バナナ酢というのは、バナナと酢をミックスしたもので、酢の中でバナナの栄養素が溶け、それを飲むことでそれぞれ単体で摂取するより体への吸収率がよくなり、相乗効果でダイエット効果が大きく期待されているものです。
バナナが健康に良いことは知られていますが、果たして酢が加わることで、どのように効果がグレードアップするのか、そしてどんな効果効用があるのか、今回詳細をご紹介します。
バナナ酢の6つのすごい効用効果とダイエットでの活用法
1 知っておきたいバナナの効能
日本においてもっとも流通しているバナナはフィリピン産、次いでエクアドル産、台湾やペルーからも輸入されており、日本でも鹿児島や沖縄で多少栽培されているのです。
2006年頃から、マスコミを通して朝ごはんにバナナを食べる「バナナダイエット」が流布され、バナナ酢は応用編と言えるでしょう。
そんなバナナの具体的な効果はどんなものなのでしょうか。
バナナはエネルギーを補充してくれる!
バナナにはでんぷん、ブドウ糖、ショ糖など、様々な糖類が含まれていますが、特にブドウ糖は脳の働きには欠かせない栄養素です。
ブドウ糖は体や脳を動かすエネルギー源で、全体の46%を占めていますが、人間は起きている時だけでなく眠っている時もブドウ糖を消費してます。
ブドウ糖が不足すると低血糖になり、そうなると脳もよく働かなくなるので集中力が落ちたり、仕事の効率にも影響を与えます。
この脳に欠かせないブドウ糖を補充してくれるのがバナナなのです。
しかもショ糖やオリゴ糖、食物繊維やでんぷんなどの糖類も含まれており、それぞれの吸収時間が違うのでエネルギーが持続する時間も長くなります。
バナナはお腹の調子を整えてくれる!
バナナに含まれるオリゴ糖はお腹の中のビフィズス菌を増やしてくれ、さらに食物繊維も加わって腸内のバランスを整え、便秘解消になります。
バナナはカリウムを補充してくれる
バナナには体に必要な必須アミノ酸の一つであるカリウムが含まれており、塩分を体の外に出す働きがあり、に筋肉や神経の働きを正常に保つ働きがあり、高血圧の人には欠かせないものです。
カリウムが不足すると、足がつったり、倦怠感が起きたり、高血圧になったりします。
バナナはイライラを解消してくれる
バナナに含まれるトリプトファンは、脳の興奮を鎮めるセロトニン生成の素になるためのため、特に月経前症候群と呼ばれる、月経3日前から1週間前になるとイライラする症状に効果があります。
またバナナには、血液の生成を促すマグネシウムも含まれていて、神経の興奮を鎮める作用やカルシウムと一緒に摂取する事で骨を丈夫にする効果があります。マグネシウムは鉄分ですから貧血にもいいですね。
さらにバナナは熟すると、程抗酸化作用が強くなるので人の免疫力を高め、アンチエイジングも期待されています。
2 知っておきたい酢の効能
酢には穀物酢と果実酢の2種類あり、その原材料によってそれぞれ呼び方が変わります。
穀物酢は原材料が米や小麦、とうもろこしなどを1000ml中に400g以上使っている酢の事です。
果汁が1000ml中300g以上含まれている酢で、原材料の成分によって違いがあります。
それでは酢の効能とはどのようなものがあるのか、ご紹介します。
3 バナナと酢の相乗効果は
バナナも酢もそれぞれ万能なのですが、この2つがタッグを組むとどんな効果があるのでしょうか?
バナナと酢の良い取りなのがバナナ酢!ぜひ、健康のために積極的に活用するようにしましょう!
4 おいしいバナナ酢の作り方
それでは自宅で簡単に作れるバナナ酢の作り方をご紹介します。
基本的に酢は米酢でもりんご酢でも構いませんが、敢えて黒酢を使うことをお勧めする理由をご紹介します。
さらに、「バナナ酢なので、材料はバナナと酢だけなのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は黒糖に含まれる以下の成分には、バナナ酢と合わさることで相乗効果になるものがあるのです!
- カルシウムが豊富で骨粗鬆症予防になる
- カリウムが豊富でむくみ解消が期待できる
- オフタコサノールが悪玉コレステロールを抑制してくれる
- フェニグルコシドが血糖値を下げてくれる
- ラフィノースがビフィズス菌を増やしてくれる
健康に、美容に、ダイエットに、欠かせない成分がバナナ酢と黒糖で一気に手に入ります。
5 ダイエットに活用できるバナナ酢レシピ
バナナ酢は原液で飲むと、酸味で胃を壊す危険性があるので、出来るだけが牛乳や水で自分好みに薄めて飲みましょう。
そこでダイエット効果を上げるに、定番の3つの飲み方をご紹介します。
バナナ酢のバナナは、1週間程度で取り出するのですが、せっかくので漬けたバナナを有効活用して、ヨーグルトを使ったスムージーも作ってしまいましょう!
ドリンクとして飲むだけではなく、サラダドレッシングとしてバナナ酢を活用することもできますよ!
他には酢豚の酢代わりに使ったり、しゃぶしゃぶにかけたりと、バナナ酢ドレッシングがアイデアは無限大ですので、いろいろと試してみてくださいね!
6 バナナ酢を飲むタイミングと注意点
バナナ酢の効果効用を紹介してきましたが、飲むタイミングと注意点はしっかりを守りましょう。
バナナ酢は冷蔵庫で保管
バナナ酢は真夏には発酵しすぎてアルコールになってしまう事があるので出来るだけ冷蔵庫で保管するのがお勧めです。
また、バナナ酢バナナは、1週間程度で取り出さないと色や風味が落ちます。
バナナ酢を飲むタイミング
バナナ酢は空腹時を避けて、朝・昼・晩の食前に大さじ1を薄めて飲むか、よりダイエット効果を期待したい場合は、大さじ2から3を薄めて飲んでも良いでしょう。
ただし、飲みすぎは胃荒れを起こすので注意しましょう。
さて、『バナナ酢の6つのすごい効用効果とダイエットでの活用法』はいかがでしたか。
バナナ酢って意外と簡単に作れますし、しかもバナナと酢のW効果が体を内側から美しくしてくれる効果があります。
そしてバナナは大きな房のほうが安い時もありますので、たくさん買って余るようであれば、バナナ酢にすれば捨てずに有効活用もできます。
ただ、飲むだけでなく料理に使ったりと、いろいろと使えるバナナ酢をどんどん活用していきましょう!
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