マグネシウム不足で起こる深刻な体の不調と改善するための方法5つ

マグネシウム不足で起こる深刻な体の不調と改善するための方法5つ

マグネシウムは、ミネラルの中の1つの成分!ミネラルは、人間の身体の機能を正しくしたり、新陳代謝をよくするために必要なもので、5大栄養素の1つです。

3大栄養素は、炭水化物、たんぱく質、脂質、それにビタミン、ミネラルを加えて5大栄養素となり、生きていくための官らだのバランスを整えるために、ミネラルは必要不可欠となります。

しかし、マグネシウム不足が深刻な人は、身体の調子が悪くなるだけではなく、肌のターンオーバーが悪くなるため、吹き出物やニキビに悩まされたり、また心のバランスを崩してしまうのもマグネシウム不足が原因であることもあるのです。

そこで今回は、マグネシウムの効果、マグネシウム不足で起こる症状や病気、マグネシウム不足を補うための方法などをご紹介しましょう!


マグネシウム不足で起こる深刻な体の不調と改善するための方法5つ


1 マグネシウムの効果とは?


マグネシウムはミネラルの1つで、人間の身体のバランスを保つためには欠かせません。

そこでまず、マグネシウムにはどのような効果があるのかを挙げてみましょう。

マグネシウムの効果

  • 血管の働きを良くして、固くなるのを防ぐ
  • 腸の働きを良くする
  • ストレスの緩和・神経作用のコントロール
  • 免疫力アップ
  • 新陳代謝を促す
  • 筋肉のバランスを整える

これらの働きによって、身体の機能が正常に働くのを支え、また免疫力を上げることで身体を強くし、細菌やウイルスの侵入を未然に防いでくれるのです。


2 マグネシウム不足の原因とは?


マグネシウム不足がの原因として、筆頭に挙げられるのが食生活の乱れです。

ファーストフードやレトルトで済ませてしまいがちな現代人は、どうしても栄養のバランスが偏ってしまい、それがマグネシウム不足にも繋がるのです。

今は電化製品や技術の発達によって、食べ物を長期保存することは簡単なのですが、昔はそうはいきません。

昔の保存食品と言えば、漬物や干物ですよね。

特にマグネシウムを多く含んだ塩を大量に使って保存しており、毎日のように梅干しや漬物を食べていましたので、深刻なマグネシウム不足は起こりませんでした。

しかし、現代人は加工食品を食べることが増えているので、どうしても普段の食事ではマグネシウム不足になってしまうのです。

他にも、重労働や激しい運動のあとにもマグネシウム不足の原因となります。

筋肉を使ったあとは、筋肉の働きをサポートするマグネシウムが大量に消費されて働いたあとですので、きちんと補充しなければいけません。

また、ストレスもマグネシウム不足の原因になりますので、気を付けましょう。


3 注意!マグネシウム不足で起こる症状とは


それでは、マグネシウム不足で起こる症状にはどのようなものがあるのかを挙げてみましょう。

マグネシウム不足で起こる代表的な症状

  • 筋肉が痙攣、引きつりなどを起こして身体が震える
  • 代謝が悪く、便秘や下痢が起こる
  • 新陳代謝の低下で、肌の荒れや吹き出物が出る
  • 気分が落ち込む、または落ち着かない

これらの症状が当てはまる場合、深刻なマグネシウム不足の可能性があります。

さらにマグネシウム不足を放っておくと、

  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中
  • 動脈硬化
  • 気管支炎、喘息

体の不調を感じるだけではなく、様々な病気を引き起こすこともあるのです。


4 マグネシウムが含まれている食べ物


栄養バランスを考えて食生活を整えるために、マグネシウムが多く含まれている食べ物をご紹介しましょう。

マグネシウム不足解消になる食品

  • トマト
  • シラス
  • イクラ
  • わかめ、ひじきなどの海藻類
  • アーモンド、くるみ、枝豆などの豆類
  • 納豆、豆腐などの大豆製品
  • シソ、ごま

例えば朝食の味噌汁にはわかめを入れる、納豆や豆腐を一品添える、おやつにはアーモンドやくるみなどを食べるなど、いつもの食事に1つプラスするだけで、深刻なマグネシウム不足は防ぐことが出来ます!

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5 摂りすぎ注意!バランスを考えて摂取しよう


マグネシウムを摂ることが良いことなのですが、過剰な摂取はNGです!

どの栄養素にも言えることですが、大切なのはやはりバランスです。

例えば、カルシウムも骨の形成や強化のためには欠かせない、大切な栄養素ですが、カルシウムの摂り過ぎはマグネシウム不足へと繋がります。

カルシウムの働きの1つに、「血液を凝固させて傷を塞ぐ」というものがありますが、摂りすぎると、血管についた傷を修復するためにカルシウムが集まり固まってしまい、血液の流れを遮ってしまうのです。

マグネシウムは、血管を広げて血液の流れを良くする効果がありますが、カルシウムの摂り過ぎで固くなった血管を広げることで、どんどん消費されることになりますよね。

つまり、カルシウムの摂りすぎもマグネシウム不足の一因となるのです。

大切なのは1日の摂取量を守ることで、男女や年齢差はありますが、マグネシウムは1日に300mg以上摂ることが推奨されています。

もちろん、マグネシウムもたくさん摂ればいい、というものではありません。

ほとんどは摂り過ぎても体外に排出されるので、あまり神経質に考える事はないのですが、内臓の働きが悪くなっていたり、加齢で衰えていたりすると、下痢、息苦しさ、ふらつき、気分が落ち着かないなどの症状が出る「高マグネシウム血症」になってしまう可能性がありますので、気を付けて下さいね。


さて、『マグネシウム不足で起こる深刻な体の不調と改善するための方法5つ』はいかがでしたか?

偏った食生活は、色々な栄養素を不足させたり過剰摂取させたりする原因です。

それによって引き起こされる症状や病気は、時には恐ろしいものが含まれていることが判っています。

食生活の改善、運動不足の解消、反対に筋肉を酷使したと感じたなら、積極的にマグネシウムを補給して筋肉を回復させるなど、1つ1つの工夫が大切です。

毎日の食生活を見直し、健康な身体を維持しましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

マグネシウム不足で起こる深刻な体の不調と改善するための方法5つ

1 マグネシウムの効果とは?
2 マグネシウム不足の原因とは?
3 注意!マグネシウム不足で起こる症状とは
4 マグネシウムが含まれている食べ物
5 摂りすぎ注意!バランスを考えて摂取しよう


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