蕁麻疹の原因の一つ?肝臓機能を正常化する7つのステップ

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本来、蕁麻疹の腫れやかゆみは半日も経たずに消えてしまうものですが、それが長く続く場合には湿疹を疑う必要あります。

実は肝臓の機能が低下すると湿疹やかゆみ、さらに血管腫という腫れが皮膚に現れることがあるのです。

そこで今回は、肝臓の機能低下で起こる病気、体の不調の原因から、肝臓を労わって機能を回復させる方法をご紹介します。


蕁麻疹の原因の一つ?肝臓機能を正常化する7つのステップ


1 肝臓の機能と肝臓病の種類


肝臓は重さ1200g、人間の体の中でも最も大きな臓器なのですが、その働きは実に多岐にわたります。

肝臓の5つの機能

代謝

食べ物から得たタンパク質、糖質、資質を体に必要な物質に分解・合成・貯蔵する

解毒

体内にできたアンモニアなどの老廃物、体の外から入る有害物質、アルコール、薬の成分を分解、排出

胆汁の分泌

脂肪の消化に不可欠な胆汁を十二指腸に分泌する

鉄分・ビタミン類の貯蔵

古くなった赤血球やホルモンを分解、赤血球に必要な鉄分を貯蔵したり、ビタミン類を貯蔵する

細菌の排除

血液中の細菌を肝臓にある免疫細胞が排除

肝臓には肝動脈から1日当たり2000リットルを超える血液が流れ込み、代謝と解毒処理などをしたうえで肝静脈から再び体に血液が戻され、胆汁の分泌も行われます。

そんな休むことなく動き続ける肝臓は、実に3/4が切除されても4~5か月で元の大きさに戻るという恐るべき自己再生機能を持っています。

それでは肝機能が低下する肝臓病にはどのようなものがあるかをご紹介します。

肝炎

肝炎には、肝臓の炎症が半年程度で完治する急性肝炎、そして半年以上炎症が続く慢性肝炎の2種類に分けることができます。
さらに急性肝炎が急激に悪化すると起こる劇症肝炎は死亡率8割程度になる病気です。

■A型肝炎

A型肝炎ウイルスは急性肝炎の4割を占め、A型肝炎ウイルス感染者の便から排泄されたウイルスから感染、あるいはウイルスを溜め込んだ貝類を食べることで感染します。

潜伏期間

2~6週間

感染後の症状

高熱、吐き気、食欲不振や倦怠感、皮膚の黄疸、白目、濃い尿が出る

完治までの期間

A型肝炎ウイルスの抗体ができると4週間ほどで症状は改善します。

■B型肝炎

B型肝炎ウイルスは急性肝炎の3割、慢性肝炎の2割、劇症肝炎の4割を占め、感染はB型肝炎ウイルス感染者の母親から胎児への感染(母子感染)や血液を輸血されたことでの感染、注射針、入れ墨、性交渉などウイルス感染者の血液や体液に触れることでも感染します。

ただ、B型肝炎ウイルスに感染したからといって、必ず肝炎が発症するとは限らず、またB型肝炎ウイルスワクチン接種を受ければウイルス感染することはありません。

潜伏期間

1か月~半年

感染後の症状

高熱、吐き気、食欲不振や倦怠感、皮膚の黄疸、白目、濃い尿が出る

完治までの期間

型肝炎ウイルスは1度かかるとウイルスを体から追い出すことはできないものの、患者の9割はウイルスの増殖を抑える治療を行うことで症状を抑えることができます。ただ1割は慢性肝炎を起こすとされています。

■C型肝炎

C型肝炎ウイルスは急性肝炎の2割、慢性肝炎の6割、劇症肝炎の5割を占め、感染はC型肝炎ウイルス感染者の血液を輸血されたこと、注射針などでの感染が主で、母子感染や性交渉での感染はまれです。

ただ、B型肝炎ウイルスに感染したからといって、必ず肝炎が発症するとは限らず、またB型肝炎ウイルスワクチン接種を受ければウイルス感染することはありません。

潜伏期間

1か月~2か月

感染後の症状

高熱、吐き気、食欲不振や倦怠感、皮膚の黄疸、白目、濃い尿が出る

完治までの期間

C型肝炎ウイルスは1度かかるとウイルスを体から追い出すことはできないものの、患者の3割はウイルスの増殖を抑える治療を行うことで症状を抑えることができます。
ただ7割は10年ほどの症状休止期間を経て慢性肝炎に、さらに慢性肝炎の4割は10年以内に肝硬変、肝がんにと症状が悪化していきます。

肝炎以外にも生活習慣の乱れやアルコール摂取のし過ぎで起こる病気もあります。

非アルコール性脂肪性肝炎

糖尿病患者、生活習慣の乱れで肥満の人に見られる肝障害で、肝機能が低下します。

放置するとまれに肝硬変に進む可能性があります。

アルコール性肝障害

アルコール摂取のし過ぎで起こる肝障害で、『肝臓の病気=アルコールの飲みすぎ』とイメージされる所以は、日本人の300万人がアルコール性肝障害だからです。

肝機能が低下し、そのまま放置すると肝硬変に進む可能性があります。

脂肪肝

肥満、アルコール摂取のし過ぎで肝細胞の3割以上に中性脂肪が蓄積された状態で、肝機能が著しく低下します。
放置するとまれに肝硬変に進む可能性があります。

薬剤性肝障害

新たに薬を飲み始めてから1か月以内に起こる肝機能障害で、発熱や皮膚のかゆみ、黄疸の症状が出ます。

肝炎や肝障害で肝機能が長い時間をかけて悪化すると、さらに恐ろしい病気になります。

肝硬変

慢性肝炎が進行すると肝臓自体が肝細胞が無くなることで小さくなり、肝機能が著しく低下して、高熱、吐き気、食欲不振や倦怠感、皮膚の黄疸、白目、濃い尿が出るが出ます。

肝がん

肝がんはB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスで起こる原発性肝がん、他の臓器などからの転移で起こる転移性肝がんに分けられます。

休息をとっても疲労感が抜けない、常に倦怠感、お酒の飲める量が減ってきた、食欲不振、肌や髪の調子が悪くなってきた、湿疹やかゆみができやすくなった等、明らかに体調の変化を感じる場合は、非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝で肝機能が下がっている可能性があります。


2 肝臓病の自覚症状と他覚症状と蕁麻疹の関係


肝臓病が原因となって起こる症状には、自覚症状と他覚症状で判断することができ、蕁麻疹は他覚症状の1つとして類似する症状とともに見られます。

肝臓病の自覚症状

  • 倦怠感
  • 熱がある(微熱、高熱)
  • 食欲不振
  • 酒が弱くなり余り飲めなくなった
  • 息切れがする
  • 体に湿疹やかゆみがある

他覚症状

  • 手のひらが赤くなる
  • 濃い色の尿が出る
  • 白い色の便が出る
  • 白目が黄色い
  • みぞおちが腫れる
  • 少しの傷で血が出る
  • 肩・胸・背中にかけて斑点ができる
  • 男性なのに乳房が大きくなる

「肝臓病になると蕁麻疹が出る」と言われるのは、肝臓機能低下で血中のビリルビン値が高くなり、肝臓の自覚症状である湿疹やかゆみが症状が現れることで、これをアレルギー性蕁麻疹、慢性蕁麻疹などと同じだと勘違いしているからです。

そして他覚症状の1つである、胸、肩から背中にかけてできる肝硬変が進行するとできる血管腫の斑点も蕁麻疹と勘違いされることがあります。

血管腫とは,血管にできる腫瘍のことで、皮膚の下であればどこにでも生じるものです。

自覚症状、他覚症状のいずれも、相当肝臓に支障が起きていない限り現れない症状ですので、気になる症状があれば迷わず病院で診察を受けるようにしましょう。


3 食べ過ぎない事!腹八分目の徹底で肝臓を守る方法


食べ過ぎは身体によくないと分かっていても、お腹が100%満たされるまで、つい食べてしまいますよね。

そうすると、食べ物から摂取する栄養の処理に追われる肝臓に大きな負担がかかるため、そもそも食べ過ぎは厳禁です!

そこで、毎度の食事で腹八分目を守るためにできることをご紹介します。

ちょっとした工夫で食べ過ぎ予防!食事のポイント

一日三食、きちんと食べる

朝食を抜いたり、昼食を軽いもので済ませると、その反動でたくさん食べてしまいます。

汁物を毎食事に取り入れる

汁物は満腹感を与えてくれます。食事の始めに飲むのがおススメです。

食べる分量だけを器に盛る

大皿で取り分ける形にすると、好きなだけ取ってしまいますよね。。。

よく噛んで時間をかけて食べる

20分以上の時間をかけて食べると満腹中枢が働きます。

不溶性食物繊維を取り入れる

水分を吸収してお腹の中で膨らむため、満腹感を得やすいです。こんにゃく、イモ類、キノコ類を積極的に食べましょう。

腹八分目を心がけて肝臓への負担を減らしてみましょう!


4 お酒を飲むなら守るべき!肝臓をいたわる飲み方


非アルコール性脂肪性肝炎、アルコール性肝障害や脂肪肝で肝機能が下がっている方は、お医者さんからお酒を控えるようにと言われますよね。

ただお酒好きな方にとって、禁酒ほど辛いことはないもの!我慢することがストレスになり、かえって様々な不調となって表れることも多いため、禁酒ができない方は、せめても肝臓への負担が大きくならないように飲むのが絶対条件です!

飲むなら肝臓を労ろう!飲酒のルール

空腹では飲まない

空腹状態では通常の1.5倍~2倍のスピードでアルコールを吸収して、肝臓の負担が大きくなります。

飲酒量を減らし、休肝日を作る

適量より少し量を減らし、今まで毎日飲んでいたなら、週に2日は休肝日を設けるなどして、アルコールの全体量を減らす努力をしましょう。
仕事でどうしても飲み会などを避けられない場合には、最初乾杯だけビールを飲み、あとはソフトドリンクだけにするなど、肝臓を労わるようにしましょう。

お酒と同量かそれ以上の水を飲む

血中のアルコール濃度が急激に上がらないようにします。

高タンパク低脂肪なおつまみを食べる

タンパク質は肝臓がアルコールを分解する際に必要です。枝豆、豆腐、チーズ、卵焼きなどのおつまみを必ず食べましょう。

お酒を飲む前に肝臓を労わるサプリメントを摂取する

二日酔い解消のためにウコンやしじみ、亜鉛などが入ったサプリメントを常用する方もいるかもしれませんが、お酒を飲み始める直前に飲むのも効果的です。

また、お酒を飲んだ後に、蕁麻疹が必ずといっていいほど表れる場合は、肝臓病の症状ではなく、アルコールアレルギーによる湿疹の可能性もあります。


5 肝臓にとても良い!ゴマを効果的に摂取する方法


老化や病気の原因になる活性酸素の8割が肝臓で発生するのをご存知ですか?

有害物質(添加物、農薬ほか多数)が過剰に体内に入ると、肝臓が処理しきれなくなり、それが原因で蕁麻疹のような湿疹やかゆみが症状として現れることがあります。

そこでイチオシなのが、私たちの身近な食材の一つであるゴマを食べることです。

ゴマにはゴマリグナンという強力な抗酸化成分が含まれています。

その特徴としては、ゴマリグナンが肝臓にたどり着いてはじめて力を発揮するため、肝臓を元気にしてくれるのです!

他にも抗酸化作用のある食品は数多くありますが、これらは体内に入るとすぐに使われるため、肝臓に到達する時点では、ほとんど効力がないのが事実です。

ゴマ効果を最大限にするために、以下のようにして摂取することをおススメします。

ゴマの効果を最大限に!摂取する時のポイント

ゴマを炒ってから擦る

ゴマは外皮が非常に固いため、生の状態では消化せずに素通りします。また炒ることで、抗酸化力がなんと12倍にもアップ!

1日大さじ1~2杯を目安に摂取

ゴマを毎日の食事に取り入れましょう。

大きく分けて、黒ごま、白ごま、金ゴマの3種類のゴマがありますが、最も抗酸化力の高いものは黒ごまですが、成分においては大差もないため、好みで選ぶと良いでしょう。

さらにゴマに含まれているセサミンには、肝臓のアルコール分解・解毒機能を高める作用もあるため、アルコールを飲む前にセサミンサプリメントを服用すると悪酔いや二日酔い防止に効果がありますよ!


6 アロマオイルの力を借りる!デトックスを助ける精油


肝臓には、体内の老廃物や有害物質を外へ出す大事な働きがある一方、肝臓が疲れきっていると、蕁麻疹のような湿疹やかゆみが症状として現れることがあります。

そこで、数あるアロマエッセンシャル(精油)の中には、解毒を助けたり、肝機能を高める効果が期待できるものもありますので、活用してみるのも一つの方法です!

デトックスと肝機能アップ!お薦めの精油5選

  • ジュニパーベリー
  • ローズマリー
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ゼラニウム

最も手軽な使い方は、お風呂に精油を2~3滴入れるアロマバス!浴室内の湯気で鼻から吸引、肌からじわりと浸透します。

お風呂で身体が温まり、アロマによる癒し効果で肝臓だけではなく、精神的なストレスの軽減にも良いので、ぜひアロマを活用してみましょう!


7 肝臓機能を高める3つのツボ


肝臓が疲れているときには、アルコールの摂取を控え、食生活の改善と身体をできる限り休めることが大切ですが、補助的な方法としてお薦めしたいのがツボ刺激です!

肝機能を高めるツボはたくさんありますが、その中でも代表的な3つツボをご紹介します!

陽池

陽池のツボ押しは、肝臓を温めて全身の血行促進に繋がる効果があります。
手の甲にある肝臓効くツボ陽池

ツボの位置

左右の手の甲側、手首の真ん中より少し小指側にある凹み

ツボの押し方

親指でツボを触り、残り4本指で手首を挟み固定します。ゆっくりと押して5秒、緩めて5秒を5〜10回続けます。

太衝

太衝のツボ押しは、ストレスを和らげたり、疲れた肝臓を回復させる効果が期待できます。
弱った肝臓機能の回復に効果のある大衝

ツボの位置

足の甲に浮き出ている親指と人差し指から伸びている骨の間の交点のくぼみにあります。

ツボの押し方

ゆっくりと強めに押して5秒、緩めて5秒を5〜10回続けます。

曲泉

曲泉は肝臓の働きを助けてくれるツボで、肝機能が低下しているときに押すと痛みがあるのが特徴です。
肝臓の働きを助けてくれる膝のツボ曲泉

ツボの位置

膝をしっかりと曲げるとできる内側のシワの最先端部分にある凹み

ツボの押し方

親指の腹で、ゆっくり押しては緩めてを繰り返します。

食後すぐや疲労感の強いときを除き、毎日朝と夜の2回、リラックスしているときにツボ刺激を実践してみてくださいね!


さて、『蕁麻疹の原因の一つ?肝臓機能を正常化する7つのステップはいかがでしたか?

肝臓はとてもタフで働き者なのですが、負担をかけるような食生活や無茶な生活が続くことで、気づかないうちに機能が低下してしまいます。

そうなると蕁麻疹のような湿疹やかゆみが症状として現れることがあります。

肝臓は健康と美容の維持のために大切な臓器ですので、いつも気にかけて労わるようにしていきましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

蕁麻疹の原因の一つ?肝臓機能を正常化する7つのステップ

1 肝臓の機能と肝臓病の種類
2 肝臓病の自覚症状と他覚症状と蕁麻疹の関係とは
2 食べ過ぎない事!腹八分目の徹底で肝臓を守る方法
3 お酒を飲むなら守るべき!肝臓をいたわる飲み方
4 肝臓にとても良い!ゴマを効果的に摂取する方法
5 アロマオイルの力を借りる!デトックスを助ける精油
6 肝臓機能を高める3つのツボ


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