目の痛みにはドライアイや眼精疲労のように、目の使い過ぎで発症する病気が大半を占めるものですが、心当たりがないのに痛みを感じる場合には、何らかの体の不調と関係がある可能性があります。
そこで今回は、目に痛みを感じたときに考えられる病気と、悪化させないための対処法をご紹介します。
目の痛みを感じたら即チェックすべき病気と対処法
1 目が痛いときに注意したい身近にある原因
目に痛みを感じる原因は身近な所にあり、更に異物感も出てくる場合もあるので思い当たる節があったら改善することが大切です。
ドライアイと眼精疲労は目に痛みを感じた原因の大半を占めるので、治すためには一度眼科に行って目の状態を診てもらってから対処法を実践してくださいね!
2 菌の感染による角膜炎に注意
目に激しい痛みが襲ってきたとき、菌の感染が原因の角膜炎を発症している可能性があるので、悪化させないためにも眼科へ行くことが重要になります。
角膜はカメラに例えるとレンズの役割をしていて、外からの光を取り入れて網膜に像を結ぶ働きがあるので、物を見るためには必要不可欠な存在です。
ただし、角膜は物理的な刺激や乾燥ですぐに傷ついてしまうほど弱い上に、放っていると角膜炎の原因となる菌に感染する確率が高まるので、刺激や乾燥には気を付けましょう。
角膜炎は治療を始めるのが遅くなると、黒目が濁ったり視力が低下したりするので、目の異常が1日中治まらなかったら眼科へ行くことが大切です。
そして、角膜炎の原因となる菌はカビでも起こり得るので、刺激や乾燥で少しでも目が変だと思ったら放置しないようにしてくださいね!
3 緑内障の症状とは?
目の痛みで一番怖いのが緑内障で、滅多にありませんが短時間で失明する可能性がある病気のため、症状を知って早く治療を始める必要があります。
そして、緑内障には慢性的なものと、急性的なものの2つが存在するのでそれぞれの症状をよく知ることが大切です。
急性緑内障の場合早急な治療が必要ですが、慢性緑内障でも最終的には失明の恐れがあるので、景色の一部が欠けていることに気付いたら眼科へ行くようにしましょう。
早期に治療を始めると、失明までの時間を大幅に引き延ばせることができるので、視界や体に異常が起きたら気を付けてくださいね!
4 目の痛みはまぶたの腫れに要注意
目に痛みを感じたとき、ものもらいを患っている可能性もあるので症状と原因を知って様子を確認しましょう。
ものもらいの原因は黄色ブドウ球菌という菌で、常在菌のため健康であれば体に害はありませんが、抵抗力が弱まると感染をして炎症を起こしてしまいます。
ものもらいの症状は目の痛みやかゆみから始まって、次第に異物感や目やになどが現れてまぶたの腫れが目立つようになります。
治療するためには原因となる物を知って、悪化させないことが重要になるので思い当たる節があったら改善をしましょう。
メイクやタオル、コンタクトレンズは目の周辺を汚しやすいので、常に綺麗な状態を維持しておくようにしましょう。
そして、ものもらいを治すためにはまぶたを冷やして清潔にするのも大切ですが、なるべく触らないようにすることが重要になるので、気付いたときは早めに対処してくださいね!
5 自分の力でできる対処法
目に痛みを感じる病気は視力の低下を引き起こす場合が多いので、対処法を実践する前にまずは眼科へ行く必要があります。
そして、診断を受けた後に悪化させないための対処法を実践すると、治りが早くなるのでまずは眼科へ行きましょう。
さらに角膜炎や緑内障のように激しい痛みを伴う病気の場合、自分の力だけでは治療することができないので、病院へ行って診察を受け続けることが重要になります。
目は人間が生きる上では非常に大切な部位で、視力が失われて何も見えなくなると生活をするのがとても困難になります。
目の痛みは放っていると失明の可能性が出てくるので、ただ疲れが溜まっているだけだからと思わないことが重要です。
そして、失明の可能性がある病気は早期発見をして治療を始めると、視力低下の確率を下げられるので目に痛みを感じたときは早めに眼科を受診するようにしましょう。
また、目の痛み以外の症状も現れる場合も多いので、手遅れになる前に少しでもおかしいと思ったら我慢しないことが大切です。
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