歯茎の白い腫れは要注意!今すぐやるべき口内環境改善5ステップ

Day 251- Loose Tooth!!!

鏡の前で口を「イの形」にしてみたとき、歯茎にプックリとした白いできものができていませんか?

健康な歯茎ならピンク色をしていますので、何らかの原因でこの白いできものができてしまった時は要注意!!

歯茎が黒くなったときはどんな人でも悪くなっているのではと気づきますが、反対に白いとそんなに気にならないので、病気だと気づきにくいのです。

実はこの白いできもの、何らかの原因で歯茎が傷ついて膿がたまったものなの!放っておくと、口臭の原因になったり、酷くなると歯を抜かなくてはいけないということもありえるのです!!

そこで今回は、歯茎の白い腫れができたときの口内環境改善法についてご紹介します!


歯茎の白い腫れは要注意!今すぐやるべき口内環境改善5ステップ


1 そもそも歯茎が白く腫れる原因


歯茎にできた白い腫れの正体は、フィステルまたは婁孔(ろうこう)と言われるもので、虫歯や何らかの原因で歯茎に傷を受けたために歯髄が死んでしまったとき、不適切な歯根の治療を受けてしまったときにできやすくなるものです。

そのため、歯根の先の方に膿が溜まってしまい、歯茎に穴があいてしまうのです!

見た目には穴が開いたというより、白く腫れたおできにように見えますが、放っておくは当然ながらNG!

きちんとした対処が必要になりますので、歯茎の白い腫れをしっかり治していきましょう!


2 歯茎の白い腫れが歯茎周りや体に与える影響


歯茎の白いできものであるフィステルは、放っておくと破れて膿を出します。

膿を出し終わると白いできものはなくなるのですが、しばらくするとまた膿が溜まって白く腫れる、、、という症状が繰り返されることになるのです!

フィステル自体の痛みはあまりないため、どうしても放って置きがちになるのですが、きちんと治療をしないと歯茎の周りや体にダメージがかかることになるので要注意です!

そこで体に悪影響を及ぼすフィステルが原因の症状をご紹介します!

体に悪影響を及ぼすフィステルが原因の症状

口臭

膿は臭いため口臭の原因になります

抜歯

長く放っておくと歯根の一部を取り除くことになります

心臓病やアレルギー症状

膿が血液に乗って全身に周り、心臓病やアレルギーの原因になります

歯茎の白いできものを発見したら、速やかに歯科でレントゲンを撮ってもらう原因を調べてもらうようにしましょう!


3 歯茎の白い腫れを治療する方法


フィステルは、歯の神経を取って差し歯にしている歯の周りにできます。

実はフィステルがあるということは、歯髄が死に細菌が繁殖しているために炎症を起こしているということであり、歯の根の治療をして細菌を取り除く必要があるのです。これを感染根管治療と言います。

感染根管治療の方法

歯根の中の死んでしまった神経を取り除く

歯根の中の死んでしまった神経を針金タイプのファイルという道具で丁寧に取り除き、消毒をして炎症を抑えます。

患部に薬を詰めて細菌の侵入を防ぐ

根管の膿や炎症が収まったら、消毒をした後根管を薬で詰めて細菌が入らないようにします。

ただ、感染根管の治療が終わっても、再び根幹に細菌が繁殖してしまうと、歯茎に白い腫れができてしまうことがあります。

この場合はフィステルの再発になるため、歯根端切除術という治療をする必要があります。

歯根端切除術の方法

歯茎に溜まった膿を取り出す

歯茎に麻酔をして歯肉を開き、穴を開けて溜まった膿を取り出します。

歯根の一部を切除する

歯根の先の一部を1~2ミリほど切断してから、薬を詰め縫って閉じます。

歯科によっては、原因となっている歯を抜いてインプラントを薦めるケースがあります。

もし抜歯せず歯を残したいのであれば、歯根端切除術を得意としてる歯科を探す必要があります。

歯茎の白い腫れがなかなか治らず悩んでいる場合には、かかりつけの歯医者さんに相談してみてくださいね!


4 触ると痛い!歯茎の口内炎を撃退する方法


フィステル自体に痛みはありませんが、いまわしい口内炎は当然ながら痛みを感じます。

そもそも歯茎に白い口内炎ができる原因は、栄養不足や睡眠不足などによる体の抵抗力・免疫力の低下、の低下、そして細菌による炎症が考えられます。

口内炎ができてしまった場合の治療は、薬物療法であれば市販の口内炎を治療するための軟膏、もしくは病院で処方されるステロイド軟膏を塗るか、自然治癒を待つしかありません。

口内炎は神出鬼没でいつ何時できるか難しいものがありますが、日ごろからストレスを溜めず、睡眠や栄養をしっかりと摂っておくこと、歯磨きのやり方やうがいの徹底などである程度予防することはできます。

歯茎の白い腫れに痛みがある口内炎の場合には、口内炎が痛いときに即効で痛みを和らげる6つの方法と予防法を参考にしてみてください。


5 歯ぎしりが白い腫れの原因?歯槽隆起の対処法


歯茎に白いコブのような隆起が見られ、触ると硬い場合には骨隆起の可能性があります。

歯茎にできる骨隆起は歯槽隆起と呼ばれ、夜中に歯ぎしりをする人に多く見られます。

幸い歯槽隆起自体は、骨が変形したもので体に害はないのですが、あまりに歯槽隆起が酷くなってしまうと、歯周病の原因になったり、将来的に入れ歯が作ることができなくなるなどの不都合が生じることがあります。

まず歯槽隆起を防ぐためには、歯ぎしりを予防すること、そして歯や歯茎に負担のかかる歯のくいしばりをしないようにすること

そのため歯医者さんでマウスピースを作ってもらい、就寝時に装着して歯の擦り合わせを防ぐことが治療の第一歩になります。

歯茎の白い隆起が気になる方で、歯ぎしり、歯をくいしばる癖がある場合には、歯医者さんに診てもらうことをおススメします。


さて、『歯茎の白い腫れは要注意!今すぐやるべき口内環境改善5ステップ』はいかがでしたか?

歯茎に白いできものができたけれど痛みがないからといって放置してしまうと、あとあと何度も治療を受ける羽目になる、、、これだけは嫌ですよね。

そうならないためには、日ごろからオーラルケアを徹底し、定期的に歯の検診に行くことが重要になります。

さらに疲れやストレスなどを溜めないこともオーラルケアでは重要になりますので、日ごろから自分なりのストレス解消法を実践するようにしましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

歯茎の白い腫れは要注意!今すぐやるべき口内環境改善5ステップ

1 そもそも歯茎が白く腫れる原因
2 歯茎の白い腫れが歯茎周りや体に与える影響
3 歯茎の白い腫れを治療する方法
4 触ると痛い!歯茎の口内炎を撃退する方法
5 歯ぎしりが白い腫れの原因?歯槽隆起の対処法


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