汗が気になる方のための汗かき対策5つの実践法

汗が気になる方のための汗かき対策5つの実践法

汗をたくさんかいてしまう汗かきの方は、夏場や緊張しているときはかなり酷くなって、体中が汗に塗れてしまいます。

そして、汗かきの対策をしていないと服や手の平が濡れてしまうので、人に接するときは常に注意を払う必要があります。

不快感を与えてしまう可能性も高くなるので、「自分は汗かきだ」と自覚があったら汗を止めるための対策を実施しましょう。

汗は状況に応じた対策をすると量を抑えることができるので、滝のように汗が出ると悩んでいる方は試してみることが大切です。

そこで今回は、汗が止まらなくて悩んでいる方のために、汗かきを対策する方法をご紹介します!


汗が気になる方のための汗かき対策5つの実践法


1 汗を抑えるために試したい体温を下げる方法


汗は体温の上昇を防ぐために分泌されますが、汗が出る汗腺の数は人によって異なり、多いほど大量に発汗するので対策が必須になります。

特に「周りと比べて自分は汗かきだ」と思っている方は、汗腺の数が多い傾向にあるので運動後や夏場など、体温が上昇しやすい状況のときはできるだけ下げるようにしましょう。

体温を下げる2つの方法

水分を摂る

体温を下げて汗の分泌を抑えるためには、水分の摂取が必要不可欠になるので定期的に水を飲むことが大切です。

汗かきの方は汗を抑えるために水分の摂取を疎かにしがちですが、汗は体温を下げるために分泌されるので逆効果になります。

水を飲むと体温が下がって汗の分泌量が減るので、少しでも早く汗を抑えたいときは積極的に水分を摂った方が効果的です。

また、水を飲まずに過ごしていると脱水症状や、夏場は熱中症などの症状が出てくるので水分はとても重要な存在になります。

濡らしたタオルでリンパを冷やす

体温を下げるためには、リンパ節に濡らしたタオルを当てると効果があるので、汗かきの方は試してみることをおすすめします。

その際は、首の後ろ、脇、膝裏、左の鎖骨下、太腿の付け根の体温を下げるリンパ節のポイントに水で濡らしたタオルを当てると、次第に体温が下がって汗も引いていきます。

汗かきの方は自身の体温を調節すると分泌量を抑えられるので、気温が高くなる日や運動をするときは、飲み物とタオルを持ってしっかり対策をしてくださいね!


2 緊張でかく汗を抑える方法


普段から汗かきの方は、緊張する場面になると大量の汗が分泌されるので、心を落ち着かせて平常心を保つ必要があります。

緊張しているときの対策方法

深呼吸してリラックスする

緊張による汗を対策するためには、まず深呼吸をして体を脱力させることが大切です。

深呼吸をすると、体内に酸素が入ってリラックスをさせる神経である、副交感神経が活性化して緊張状態が解けやすくなります。

緊張がなくなると、今までかいていた汗の分泌が抑えられるので、緊張で汗をかく方は体をリラックスさせるように働きかけましょう。

汗が酷くなったときの対策をする

緊張で汗をかくことに不安感を抱いている方は、汗を抑えようとすればするほど悪化していきます。

そのため、吸収性が高い服を着たり、汗を拭くためにハンカチを用意したりすることが大切になり、あらかじめ備えておくと安堵感が出てきます。

心が安堵すると、自然に汗の分泌量が減るので「緊張で汗をかいたらどうしよう」と悩んでいる方は、吸水性に優れたものを着用して対策をしましょう。

あらかじめイメージトレーニングをする

緊張はぶっつけ本番だと急激に高まり、次第に失敗を恐れたり冷静さを失ったりするので、どんな状況でも的確な判断ができるようにイメージトレーニングをすることが大切です。

そして、静かな場所でこれから起きる出来事を詳細にイメージし、成功した自分を思い描くと効果があるので、本番に緊張することが多い方はあらかじめイメージを固めておくようにしましょう。

緊張するとたくさんの汗が出てきてしまう方は、緊張を和らげる方法を見つけて実施すると分泌量が減るので、自分なりの対策を見つけて試してみてくださいね!


3 食事で汗を抑えるためには?


汗を抑えるための対策として、普段の食事内容を見直すことも大切になります。

特に、辛い物や熱い食べ物を好んでよく食べる方は、体温が高くなって汗の分泌量が増えるので、汗が気になるときは食べ過ぎないように注意しましょう。

汗の分泌量が増える3つの食べ物

・辛い食べ物
・カフェインが入っている物
・熱い食べ物

辛い物や熱い物、カフェインが入っている食べ物は交感神経を活性化して汗の分泌量を増やしてしまいます。

本来、交感神経と副交感神経は交互に切り替わりながら健康バランスを整えていますが、刺激的な物を食べると交感神経ばかりが優位になって、かかなくても良いようなタイミングで発汗します。

そのため「自分は汗かきだ」と思っている方は、汗の分泌を促すような食生活になっていないか見直してみてください!


4 瞬時に汗を抑える方法


汗は体温を下げたり食生活を見直したりすることで改善できますが、今すぐに汗をなくしたい場合はハッカ油をおすすめします。

人間の体は体温が上がったと感じると汗をかくようにできているので、瞬時に汗をなくしたいときは体感温度を下げることが重要になります。

そして、ハッカ油には体感温度を下げる効果があり、小さい霧吹きに水とハッカ油を1、2滴入れた物を作ると、いつでも体に吹き付けることができます。

ただし、体感温度が下がるだけのため、実際の体温は下がっていないのでしっかり水を飲むことが大切になります。

「体感的に涼しくなったから大丈夫」と思って水分の摂取を控えていると、脱水症状を起こす可能性が高まるのでハッカ油に加えて水分補給も行いましょう。

ハッカ油は今すぐに汗をなくしたいときに有効な手段のため、本当に汗かきを改善したいと考えていたら食生活を見直したり、リラックスをしたりして自分に合った対策を行ってくださいね!


5 汗を大量にかく多汗症とは?


汗をかくような行動をしていないのにたくさん分泌されるときは、多汗症という精神的なストレスが原因で起きる病気の可能性があります。

そして、多汗症の原因が精神的な物であれば、緊張を解したりストレスを溜めないようにしたりすると改善が見込めますが、糖尿病やバセドウ病などの病気が原因の場合があるので、汗をかくような状況ではないときは注意しましょう。

多汗症の主な原因4つ

・緊張やストレスなど精神的な物
・糖尿病やバセドウ病などの病気
・不規則な生活習慣
・ホルモンバランスの乱れ

多汗症が起きる原因は、日常生活の中だったり病気が理由であったりなど色々あるので、ただの汗かきとは思わず病院へ行くことが大切です。

医師に相談すると多汗症の原因を一緒に探って、同時に対策も見つかる可能性が高くなるので、汗の分泌が異常だと感じたら検査をしてもらってくださいね!


たくさんの汗をかいてしまう汗かきは、汗腺の数が多かったり体温が高かったりするので、分泌量を減らすための対策が必要になります。

体温を下げるためには、水を飲んだり濡れたタオルでリンパ節を冷やしたりすることで下げられるので、夏場や運動後はぜひ試してみてください。

また、汗は緊張している状態のときにも発生するので、汗かきの方はリラックスをして心を落ち着かせることが大切です。

そして、汗は食生活や心の状態に注意することで分泌量を抑えられますが、多汗症のように病気にかかっていると何もしていなくてもたくさんかいてしまうので、異常なほど汗が出ているときは原因を知るためにも病院へ行ってくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

気になる方のための汗かき対策5つの実践法

1 汗を抑えるために試したい体温を下げる方法
2 緊張でかく汗を抑える方法
3 食事で汗を抑えるためには?
4 瞬時に汗を抑える方法
5 汗を大量にかく多汗症とは?


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