ある日突然襲ってくるのが歯の強い痛みです。虫歯の疑いがあればすぐに治療をするのが一番ですが、時間や状況によってはすぐに治療に行けないこともありますよね?
虫歯は放置すると頭痛など身体の他の部位まで影響を起すことがあるので、注意が必要です。
また、歯が痛いとしても単純な虫歯とは限らず他の原因を併発している場合があります。
そこで今回は虫歯で起こる耐えられない頭痛を撃退する5つの改善法をご紹介します。
虫歯で起こる耐えられない頭痛を撃退する5つの改善法
方法1 患部を冷まして頭痛を撃退する方法
炎症による痛みであれば冷やすことが効果的です。患部を冷やすことで、血流を抑えることができ、神経の働きも鈍化するので痛み和らげることができます。
虫歯により頭痛まで引き起こすようなときは温めることや血行を良くすることは一時的に控えましょう。
そこで虫歯の患部の冷やし方3つのポイントをご紹介します。
虫歯の患部の冷やし方3つのポイント
①氷で冷やす
口の中に氷を入れて冷やす。可能であれば冷却材をタオル等でくるみ、外からも冷やしましょう。
過度に冷やしすぎないように注意が必要です。なお、軽度の虫歯の場合は氷を口に含むとしみる場合があるため、痛みが和らいだ場合は進行した虫歯の可能性があります。
②アルコールを控える
アルコールは神経が麻痺して一見痛みを抑えるように思われがちですが、血行を良くする作用もあります。
悪化の原因にもなりかねませんので、この時ばかりは控えましょう。
③安静にする
普段は身体を動かすことは大変良いのですが、虫歯により頭痛を引き起こしている状態では血行がよくなって悪化する可能性があります。
安静に過ごしましょう。
方法2 耐えられない頭痛を薬で楽にする方法
痛み止め薬は治療にはなりませんが、一時的に痛みを和らげるには大変有効です。治療に行けるようになるまでの一時しのぎとして可能で有れば活用しましょう。
そこで、虫歯による頭痛に有効な痛み止めと使用方法2点をご紹介します。
有効な痛み止め2点
①頭痛薬を服用する
頭痛薬は一般的に鎮痛薬となりますので、頭痛は勿論歯の痛みにも有効です。
②正露丸を歯の患部に詰める
正露丸には歯の鎮痛効果や消毒効果を持つ成分が含まれています。頭痛薬が無い時は試してみましょう。
いずれにしても一時的な痛み止めですので、治療効果はありません。また、薬を使用した場合は治療を受ける際、その事を医師に伝えましょう。
方法3 蓄膿症を直して頭痛を撃退する方法
自分ではただの虫歯だと思っていても、実は蓄膿症で痛みが出ている可能性もあります。蓄膿症は目の下の上顎洞という空洞の部位に膿が溜まって引き起こされる炎症です。
歯とは比較的近い部位であるため、虫歯をきっかけに併発する可能性もあります。
そこで、蓄膿症を疑うポイントをご紹介します。
蓄膿症を疑うポイント
・どろっとした黄色い鼻水が出る
・鼻詰まりが酷い
・鼻や口から臭いがする
・臭いや味が分かり辛い
・頭がだるい
このような症状を併発している時は蓄膿症の可能性が高くなります。早めに医師による診察を受け、適切な治療をしましょう。
方法4 噛み合わせを治して頭痛を撃退する方法
虫歯など歯の片側が痛いとき、無意識に痛くない方の歯で噛むようになります。結果的に噛み合わせのバランスが崩れ、頭痛の原因になります。
また、虫歯そのもので歯の形が崩れ、噛み合わせのバランスが崩れてしまうこともあります。
そこで、噛み合わせのバランスを確認するポイントを紹介します。
噛み合わせのバランスを確認するポイント
・上下の歯の数が異なる
足りない歯を補おうと周りの歯が傾き始めます。
・歯の中心が上と下でずれている
中心がずれると全体の辻褄を合わせようとバランスが崩れます。
・傾いている歯がある
噛みしめる度に傾きが酷くなりバランスを崩す原因になります。
噛み合わせが原因の場合、単純な虫歯治療では頭痛は治りません。また、噛み合わせのバランスが崩れたままにしておくと頭痛の他顎関節症や記憶力の低下など他の症状も併発してしまいます。
方法5 歯ぎしりを止めて頭痛を撃退する方法
主にストレスを原因として寝ている間に歯ぎしりや歯の食いしばりをしている可能性があります。その場合、歯の痛みや頭痛、肩こりなどの症状を引き起こしてしまいます。
放っておくと歯のすり減りだけでなく、虫歯や抜歯、顎関節症など重篤な症状に発展する可能性があります。
そこで、歯ぎしりを引き起こす原因をご紹介します。
歯ぎしりを引き起こす原因
・ストレス
主に寝ている間にストレスを歯ぎしりで解消しようとしている状態です。
自分では気づき辛いのですが歯が減っていたり歯茎が腫れていたりする場合は歯ぎしりをしている可能性があります。
・歯のかみ合わせのバランス不良
歯のかみ合わせのバランスを良くするため無意識に行っている可能性があります。
虫歯治療の後に詰めた詰め物が合わず発症することもあります。
・習慣
歯ぎしりが癖となっている場合があります。
癖の場合日中も行う可能性が高いので意識してやめるようにしましょう。
さて、『虫歯で起こる耐えられない頭痛を撃退する5つの改善法』はいかがでしたか?
只の虫歯と思っていると思わぬ別の症状を引き起こしてしまう可能性もあります。
また、本当に虫歯であったとしても痛みを我慢するのは大きなストレスとなり、結果的に鬱や不眠症など他の症状を招きかねませんので痛みへ対処するのはとても大事なことです。
まずはただの虫歯なのかどうかを見極め適切な処置をして撃退しましょう!
まとめ
虫歯で起こる耐えられない頭痛を撃退する5つの改善法
方法1 患部を冷まして頭痛を撃退する方法
方法2 耐えられない頭痛を薬で楽にする方法
方法3 蓄膿症を直して頭痛を撃退する方法
方法4 噛み合わせを治して頭痛を撃退する方法
方法5 歯ぎしりを止めて頭痛を撃退する方法
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