白いんげん豆の脂肪撃退効果でみるみる痩せるダイエットのコツ

白いんげん豆の脂肪撃退効果でみるみる痩せるダイエットのコツ

白いんげん豆には、ダイエット効果や私たちの体の調子を整えるのに嬉しい栄養素が豊富に含まれていることで、近年注目を集めています。

そこで今回は、白いんげん豆に含まれる栄養素やその嬉しい効能、食べるときの注意点も含め、さらには普段の食事で簡単に白いんげん豆を食べられるお手軽レシピをご紹介します。


白いんげん豆の脂肪撃退効果でみるみる痩せるダイエットのコツ


1 白いんげん豆って何?


白いんげん豆とは大福豆や白金時豆など、白色をしている種類のいんげん豆のことで、日本では和菓子の白あんなどによく用いられます。

原産は中南米で、マメ科インゲン属の白色の種皮色を持つ豆で、諸外国、特にフランスやイタリアでは普段の料理、とりわけ煮込み料理に使用されています。

2 白いんげん豆の嬉しい栄養素と効能4つ

日本ではあまり見かけない白いんげん豆ですが、この白いんげん豆には私たちの身体にとって嬉しい栄養素を豊富に含んでいます。

どのような栄養素が含まれているのかをご紹介します。

白いんげん豆の嬉しい栄養素と効能

豊富なミネラル類

白いんげん豆はカリウムやマグネシウム、鉄や亜鉛などのミネラル類を豊富に含んでいるため普段の料理に取り入れることで貧血の予防や免疫力のアップ、脳を活性化するといった健康維持や、脂肪の燃焼を助ける効果もあるためダイエットにもとても有効であり、アンチエイジングなど老化を防ぐ役割もしてくれます。

食物繊維

白いんげん豆には同じグラム数のさつまいもの約2倍、ゴボウの約3倍もの食物繊維が含まれています。

食物繊維は腸内環境を整え、便秘の解消や老廃物の排泄を促してくれる役割があるので、普段の食事で積極的に取り入れたい栄養素です。

白いんげん豆のもつ食物繊維は、加熱することで難消化性でんぷんという食物繊維となり、従来含まれている食物繊維よりも多くなるため、煮込み料理などの温かい料理で食べるとさらに効果が上がります。

サポニン

茹でる時に出る、苦みやえぐみ、いわゆる「あく」の中にはサポニンという栄養成分が含まれています。

このサポニンには強い抗酸化作用が含まれており、動脈硬化の予防や中性脂肪を低下させ、脂肪の代謝を促して肥満防止の効果を持っているなど、生活習慣病の予防にも役立ちます。

加熱しなければいけないので、過剰な期待はできませんが、食べることで体に嬉しい作用があるのは間違いありません。

必須アミノ酸

白いんげん豆には、私たちが体内で作り出すことのできない必須アミノ酸という栄養素も含んでいます。

必須アミノ酸には9種類あり、白いんげん豆に含まれるリジンやレオニンを白米などと一緒に摂取することで、アミノ酸バランスが向上し効率よく働いてくれるようになります。

この必須アミノ酸をバランスよく摂取することで、疲労回復やダイエット効果、さらには美肌効果も得られます。


3 白いんげん豆のダイエット効果


白いんげん豆にはα-アミラーゼ・インヒビターという成分が含まれており、この成分がダイエットに効果的な栄養成分となります。

このα-アミラーゼ・インヒビターは炭水化物との相性がよく、一緒に摂ることで糖の吸収を抑え体内に残らないようにしてくれます。

炭水化物はインスリンの働きでに糖になり、糖になりきらなかった分は中性脂肪に変わり体内に留まってしまいますが、白いんげん豆を炭水化物と一緒に摂ることにより、α-アミラーゼ・インヒビターは炭水化物が糖になるのを防いで、消化吸収を抑制するためダイエット効果が得られるのです。


4 白いんげん豆の基本の茹で方


白いんげん豆に含まれるレクチンは、生のままで摂取すると強い毒性があり、腹痛や嘔吐などの原因となります。

副作用を避けるためにも、白いんげん豆を食べるときには、十分に加熱処理してから食べましょう。

白いんげん豆の茹で方

①白いんげん豆を豆の3倍量の水で一晩つけて戻します。
※粒の大きさや量によっては数時間でも大丈夫な場合もあります
②豆は約2倍程度に膨らみ十分に戻ったら鍋に水を張り茹で始めます。
③一度煮立たせさらに数分おくとあくがでてくるので、一度ざるにあげ煮汁を捨てます。
④再び鍋に前を戻し3倍量程の水で煮ていきます。
⑤吹きこぼれないよう弱火で30分~40分程煮たら茹で白いんげん豆の出来上がりです。

茹でた白いんげん豆は冷凍保存も可能で、サラダやスープ、カレーなどに手軽に入れることが出来るので、一度作っておくと普段の食生活の中でも取り入れやすくなりますので、是非作ってみてください。


5 白いんげん豆のレシピ3選


白いんげん豆には私たちの身体に嬉しい効果が沢山あります。

その白いんげん豆を毎日の食事の中で簡単に取ることができるように、手軽に出来て美味しいレシピをご紹介します。

程よい甘さがおやつにも!白いんげん豆の甘煮

材料

  • 白いんげん豆(茹でたもの):150g
  • 砂糖:100g
  • 塩:小さじ1
  • 水:350ml

作り方

①砂糖50gとお水を鍋に入れ火にかけ、沸騰したら茹でてある白いんげん豆を入れ弱火で30分ほど煮ます。
②水がなくなってきたら差し水をして調節します。
③残っている砂糖を全て入れ、さらに15分ほど煮てから塩を入れ10分ほど煮ていきます。
④10分ほど経ったら火を止めてじっくり味をしみこませて完成です。

温かいお料理にも!白いんげん豆と鶏肉のトマト煮込み

材料

  • 白いんげん豆:50g
  • 鶏肉:150g
  • キャベツ:50g
  • トマト缶:1缶
  • ニンニク:1/2片
  • コンソメスープの素:1個
  • 水:400ml
  • オリーブオイル:大さじ1
  • 塩胡椒:適量

作り方

①鶏肉は一口大に、ニンニクはみじん切りにしキャベツも食べやすい大きさに切っておきます。
②鍋にオリーブオイルを入れて熱し、ニンニクを炒めます。
③ニンニクの香りが出てきたら鶏肉を加え、表面が焼けてきたらキャベツを加えてしんなりするまで炒めます。
④火が通ってきたら水とトマト缶とコンソメスープの素を加え煮ていきます。
⑤完全に火が通り煮えたら塩胡椒で味を調え完成です。

軽く食べることのできるサラダからおやつ感覚で甘く食べられるもの、体の温まるスープまで白いんげん豆はどの料理にも使えて美味しく食べられるのも魅力的な食材です。

ダイエット効果もある食材なので積極的に料理に使っていきましょう。


さて、『白いんげん豆の脂肪撃退効果でみるみる痩せるダイエットのコツ』はいかがだったでしょうか?

日本の食卓にはあまり馴染みのない白いんげん豆ですが、動脈硬化を予防する成分やダイエットに有効な栄養素が豊富だったりと、食べると身体に嬉しい効果がたくさんあります。

必ず加熱してから食べなければいけませんが、基本の茹で方さえ知っておけばスープに入れたりサラダに入れたり、普段の食卓のプラス一品として手軽に食べることができます。

ぜひレシピを参考に白いんげん豆を普段の食生活に上手に取り入れてみてくださいね。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

白いんげん豆の脂肪撃退効果でみるみる痩せるダイエットのコツ

1 白いんげん豆って何?
2 白いんげん豆の嬉しい栄養素と効能4つ
3 白いんげん豆のダイエット効果
4 白いんげん豆の基本の茹で方
5 白いんげん豆のレシピ


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