ほうじ茶は、煎茶や番茶などを、茶葉が赤茶色になるまで強火で煎ったもので、独特の香ばしさを持っています。
そんなほうじ茶が、ストレスで疲れた心と身体に効く健康効果、そして美肌やダイエットにも効果があると、いま注目されていることをご存じでしょうか?
そこで今回は、ほうじ茶に秘められた7つのすごい効能をお伝えします。
飲むだけで疲れた心と身体に効く!ほうじ茶の7つのすごい効能
1 ほうじ茶の香りのパワーでリラックス
ほうじ茶を飲むと、テアニンという成分の効果で脳がリラックスモードに入ると言されており、ほうじ茶を飲まずに香りをかぐだけでも飲んだ時と同じリラックス効果があります。この香り成分の秘密とはなんでしょう?
茶葉をゆっくり煎ることで、緑茶に封じこめられたピラジンという香り成分が引き出されます。
ほうじ茶のリラックス効果を最大に引き出すには、香りを出すために沸かしたての熱湯でいれるのがおススメです。
そうすれば、お茶のもともとの成分プラスほうじ茶独特の香りで、ダブルのリラックス効果が期待できますよ。
2 朝スッキリ目覚めに効く!簡単おいしいほうじ茶ソイラテの作り方
朝からどんよりしていたら、一日の初めに調子が出ないため、ぐっすり眠ることは大事なことです。
ただ、頭では分かっていても、夜パソコンやスマホを見たりすると、なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまったりしがちですよね。
ですが、ほうじ茶を飲むと、朝さわやかに目覚められるのです。
その理由は、ほうじ茶には、睡眠の質を改善する働きがあるからです。
ほうじ茶は、緑茶や紅茶、コーヒーなどと比べると、カフェイン含有量が少ない一方で、リラックス効果の高いテアニンを含んでいます。
そこで、お休み前、「ほっと一息入れたいな」という時に、ほうじ茶ソイラテはいかがでしょう?
身も心もゆるんで、ぐっすり眠れますので、ぜひお試しください。
3 ほうじ茶を飲んで美肌を手に入れる!
美肌にはビタミンCが欠かせませんよね。ほうじ茶にはレモンの5倍ものビタミンCが含まれています。
ビタミンCは熱で壊れやすいのですが、ほうじ茶のビタミンCは熱にも強いのです!
そんなほうじ茶の美肌効果をもっと実感するには、ほうじ茶のゼリーを試してみてはいかがでしょうか?
ゼラチンのコラーゲンで美肌美人に変身できますよ!
4 飲むマウスウォッシュ!? ほうじ茶で虫歯&口臭予防する方法
口臭に気を付けるのは、もはや最低限のエチケットですよね。
その口臭対策が、ほうじ茶を飲むだけでできてしまうとしたら、いかがでしょうか?
実はほうじ茶に含まれるポリフェノールは、口臭の原因となる雑菌の繁殖を抑制する、抗菌・抗酸化作用があるのです!
ほうじ茶で、口の中の殺菌ができれば虫歯の予防にもなりますし、虫歯予防に効果があるフッ素もほうじ茶には含まれているため相乗効果が期待できます!!
口臭予防のためにほうじ茶を飲むタイミングとしては、のどの渇きがある時や、食前・食後が良いでしょう。
<「お腹が空いたな」という時には口臭が強くなりがちなので、そんな時にもほうじ茶をこまめに飲んでみてくださいね!
5 ほうじ茶を飲んでデトックス・ダイエット!
ほうじ茶に含まれるカテキンには、体脂肪を蓄積させない働きがあります。
ほうじ茶を飲んでカテキンを摂取することによって、肝臓や筋肉中の脂肪消費酵素が活性化するとされ、この脂肪消費酵素が活性化すると、脂肪を燃やしてエネルギーとして消費しやすくなるのです。
高濃度のカテキンを含むいろいろなサプリメントも日本に限らず、欧米諸国でも発売されています。
そんなほうじ茶の効能を利用した「面倒な運動なし」のわがままダイエットが、かなってしまうとしたら?やり方はとても簡単です。
新陳代謝を活発にすることで、身体の本来の機能が回復するので、痩せやすい体質に徐々に変えていくことができます。
さらにほうじ茶でダイエットを実践したいという方は、ほうじ茶を飲んでぽっこりお腹をへこませる6ステップも併せて読んでみてくださいね!
6 ほうじ茶の抗酸化作用をアンチエイジングに最大限活かす飲み方
アンチエイジングとは、身体のサビの原因を抑制することによって、老化を防いだり、改善したりすることです。
老化とは、身体が酸化することで進行してしまうこと!身体の酸化=身体がサビるということです。
そこで老化の原因となる酸化を食い止めるアンチエイジング法としてほうじ茶が効果を発揮します。
ほうじ茶に含まれるカテキンは抗酸化作用、加えて抗酸化に効果を発揮するビタミンEも含まれています。
若さを保つためにも、朝は1杯のほうじ茶から始めてみてはいかがでしょうか。
7 知っていれば安心できる1日あたりのほうじ茶の摂取量目安
美肌にデトックス、アンチエイジングにとうれしい効果が満載のほうじ茶ですが、気になるのは1日あたりどれくらい飲めるのかですよね。
ほうじ茶に含まれるカフェインの量は100mlあたり20mgと、コーヒーの1/3と少量ですが、果たして1日あたりどれくらい飲むことができるのか、1日あたりのカフェイン摂取許容量から換算したものを目安は次のようになります。
ただ、他の食べ物や飲み物でカフェインを摂ると、その分だけほうじ茶を飲む量をコントロールする必要があるので、注意するようにしましょう。
ほうじ茶のことを知れば知るほど、無視できない効能が隠されていることが分かりますし、さまざまな健康効果と美肌効果が期待できるほうじ茶を飲まない手はありませんよね。
今日から、お値段も手ごろで手軽に飲めるほうじ茶を、毎日の生活に上手に取り入れてみましょう!
関連する記事として
- 知られざるローズヒップティーの美肌と健康効果8選
- 美痩せと美肌が手に入る!ルイボスティー7つの効果と飲み方
- ミントティー効能を活かして冷えと毒素を撃退する5ポイント
- 痩せたい人必見!飲めばデトックスできるお茶の効果と選び方6選
も併せてご覧ください。
今、あなたにオススメ