歯が痛い、歯茎に違和感を感じるなど、口の中の異常はとても心配になりますよね。
毎日丁寧に歯磨きをしているつもりでも、磨き残した場所が出てくる事がとても多く、全ての歯を綺麗に磨くには、正しいブラッシングの練習が必要です。
その磨き残した個所が虫歯になったり、歯茎を知らず知らずのうちに傷めて炎症を起こしたり、膿が出て痛みや熱が出てくる事があります。
特に歯茎から膿や血が出ると「歯周病では?」と不安になりますよね。
そこで今回は、歯茎から膿が出る原因や、対処法、やってはいけないNG行動についてご紹介しましょう。
歯茎から膿が出る原因は何?放置NG即やるべき対処法6つ
1 歯茎から膿が出る原因とは
歯茎から膿が出るのは明らかに異常、しかし毎日きちんと歯磨きをしているのに一体何故?と首を傾げてしまう人も多いでしょう。
そこで、歯茎から膿が出る代表的な原因を、ここで挙げてみましょう。
- 歯周病
- 歯根嚢胞
- 歯茎に傷をつけてしまい、そこから菌が入った場合
- 歯が割れたり折れたりして、根元に残っている場合
歯周病と歯根嚢胞は、きちんと歯医者に行って治療を受けて、ブラッシングの指導を受けなければいけません。
また、何か固いものを食べていてうっかり歯茎を傷つけた、何かの拍子に歯茎を傷つけたなど、歯茎に傷がついて膿んでしまった場合も、軽いものならば数日で治ってしまうのですが、深い傷ならば、これも歯医者に行って治療してもらいましょう。
歯が割れたり折れたりしている場合も同様に、歯医者での治療が必要となります。
歯が割れたり折れたりしていると、どうしても歯茎にも悪影響が出て、そこに膿が溜まったりすることも多いのです。
どちらにしろ、「これは危ない」と危機感を持ったなら、早めに歯医者での治療を受けましょう。
2 歯茎に膿が溜まった5つのシグナル
では、歯茎に膿が溜まるとどのような自覚症状が出てくるのでしょうか?
歯茎が腫れたり痛かったりして異常を感じた場合、まずはどの部分に一番異常を感じるのか自分でよく把握しておく事が大切です。
その個所をよく観察して、上記のような異常があるのならば、早めに歯医者での治療をお勧めします。
何故なら、ただ歯茎に傷がついて膿んでしまった、という比較的軽い原因での症状ならば自然治癒する事もあるのですが、歯周病や歯根嚢胞という病気であった場合は、早めの治療が必要になってくるからです。
また、歯に異常がある場合も、勿論歯医者での治療が必要になって来ますので、やはり異常を感じたなら、すぐに歯医者へかかるべきでしょう。
3 歯を溶かす?歯周病とは
歯周病は、現在成人している80%の人がかかっているという病気で、最初は自覚症状が少なく、悪化してから初めて気付いた、という人も少なくありません。
歯周病が進行すると、歯の周囲の骨が溶けていくにつれて、歯の根元が揺れたり歯茎が腫れて出血を起こしたりして、最終的には歯が次々と落ちてしまうのです。
歯が抜けるほどの重症化になる前に、速やかに病院へ行って治療をしなければ総入れ歯という事になりかねません。
歯周病は、歯と歯茎の間にある歯周ポケットという部分に、プラークという細菌の塊が溜まってしまう事が原因で起こる病気です。
若いうちはまだプラークが溜まっても、歯周炎と言って歯茎が腫れる程度で済むのですが、抵抗力がなくなっていく、つまり年齢を重ねるほどに歯周炎だけでは済まなくなってしまいます。
歯周ポケットに溜まったプラークを綺麗に取るには、正しいブラッシング方法で歯を磨かないと完全には取れません。
歯周病はプラークを如何に除去するかが大切なポイントになって来ますので、歯医者でプラークや歯石を取って口の中を清潔にしてもらった後は、正しいブラッシング方法を教えて貰いましょう。
歯周ポケットが5ミリ以上の深さになって、そこにプラークが溜まってしまい、重度になってしまうと、もう普通にプラークや歯石を取る事は出来ませんので、切開手術を行って歯茎を切り開いて歯石を取ったり、溶けた歯の根元の再建手術をするようになってしまいます。
そうなる前に、可及的速やかに歯医者へ通院しましょう!
4 膿が溜まる歯根嚢胞とは
歯周病の他に、歯茎に膿が溜まる病気に歯根嚢胞というものがあり、すでに治療した歯、それも神経を抜いた歯に出来る膿の袋です。
神経が残っている正常な歯は、血管も残っていますから細菌と戦って歯茎を守る力があるのですが、神経を抜いてしまった歯の根元は神経と一緒に血管も抜いてしまうので、そこに細菌が残っていると時間と共に膿が溜まって大きくなってしまうのです。
歯に痛みを感じる場合、歯根嚢胞が圧迫されている可能性があります。
歯根嚢胞が大きくなると、歯茎が腫れたり、熱を持ったり、またおできのような出来物が出来てそこに膿が溜まってしまうこともあります。
また、歯根嚢胞が大きくなると歯を押し上げていきますので、それで歯が浮くような感覚を覚える事もあるのです。
こう言った場合は、歯医者に行って歯根嚢胞を取り除く治療が必要になって来ますので、痛みが酷くなる前に治療に行きましょう。
また痛みや腫れなどが無い人もいるのですが、明らかに膿が溜まっている様子ならば、口臭が酷かったり、膿が溢れて口の中が酸っぱくなったりしますので、酷くなる前に歯医者に行きましょうね。
5 歯茎から膿が出た時に自宅で出来る対処法
突然歯が痛みだした、休日なのですぐに歯医者には行けないなど、即時に歯医者へ行けない場合、少しでも痛みを和らげるために自宅で出来る対処法をご紹介します。
早めに病院には行きたいけれど、休日であったり深夜であったり、その他の事情で即行けない場合は、上記の方法で痛みを和らげましょう。
痛みが和らぐだけでも、かなり楽になります!
6 口内ケアでやってはいけないNG行動
歯茎から出血があったり、膿んでいたりなど、口の中の異常を感じた場合、取ってしまいがちな行動をご紹介しましょう。
出来物が出来ている場合、何度もそこを指でつつく
歯茎に出来物がある場合、どうしても気になって指でつついたりしてしまいがちですが、これは止めましょう。細菌が侵入して、更に悪化してしまいます。
出来物を潰して膿を出してしまう膿を出せば熱も痛みも治まる、と考えて無理矢理自分で出来物を潰してしまう人がいますが、これも止めましょう。確かに膿が出れば一時は痛みも腫れも引くかもしれませんが、素人がやっては後処理も出来ませんので、また新たに菌が入って膿んでしまいます。
歯茎を傷めるようなブラッシングをする
歯茎を鍛えれば出血も和らぐ、膿も出なくなる、と考えて、歯ブラシで歯茎を傷めつけるような強さで磨く人がいますが、医者の指示通りのブラッシングでないのならば、それも逆効果でただ歯茎を余計に傷めるだけですので、止めましょう。
血行を良くする
特に腫れが酷い、疼くような痛みがあり熱も持っている、そんな状態なら、その日は血行を良くするような行動は避けましょう。
お風呂に入ったり、アルコールを摂取したりすると血行が良くなり、余計に痛みが激しくなります。
自己判断して医者に行かない
一番やってしまいがちなのがこれなのですが、「ただ単に歯茎に傷がついただけだ、数日で治る」と放っておいてしまい、後に激しい痛みと腫れに悩まされる、というパターンが少なくありません。
歯槽膿漏は早期治療が大切ですし、歯の根元に溜まった膿は根気よく治療しないと完全には治りません。素人判断は止めましょう。
さて、『歯茎から膿が出る原因は何?放置NG即やるべき対処法6つ』はいかがでしたか?
歯医者はどうしても敷居が高い、と尻込みをする人も多いのですが、最近の歯科では無痛治療を根底としている所がとても増えています。
歯医者の治療、と言えばいくら麻酔をしても痛いもの、という意識がありますが、それは昔の話で、今の治療は殆ど痛みを感じない、子供でも平気な顔をして受けられるほどの優しい治療をしてくれる歯医者が増えているのです!
尻込みして放っておき悪化させて痛みに悶えるよりも、早めに治療してしまう方がいいのは一目瞭然。
歯や歯茎に異常を感じたなら、早めに歯医者へと行きましょうね。
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