その目が痛いはヤバい兆候?目が痛いときに疑うべき6つの病気と対処法

目が痛いときに疑うべき6つの病気と対処法6つ

目が痛いと、集中できなくなったり頭痛がしたり、仕事や家事もままならなくなることもあるため、早急の対処が必要です。

ただ、ストレスだろう、ちょっと疲れが溜まっただけだろうと、安易な自己判断で適当なケアを続けていると、症状が悪化し深刻な状態を招くこともあります。

さらに目が痛いといっても、原因によって痛みの感じ方は様々で、目の奥が痛いのか、それとも表面が痛いのか、痛み以外の症状はあるのかなど、目の状態を総合的に判断することが、正確な目のトラブルの診断・治療には欠かせません。

そこで今回は、目が痛いときにまず疑うべき病気と対処法をお伝えします。


その目が痛いはヤバい兆候?目が痛いときに疑うべき6つの病気と対処法


1 スマホ、PCに注意!乾燥を伴う目の痛みはドライアイの危険アリ!


スマートフォンやPCの普及で、最近ぐっと患者数が増えているのがドライアイです。

ドライアイの原因は、加齢、コンタクトレンズの着用や長時間のデスクワーク、薬の副作用など様々な要因によって、涙の分泌量または涙そのものの質が低下してしまうことです。

涙は瞬きによって目の表面に行き渡り、目の表面に潤いを与え、目を保護する大切な役割をしています。

また、涙は目の表面洗浄や殺菌、角膜や結膜への栄養供給といった働きもしているため、ドライアイになると目の乾燥以外にも様々な症状が現れるのです。

スマートフォンなどのモニターを見ている時は、無意識のうちに瞬きの回数が減ってしまうため、目が乾燥しやすくなりますが、そこにドライアイの症状が加わると、目がひどく痛むようになります。

10秒間瞬きをせずに目を開けていることができれば、涙の分泌量は合格です。

とは言っても、涙の成分の異常や自覚症状の有無もドライアイの診断のポイントになりますから、目の乾燥以外のドライアイの症状で、当てはまるものがあるかチェックしてみてください。

ドライアイの症状

・目の疲れ
・目のかすみ
・目の痛みや痒み、重い、ごろごろするといった目の違和感や不快感
・白目の充血
・光が目に染みる、まぶしく感じる
・目やにが出やすい

このような症状があり、眼科での検査で涙の分泌量と成分に異常が見つかった場合は、ドライアイと診断されます。

基本的にドライアイは、生活習慣を改善することで対処していくしかありません。

症状がひどく辛い場合は眼科受診も必要ですが、まずは、できる対処法で対処していきましょう。

今から出来る!ドライアイ解消法

・仕事の休憩中などは遠くを見るように意識する。
・視線を上下左右に動かして目の回りの緊張をほぐす
・PC、スマホは1時間に1回は休憩を挟む。画面に目を近づけすぎない。
・ホットマスクや半身浴で温めて血流を良くし、マッサージ
・ドライアイ用の目薬を使う

目を適度に休め、涙の成分を補ってくれる成分の配合された、ドライアイ用の目薬を使って、目をしっかりケアしましょう。


2 目に何か入った?!異物刺激により目が痛い場合の対処法


目の中に、埃や虫などの異物が入ると一時的に痛みを感じますが、瞬きを繰り返しているうちに涙で洗い流され、異物が外に出てしまえば違和感は次第に治まってきます。

しかし、異物が涙では流せない場所に入り込んでしまったり、異物が化学薬品や鉄粉、ガラス片といった、目を傷つける危険性の高いものであったりすると、自分では取り除けないため、すぐに眼科を受診することが大切です。

自分異物を取り除こうとして目をこすったり、目を動かしたりするだけでも、異物が結膜や角膜などの組織を傷付け、症状が悪化してしまうこともあります。

目に異物が入った時の対処法

埃や虫など、危険性の少ないもの

瞬きや目薬で異物を外に流しますが、異物がどこにあるのか確認できた場合は、水を含ませた綿棒を使って取り除きます。

洗面器に水をはり、顔をつけて水中で瞬きを繰り返すのも効果的です。

鉄粉やガラス片といった鋭利な物

自分で取り除くことは危険なので、すぐに医療機関を受診します。

両目を隠し眼球が動かない状態にして、誰かに付き添ってもらって受診しましょう。

化粧品や洗剤などの化学薬品

目が下向きになるようにして、やかんの水や水道水など流水で洗い流します。

漂白剤やトイレ用洗剤など、強酸性・強アルカリ性の薬剤の場合は、30分以上流水で洗って応急処置をして、医療機関を受診しましょう。

何が目に入ったのか分からない時

目視で確認することが困難でも、何かが入り込んで目の痛みが続く場合には、医療機関を受診します。

目の痛みが続き、頭痛や吐き気、白目の充血などの症状がある場合は、失明の恐れもある急性緑内障発作の可能性がありますから、すぐに医療機関に相談しましょう。

目は非常に傷つきやすいため、異物が自分では確認できない、異物を取り除いても痛みが続く場合は、すぐ受診してくださいね。

花粉や埃はゴーグルなどでガードし、強酸性・強アルカリ性の薬剤の取り扱い時は、目に入らないように十分に気を付けましょう。


3 感染症かも?!ウイルス・細菌感染によって目が痛い場合の見分け方


目の中に雑菌やウイルスが入り、感染を引き起こすことで起こる目の病気があります。

目の痛みを引き起こす主な感染症

角膜炎

細菌や真菌、ヘルペスウイルスなどが角膜に感染し、炎症を起こす病気です。

目の痛み以外には、大量の目やに、角膜の白濁、白目の充血などの症状があります。

細菌の種類に応じて、点眼薬や内服薬使って治療を行います。

対処が遅れると視力低下、重症化で失明の可能性もありますから、早期治療が大切です。

ウイルス性結膜炎

感染力の強いアデノウイルスによる流行性結膜炎やプール熱(咽頭結膜熱)は、毎年のように流行する結膜炎です。

目の痛み以外に、目やに、結膜の充血などの症状があります。

さらに、流行性結膜炎ではリンパ節の腫れ、プール熱では高熱や喉の痛みなど、原因であるウイルスの種類によって様々な症状が現れます。

炎症を抑え、二次感染を予防する点眼薬での治療を中心に、ウイルスに応じた治療が行われます。

ぶどう膜炎

目の中に炎症が起こる病気の総称で、失明の可能性のある病気も含まれ、治療にも時間がかかります。

細菌や真菌、ウイルスなどの感染だけではなく、外傷や免疫異常などが原因で発症します。

目がかすむ、眩しく感じる、飛蚊症や視力低下など見え方に関する症状があり、充血や目の痛みを感じることもあります。

内科的治療を中心に、炎症を抑え進行を予防する治療を行いますが、合併症になった場合は手術の可能性もあります。

ものもらい(麦粒腫)

まぶたに細菌が感染して起こる炎症で、かゆみ、腫れ、痛みを伴い、酷くなると真っ赤に充血することもあります。

抗菌作用のある点眼薬で治療します。

完治する病気もありますが、治療開始が遅れたり、治療を中断したりすると視力障害や失明のリスクのある病気も多いですから、目の痛み以外の症状で当てはまるものがあれば、医療機関を受診してくださいね。

痛みを伴う目の感染症が起こるときには、疲れやストレス、そして体力が低下しているときが多いため、体調管理には気をつけるようにしましょう。



4 注意したい緑内障!眼圧が上がって目が痛む場合の見分け方


眼の弾力性や硬さを決めるための圧力を眼圧といい、眼の中から排出される房水の量により圧力は調整されています。

緑内障は眼圧が上がる病気で、圧力が上がることで視野が狭くなる、かすんで見えるといった症状が出て、病状が進行すると目の痛み、圧迫感が現れるようになります。

このような慢性型の緑内障についてはよく知られていますが、一方で、急激に眼圧が上がり、突然の目の痛みや視力低下、頭痛や吐き気などの症状が現れる急性緑内障にも注意が必要です。

急性緑内障は失明の可能性もありますから、すぐに医療機関を受診して治療を受けてくださいね。

慢性型の緑内障は、眼圧を下げる点眼薬やレーザーで治療することができます。

お年寄りがかかる目の病気と思われがちな緑内障は、実は40歳を過ぎたら誰もが発症しうる病気です。

そのため健康診断等で視力検査と一緒に、必ず眼底検査を受けるようにして、緑内障の発症を防ぐようにしましょう。


5 ストレス、疲れがたまってない?眼精疲労による目の痛みへの対処法


眼精疲労は、長時間のデスクワーク、老眼、合わない眼鏡、、、様々な要因で目が極度の過労状態になり、目の痛みや目が重い、目の疲れがとれないといった症状が現れる病気です。

眼精疲労による目の痛みは、目の表面が痛いというよりは、目の奥から後頭部にかけて鈍いズキズキした痛みがあるのが特徴です。

さらに眼精疲労が視神経に影響を与えると、目のかすみ、光が普段よりもまぶしく感じたりする症状も伴うようになります。

オフィスでもプライベートでも、パソコンやスマホなどの画面を見て過ごす時間が長くなり、さらにストレスや睡眠不足なども影響し、眼精疲労になる方が増えています。

眼精疲労の予防や症状の改善のためには、目を休ませることが一番ですので、10分に1回は30秒間目を閉じるなど、目を労わることを心がけてくださいね。

眼精疲労専用の目薬や内服薬はありませんが、ビタミン剤の配合された目薬で目に栄養を与え、規則正しい生活とバランスの良い食生活で、体調を整えていけば、症状も軽減されますよ。


6 脳腫瘍の前兆かも?重篤な病気で起こる目の痛みを見分ける方法


目が痛いと思っていたけれど、実は他の重篤な疾患の前兆であったケースも実はあります!

その代表例が脳腫瘍なのです!

実は視神経は脳と繋がっており、脳の中に腫瘍ができて視神経を圧迫すると、目の奥の痛みやかすみといった症状を引き起こすことがあります。

脳腫瘍による目の痛みやかすみは、目薬を差す等では当然ながら治らないため、脳神経外科で腫瘍の摘出などの治療が必要になります。

目の痛みに加えて、次のような症状が伴っている場合には脳腫瘍の可能性があります。

脳腫瘍を疑うべき症状

・吐き気、嘔吐
・けいれん、しびれ
・はげしい頭痛
・視力障害、視野が狭まる

脳腫瘍の症状は急性緑内障や、脳梗塞など他の脳疾患とも共通するものも多いですが、どれも早期の受診が必要な疾患です。

該当する症状がある場合には、医療機関の相談窓口で症状を説明し、受診先のアドバイスを受けるなど、早く適切な治療を受けられるようにしましょう。


目が痛いときに疑うべき病気、さらに見分けるうえでのポイントや対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

眼精疲労のような、目の酷使をやめれば目の痛みが軽減するものなら良いのですが、細菌やウイルスによる感染症や緑内障、さらに脳腫瘍となると、早く対処しなければ大変なことになる病気もあります。

目の疲労や乾燥に加え、痛みなどの不快感、視界の異常などを感じている場合は、症状が軽い場合は目を休めるケアをしながら様子を見て、改善しない場合には医療機関の受診を検討してください。

まとめ

その目が痛いはヤバい兆候?目が痛いときに疑うべき6つの病気と対処法

1 乾燥を伴う目の痛みはドライアイの危険アリ!
2 角膜炎は細菌や真菌、ヘルペスウイルスなどが角膜に感染し炎症を起こす
3 ウイルス性結膜炎は目の痛み以外に、目やに、結膜の充血などの症状がアリ
4 ぶどう膜炎は目がかすむ、眩しく感じる、飛蚊症や視力低下など見え方に関する症状アリ
5 ものもらいはかゆみ、腫れ、痛みを伴う
6 緑内障で眼圧が上がって目が痛む
7 ストレス、疲れのせいで眼精疲労で目の痛むこともある


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