「最近、疲れやすい・・・」「いつも何となく疲れが抜けない」そんなことってありませんか?
その原因、、、肝臓の疲れかもしれません!
肝臓は働き者の臓器で、食べたもののエネルギー代謝や胆汁の生成と分泌、毒素のデトックスなど様々な働きを行っています。
ただ、肝臓の不調自体が自覚症状となって表れにくく、ただの体の疲れと片づけられてしまうため、肝炎、肝硬変、脂肪肝など後々の大病になるまで気がつかないケースがあるのです。
そこで今回は、慢性疲労の原因の一つである肝臓の疲れを取って、体を健康に導くための具体的な食事の摂り方をご紹介します!
慢性疲労の原因?肝臓の疲れに効く食事の摂り方7つ
1 肝臓を強くする食べ物
肝臓病の食事療法というと、脂質を控えてタンパク質をしっかり摂るというのが基本でしたが、肝臓が機能低下しているときにたくさん栄養を補給しても逆に負担になってしまうことが明らかになっています。
特に脂肪肝の場合は、カロリーを上手にコントロールすることが大切です。
タンパク質も、あまり摂り過ぎると消化に負担がかかるので適切な量にとどめ、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、ビタミンやミネラルは不足すると様々な体の不調の原因となるため、良質なサプリメントに頼り、栄養補給することも大切です。
そこで肝臓に良い食べ物をご紹介します。
他にも牛乳や卵、にんにく、大根やもやしも、弱った肝臓を強化するのに良い食べ物です。
ただ、どんなに肝臓に良いからといって食べ過ぎしてしまうのは、別な意味で肝臓に負担がかかってしまいます。
よく噛んで食べることは健康にも様々な良い影響があるので、ぜひ肝臓に良い食べ物をゆっくり噛んで食べるようにしましょう。
2 肝臓に負担になる食べ物
肝臓を強くして肝機能を高める食べ物がある一方で、肝臓に負担をかけて肝機能を低下させる食べ物もあります。
肝臓の毒物処理で負担がかかるため、安全な食べ物で、かつ加工されていない自然なものを食べるようにしましょう。
3 肝臓に良い脂質の摂り方のポイント
脂質はリノール酸の少ないオイルを適量摂ることがまずポイント!なぜならばリノール酸という脂肪酸は、体内の炎症を悪化させるからなのです!
現代の食生活だと過剰気味で炎症性疾患になるリスクが高くなるため、ゴマ油や大豆油、コーン油、ヒマワリ油などのリノール酸が多い油の摂取は気をつけましょう。
加熱調理に使うならオリーブオイルやココナッツオイルが最適です。
4 肝臓の負担となる糖質の摂り過ぎを防ぐ方法
糖質、特に砂糖のような精製度の高い糖質は、腸の悪玉菌の一種であるカンジダ菌を増やします。
カンジダ菌が出すアルコールなどの毒素は肝臓を疲れさせるので、カンジダ菌が増えすぎないように糖質の摂りすぎには注意しましょう。
カンジダが多いと、人によってはお酒を飲んでいないにもかかわらず、呼気からアルコールが検出されることもあります。
アルコールは肝臓に負担をかけるので禁酒が基本ですが、甘いものにも注意する必要があります。
そこで砂糖の代替として摂取したい安全な甘味料を3つご紹介します!
5 肝臓が喜ぶ水分補給のポイント
成人は1日に2リットルの水分を最低限飲むことが健康に良いとされています。
なぜならば、水分摂取は肝臓のデトックスを助け、肝細胞の再生を促す効果があるからなのです。
ただ、水の飲み過ぎは腎臓に負担をかけるため、1日3リットル、4リットルとたくさん飲むのはやめましょう。
また、水分補給の基本は一度にがぶ飲みするのではなく、こまめに補給することです。
食事以外の時間は、口の中を潤す程度に少しずつ飲むようにすると良いですよ!
6 肝臓に負担をかけない食習慣改善のポイント
食事の時間が不規則だったり、ドカ食いすることは肝臓にとって良くはありません。
食事の時間をきちんと決めて、量も適切に管理し規則正しく食事をすることが大切です。
また、早食いも肝臓を疲れさせ、消化に大きな負担をかけることになるため、よく噛んでゆっくり食べるようにしましょう。
7 肝臓をいたわるアルコール摂取のコツ
アルコールが肝臓で代謝される際に、ホルムアルデヒドなどの有害な毒素が発生します。
また、毒素分解のために亜鉛などのミネラルやビタミンを大量に消費してしまいます。
と、、、わかっていてもお酒はなかなかやめられないものですよね。
毎日缶ビール1本程度であれば、肝臓に負担もかからず健康にも影響を与えませんので、禁酒ができない方は一度に飲む量を減らすようにしましょう。
さらにお酒を飲む前に、セサミンのサプリメントを飲んだり、お酒と一緒にごまが入った料理を食べると、肝臓のアルコール分解・解毒機能が向上し、肝臓の負担を抑えて、二日酔い防止にも役立ちます。
さて、『慢性疲労の原因?肝臓の疲れに効く食事の摂り方7つ』はいかがでしたか?
普段意識することのない肝臓ですが、とても大切な臓器なので労わってあげましょう。
今回ご紹介した肝臓の疲れに効く食事の摂り方を実践すれば、肝臓だけでなく体全体の健康を底上げできます。
全部実践するのは難しくても、よく噛む、水を飲むなどできるところから実践していきましょう!
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