ダイエット時や、睡眠不足の時など、急にめまいがして貧血を起こすことがありませんか?
貧血を起こしてもすぐに元の状態に治まるといいのですが、頭痛になるとやっかいですよね。
それに、急に貧血による頭痛が外出先で起こってしまったら、精神的パニックになって大変なことになります。
そこで、今回は外出先でも役に立つ、貧血時の頭痛の原因と即改善する方法についてご紹介します!
貧血時の頭痛の原因と即改善するための5ステップ
1 脳の酸素不足が原因?貧血時に頭痛になる理由とは
貧血になるのは、赤血球の減少が原因です。
赤血球は体内の細胞に酸素を送る役割があり、細胞に酸素が送られると、免疫力や新陳代謝が上がり気力や体力が増幅していきます。
しかし、赤血球の数が減少したり形が小さすぎたりすると、体内に酸素をうまく運ぶことができなくなるのです。
赤血球の動きが悪くなり酸素が運ばれなかった細胞は、酸素不足を起こし、貧血症状を起こします。
貧血により脳内に酸素が行き渡らなくなると、頭痛やめまいとなって現れます。
つまり、貧血による頭痛は、脳内が酸素不足になっていることが原因なのです。
2 貧血で頭痛になった時の対策方法①安静にする
もし外出時に、貧血で頭痛を起こしてしまったときは、広い場所で横になりましょう。
衣服のボタンやベルトなど、体を締め付けるようなものを外します。
寝転がって体の締め付けを緩めることにより、頭に酸素を生きやすくさせます。
また、貧血を起こしたときは呼吸が浅くなっていますから、ゆっくりと深い呼吸をして頭に酸素が行き届くようにします。
貧血で頭痛を起こしたときは、心配事や悩み事など余計なことは考えず、落ち着くまでじっとしていましょう。
3 貧血で頭痛になった時の対策方法②痛み方によって処置を変える
貧血が原因で頭痛を起こした場合、その痛み方によって患部の処置が違います。
貧血による頭痛には、ある箇所だけがズキズキと痛む偏頭痛と、全体的に頭がシクシクと痛む緊張型頭痛の2つです。
対処法がそれぞれ違うため、対処法を間違うと悪化させてしまうおそれがありますので気をつけてください。
普段から自分がどちらのタイプの頭痛がしやすいか判断しておくと、貧血で頭痛を起こしたとき、即座に対策を取ることができます。
外出時には、バッグに薬やタオル、緊張型頭痛の人は貼らないカイロなど患部を温めるものを入れておきましょう。
4 健康な人も貧血に!?貧血から頭痛になりやすい時期
血液検査で貧血と診断されなくても、ある時期になると貧血を起こすことがあります。
「貧ではないはずなのに、どうして貧血を起こしたのだろう」と思ったことはありませんか?
貧血時の頭痛を予防するには、貧血になりやすい時期を知ることが大切です。
普段、貧血ではない人も、貧血と診断された人も、自分がどういうときに貧血をおこしやすいかを知っていると、心構えと対策をたてることができますので安心ですよね。
貧血を起こしやすい時期には、できるなら外出を控える、予定を変更するなどして安静に過ごしましょう。
5 普段からの食事が大事!貧血による頭痛を防ぐ食事療法
貧血が原因の頭痛を防ぐには、普段から貧血を予防する食事を取り入れましょう。
また、貧血に良い食材を多く取り入れるだけでなく、貧血を促進するような食事を避けることも大事です。
レバーは貧血に良い鉄分、ビタミンB12、葉酸が含まれているので、貧血予防には最適の食材です。
また、嬉しいことにレバーが含むビタミンAは抗酸化作用が強い成分なので、アンチエイジングや小顔効果もあるのです!
レバーを積極的に取り入れて、貧血による頭痛防止だけでなく美肌をも取り戻しましょう!
さて、『貧血時の頭痛の原因と即改善するための5ステップ』はいかがでしたか?
貧血時の頭痛を防ぐには、貧血そのものを治すことも大事ですが、頭痛が起こってしまった時の対処法を知っておくと、万が一貧血から頭痛になってしまっても、慌てることなく対処できます。
貧血体質だからと外出ややりたいことを諦めず、改善法を実践することで健康な体を取り戻してくださいね。
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