
ですが化粧水には水分を補って肌の状態を整える働きがあり、また化粧水の後のケアとして必要な美容液や乳液をむらなく行きわたらせる、スキンケアにはとても大切なものなのです。
高価な化粧水をケチケチと使うよりも、懐にやさしい手作り化粧水を惜しみなく使う方が、化粧水の効果をより一層実感しやすくなります。
「でも手作り化粧水って自分で作るのは難しいのでは?」
手作り化粧水を自分で簡単に作れる方法がありますので、初めての方にもチャレンジしやすいです。
初心者の方にでも簡単にできてしまう手作り化粧水、ぜひお試しにくださいね!
2 手作り化粧水に必要な材料&道具
初めての方にまず試していただきたいのは、最もシンプルな化粧水です!
手作りの化粧水が自分の肌に合うかどうか、試してみて何が足りないかを調べていくことができます。
ベースを知り、肌の様子を見ながら徐々にアレンジしていくことで、自分にピッタリの手作り化粧水を作り出すことができます。
ここで化粧水作りに必要な材料をご紹介します。
精製水とグリセリンは、ドラッグストアやインターネットで購入できますので初めて手作り化粧水を作る方にも気軽に始められますね。
保存容器は煮沸消毒できるガラス製、雑菌が入りにくい口が小さいものをおススメします。
3 実験みたい!基本の手作り化粧水の作り方
基本の材料が揃ったら、手作り化粧水を早速作りましょう。
化粧水はビックリするほど簡単に作ることができます。
ここでは基本の配合での手作り化粧水の作り方をご紹介します。
しっかり蓋をしたらよく振るだけで、簡単に手作り化粧水が出来上がりますので失敗することありませんね。
出来上がった手作り化粧水は、防腐剤が入っていないので冷蔵庫で保管してください。
冷蔵庫に入れることで、お風呂上がりの火照った肌に引き締め効果が期待できますね。
化粧水に使われるグリセリンですが保湿の効果があり、化粧水を作るときの理想的な割合は仕上がりの5%~10%です。
まず5%で試してみて、もう少ししっとり感が欲しいと感じたら、グリセリンの分量を最大10%まで増やすといいでしょう。
4 美容と癒しに効果あり!精油入り手作り化粧水
前章でご紹介した基本の化粧水に精油を加えて、自分だけのオリジナル化粧水を作るのも、手作りだからこそ楽しめることです。
精油とは植物の葉や茎、花などにある天然の香りの成分を液体化したものです。
精油には香りによるリラックス効果や、たるみ改善、肌の若返りなど高い美容効果が期待できます。
ここで数多い精油の中から、代表的なものをご紹介します。
これらの精油はほんの一部です。
それぞれの効果と香りを自らチェックして、自分にピッタリの精油を見つけ手作り化粧水をアレンジしましょう!
次に精油を選ぶ際のポイントをお伝えしますね。
精油は熱や光に弱いので容器が遮光性のあるものや内蓋があるものがいいでしょう。
精油を選ぶのに、たくさん種類があるのでどれがいいか迷ってしまいますが、売り場にアドバイザーがいる所もありますので迷ったら聞くのもいいでしょう。
種類によっては高価な精油ですが、濃厚で香りがきついため使用する量はほんの僅か、意外と長持ちします!
5 アレンジして楽しむ!精油入り手作り化粧水の作り方
気になる精油を見つけたら手作り化粧水を作れますので試してみて下さいね。
精油入りの手作り化粧水も、容器に入れて混ぜるだけで簡単にできます。
そこで精油入り手作り化粧水の作り方をご紹介します。
エタノールを加えることで精油のなじみがよくなり、さっぱりとした仕上がりになります。
またエタノールには手作り化粧水には有り難い防腐効果もありますが、殺菌作用があるので肌が弱い人や敏感肌の方には刺激が強く肌荒れをおこしてしまうかもしれませんのでエタノールの分量には気を付けましょう。
苦手な方はもちろん入れなくても大丈夫、その場合はよく振ってから使うようにしましょう。
6 手作り化粧水にまつわる注意点
安心&経済的ということでおススメな手作り化粧水ですが、手作りだからこそ気をつけなければいけないことがあります。
まずは手作り化粧水を作ったあとは毎回、パッチテストを行うようにしましょう。
パッチテストのやり方ですが、お風呂上がりの清潔で柔らかくなった二の腕や手首の内側に、手作り化粧水をつけて2日ほど様子を見ます。
もし赤みや痒みが出たら使用を控えてください。
パッチテストが良くても、急に顔に大量の手作り化粧水を塗るのはお勧めできませんので、少しずつ顔に塗って試してくださいね。
また手作り化粧水は添加物フリーなため、どうしても菌が繁殖しやすくなります。
そこで手作り化粧水を取り扱う際に気をつけたいポイントをお伝えしますね。
殺菌消毒に関してですが、ここできちんと消毒できているかいないかで、手作り化粧水の効果や保存状態が変わってきますので、とても大切な行程です。
次に煮沸殺菌の消毒方法をご紹介します。
手作り化粧水は防腐剤が入っていませんので、作る前の殺菌する工程が大切になりますのでしっかり殺菌消毒してください。
樹脂製品を使う場合は煮沸殺菌ができませんので、その場合はエタノールで消毒をしてください。
さて、『自分にピッタリの手作り化粧水を自宅で作るための6ステップ』はいかがだったでしょうか?
添加物がゼロだからこそ、衛生面には十分な注意を払う必要がありますが、手作り化粧水は経済的でお肌にやさしく、自分にピッタリのものが作れる!というメリットがあります。
また化粧水を思う存分使うことができるのは、何より贅沢なことですよね。化粧水の容器にこだわってみり、精油のことを調べてみたりして、手作り化粧水を作る行程をもぜひ楽しんでくださいね。
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