太らないお酒はある?ダイエット中でも飲めるお酒の種類と飲み方6つ

太らないお酒は存在するのか?ダイエット中でも飲めるお酒の種類と飲み方6つ

太らないためにはお酒は飲まない方が良いとは言われますが、お酒好き人にとって禁酒は辛い事ですよね。

それなら太らないお酒を楽しめば良いのですが、そもそもカロリーが低いお酒ってノンカロリーの発泡酒や缶酎ハイくらいしかピンと来ませんよね。

そこで今回は、ダイエット中でも飲める太らないローカロリーなお酒の種類と、太らないための飲み方をご紹介します。


太らないお酒はある?ダイエット中でも飲めるお酒の種類と飲み方6つ


1 アルコールのエンプティカロリーとは何か


アルコールの強さを示す単位に、アルコール度数というものがありますよね。

アルコール度数というのは、カロリーに比例しており、アルコールの度数が高ければ高いほどカロリーも高くなります。

そうなると、ウォッカやテキーラのようなアルコール度数の高いお酒を飲めば、劇太りしてしまいそうですが、実際のところは違います。

アルコールが持つカロリーのことを、エンプティカロリーといい、人間が飲んでも太る原因にならないカロリーなのです。

「それなら存分にお酒が飲める」と小躍りしてしまいそうでうが、食べ物・つまみ無しで飲み続けることができるのは、余程の酒豪くらいなもの!

実はアルコールには脂肪の代謝を抑制する働きがあり、飲み過ぎと食べ過ぎで代謝が悪くなり、結果として太りやすくなる点が要注意です。


2 お酒を飲むと何かを食べたくなる理由


お酒を飲むとよく食べるという人はいませんか?その理由を考えてみましょう。

一つは、アルコールを摂る事によって胃が刺激され、胃酸の分泌が盛んになります。

すると胃の内容物の消化が進んで食欲を増進させるのです。

また、食欲が増進されると急激に血糖値があがります。

血糖値があがるとインシュリンが分泌され血糖値を下げようとします。

血糖値が下がると脳は「血糖値を上げるために食べなさい」と指令を出します。

この繰り返しが頻繁に行われると、食欲を抑制するホルモン、レプチンが減少し、食欲を増進させるグレリンが増え、食べてしまうのです。


3 太らない蒸留酒の飲み方


蒸留酒は純粋なアルコール、もしくは純粋なアルコールを水で薄めているお酒の事です。

一般的に蒸留酒アルコール度数高く、エンプティカロリーも高いのですが、原材料のカロリー、つまり糖質がないお酒です。

蒸留酒の中でも特に太らないお酒を紹介しましょう。

糖質ゼロの蒸留酒

焼酎甲類

無力透明でアルコール度数は36%未満。糖質ゼロソーダで割る、お湯割り、カクテルなどで楽しめます。

ウイスキー

水割りが理想ですが、苦手な人は糖質ゼロソーダでハイボールにしてみて

ジン

ジンは、糖質ゼロトニックでジントニックに。
ライムを入れてジンライムもお勧めです。

ブランデー

ブランデーの香りにはリラックス効果が期待され、代謝促進ホルモンである成長ホルモンやエストロゲンの分泌を促す効果があります。

ウォッカ

ウォッカは基本的にはストレートできゅっと飲むお酒ですが、日本人には糖質ゼロジンジャーエールで割ってモスコミュールにしたり、フルーツカクテルにしたりするのがお勧めです。

これらの蒸留酒はどれもアルコール度数が高いものばかりですが、薄めて飲む事でエンプティカロリーの摂取も抑えられます。

またグレープフルーツなどで割る事により、アルコールの分解を助け、より太らないようになります。


4 醸造酒の中には太りにくいお酒もある


醸造酒の仲間は日本酒、ワイン、ビールなどがあり、アルコール度数もエンプティカロリーもそれほど高くはありませんが、その代わり糖質が高いお酒が多いのが特徴です。

ですから出来ればダイエット中は避けた方がいいのですが、その中でもぎりぎり飲んでも太りにくいお酒をご紹介します。

太りにくい醸造酒

糖質ゼロカロリー発泡酒

原材料が麦芽以外、あるいは発泡酒に別のアルコールを混ぜるなどして作った「第三のビール」の中でも糖質ゼロなら飲んでも大丈夫。
さらにプリン体ゼロならなおOKです。

ワイン

赤ワインの糖質はグラス一杯で1.5gくらい。
白ワインは2.0gくらいなので、グラス一杯程度なら問題ありません。

醸造酒は飲み過ぎに注意して、たしなむ程度に抑えておくのがベターです。


5 醸造酒を飲んでも太らないためには


ダイエット中の方には、上記以外の醸造酒は出来れば避けて貰いたいです。

しかし、仕事の会食やパーティーなどで、飲まなければ恰好がつかない席では、次の点に注意して飲むようにしましょう。

空腹時に飲まない

ビールなどを空腹時に一気飲みすると、血糖値がいきなり上がってしまい、飲み過ぎの要因になります。

牛乳や水などを事前に飲んでおいて、ある程度お腹を満たしてから飲むのがコツです

水分摂取を怠らないこと

水を飲みながらお酒を飲むのも一つのコツ。

水分を摂るとアルコールの代謝が進み、血液の循環を促し二日酔いを防ぐ効果があります。

また、水を飲む事でお酒を飲みすぎる事を防ぐ効果もあります。

冷やではなく熱燗で

おつまみもそうですが、日本酒などは出来れば冷やではなく熱燗で飲みましょう。

温かいものを体内に入れると体温が上がる事で代謝が進み、ダイエット効果も期待できます。

おつまみを選んで

お酒を飲んでも太らないようにするには、出来るだけ早くアルコールを外に出す事が大事です。

そのために水を一緒に飲んだりして飲み過ぎない様にするのですが、おつまみも同様、食物繊維やビタミンBを含んだものを選びましょう。

食物繊維を含んだおつまみを食べると、アルコールの吸収が緩やかになります。

またアルコールを摂取するとビタミンB1が不足します。

ビタミンB1が不足すると脳内で糖質をエネルギーに変える事が出来ず、疲労感が増します。

食物繊維とビタミンB1が含まれている理想的なおつまみは、枝豆です。

他にも野菜スティックや冷ややっこ、刺身など低カロリーのものを選びましょう。


6 醸造酒の中で絶対避けた方がいいお酒


太りやすい糖質多めのお酒

発泡酒

中ジョッキ1杯あたりの糖質は12.6g

ビール

ビールは中ジョッキ1杯あたり糖質は10.9g

梅酒

梅酒はワイングラス1杯あたり糖質は10.4g

どうしてもビールを飲まなくてはならないシーンでは、1杯にとどめて、あとは焼酎を飲む等工夫しましょう。


さて、『太らないお酒はある?ダイエット中でも飲めるお酒の種類と飲み方6つ』はいかがでしたか。

お酒を飲むと気持ちが大きくなるため、それまで気にしていたダイエットのことも忘れてしまいがちです。

正気に戻って「あとで一食くらい抜けば何とかなるかな、、、」このように思っているようでは、いつまで経っても痩せることはできません。

そのためお酒の飲み合わせや飲み方、そして飲む席での食べる量に気を付けて、未然に太らないように対処するようにしましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

太らないお酒はある?ダイエット中でも飲めるお酒の種類と飲み方6つ

1 アルコールのエンプティカロリーとは何か
2 お酒を飲むと何かを食べたくなる理由
3 太らない蒸留酒の飲み方
4 醸造酒の中には太りにくいお酒もある
5 醸造酒を飲んでも太らないためには
6 醸造酒の中で絶対避けた方がいいお酒


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