あなたは呼吸をする時、息を吸うと左胸が痛いことはありませんか?
または、左胸がぎゅっと締め付けられるように痛くなるのが、心臓や肺などの病気なのではないかと、心配になることはありませんか?
一言で「左胸が痛い!」と言っても、症状や種類はいくつかあります。
そこで今回は、息を吸う時に「左胸が痛い!」と感じる不安な症状とその緩和法をご紹介します。
息を吸うと左胸が痛い!潜む病気の前兆とすぐ出来る症状の緩和法5つ
1 左胸が痛いのは病気?よく疑われる心臓の病気
息を吸うと左胸が痛い場合、まず考えられるのが心臓の病気の可能性です。
そこで左胸が痛いことがある心臓の病気には、どのようなものかをご紹介します。
息を吸うと左胸が痛い症状の裏には、命にかかわる病気も多数あることが分かりますよね。
ぜひセルフチェックをして、当てはまる項目がある方は、心臓外科を受診しましょう!
2 肺の病気?左胸が痛い病気4種類
息を吸うと左胸が痛いとき、心臓共に疑うべきなのが肺の病気です。
そこで肺の病気の中で、左胸の痛みが伴うものをご紹介します。
息を吸うと左胸が痛む肺の病気の中で、肺血栓塞栓症は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病がある人、肥満の人などが、長時間同じ姿勢で過ごしていたり、過度なストレスを感じる状況で発症しやすいのが特徴です。
ただ、肺血栓塞栓症は、無理な姿勢で長時間過ごす、ストレスや運動不足、水分不足などで発症率が上がるため、日ごろからイスに腰かけるときなど、1時間に1回、3~5分かかとの上げ下ろし、100ml程度の水分補給を欠かさないことで予防することができます。
呼吸のときに左胸の肺に違和感を感じたら、内科か呼吸器内科を受診するようにしましょう!
3 深呼吸をすると肋骨が痛い!肋間神経痛
心臓や肺の病気ばかりが、左胸の痛みを生じさせるわけではありません。
肋骨がズキッ、ズキッと、刺すように痛む場合は、肋骨に沿って存在する肋間神経が、何かしらの異常によって刺激を受け、肋間神経痛になっています。
深呼吸をしたり、急に大きな声を出したり、悪い姿勢を続けていたのを正した時など、肋骨が動く体勢でも、痛みが出やすくなります。
肋間神経痛の症状はしばらくすれば緩和されますが、痛みが続くようであれば、他の病気の可能性もあるため、まずは内科を受診するようにしましょう。
4 息を吸うと左胸が痛い!自分で出来る緩和法5つ
心臓、肺、肋骨などの病気ではないけれど、息を吸うと左胸が痛い場合は、何らかの原因で「左胸が痛い!」と感じてしまっています。
そこで、心臓、肺、肋骨などの病気ではない左胸の痛みの原因と、痛みを緩和する方法をご紹介します。
5 痛みの程度は?継続時間は?受診の前にチェックすること
心臓の病気や、肺の病気、肋間神経痛など、自然に息を吸うと左胸が痛いということがある場合は、必要な情報を自分で集めた上で医療機関を受診しましょう。
そのほか、左胸の痛みと共に、咳や発熱、嘔吐や、痰が出る、背中も痛いなど、併発していることがあれば、伝えられるようにしましょう。
さて、『息を吸うと左胸が痛い!潜む病気の前兆とすぐできる症状緩和法5つ』はいかがでしたか?
心臓の病気、肺、肋間神経痛など、息を吸うと左胸が痛い時に気になる症状が、たくさんの種類があることが、分かります。
「左胸が痛い!」と不安になったら、今回ご紹介した緩和法をいくつか試してみれば、重篤な病気かどうかの判断もしやすくなります。
大切なのは、普段の体調からの異変に気がつくことと、異変を感じたら医療機関を受診することです。
特に、心臓の病気は命にかかわることもありますので、先延ばしにせず、自分の情報を持って、医師に相談しましょう!
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