Where to end, / BaileyRaeWeaver
「いつも肌がカサカサする」「なかなか肌荒れが治らない」「かゆみがひどくなっていく」こんなアトピーの悩みがありませんか?
アトピーは肌が弱い赤ちゃんや子供がなりやすく、大人になれば自然に治る事も多いのですが、大人になってからアトピーを発症するケースも増えています。
いくら保湿を心がけていてもアトピーなどの肌トラブルが解消されないのは、日常生活のストレスや疲れが引き起こす、自然治癒力の低下が原因かもしれません。
そこで今回は、日常生活に取り入れやすい、アトピーの症状を改善に効果的な、自然治癒力アップ方法をご紹介します。
保湿もクリームも不要!自然治癒力でアトピーを治す5ステップ
1 自然治癒力の低下によってあらわれる症状
人は生まれながらにして、常に体内を正常な状態に保とうとする力、つまり自然治癒力持っています。
自然治癒力の働きによって、身体に悪影響を及ぼすウイルスや細菌を体外に排出する、傷口を塞ぐなどのプロセスが自動的に行われるので、軽い風邪やちょっとした怪我ならば自然に治ってしまうのです。
アトピー体質の方は、自然治癒力が低下した状態であるため、皮膚症状やかゆみの症状が完治しにくいという問題があります。
また、アトピーの症状から生じるストレスや睡眠不足などがさらなる自然治癒力の低下を招き、アトピーの症状が悪化するという悪循環に悩まされている方も少なくないのです。
自然治癒力を高めるためには、栄養状態の改善やストレスの軽減、心身をリラックスさせる十分な休息が欠かせないことを押さえておきましょう。
2 かゆみを忘れて快適に睡眠できる方法
人の体は、活動時間帯である日中は交感神経の働きが活発ですが、夜間はリラックスしている時や休息時に働く副交感神経が優位になり、自然に入眠しやすい状態になります。
睡眠はダメージを受けた細胞を修復し、ストレスを受けた脳を休ませる大切な時間です。
しかし、副交感神経の働きが弱いと睡眠の質が低下してしまうので、細胞修復や疲労回復効果も弱まり、心身のダメージが蓄積されていきます。
さらに、アトピーの方の中には、かゆみによるストレスが原因で熟睡できないため、体をゆっくり休めることが難しいという方も多いです。
睡眠中に無意識に体を掻いてしまうかもしれないといった不安やストレスが、睡眠を妨げているケースもあります。
十分な睡眠を取ることができないと、皮膚細胞の修復も十分に行われず、アトピー肌の回復にも時間がかかります。
夜の睡眠時間の中でも、就寝から3時間は成長ホルモンの分泌が活発な時間帯です。
体内をリセットするための大切な時間のため、この時間帯にゆっくり休めるように、快適な睡眠をとれる環境を整える方法をご紹介します。
保湿成分たっぷりのお湯に肩までゆっくり浸かる
血流が悪くなると、全身に酸素や栄養が十分行き渡らなくなり、不調の原因となります。
湯船に肩までしっかり浸かると血管が拡張して、血流が良くなり血圧も下がります。
湯温を38~40℃にすると、副交感神経の働きも高まるので、リラックス効果もアップします。
肌の保湿はアトピー改善に欠かせないので、保湿成分配合の入浴剤もおすすめです。
寝心地の良い寝具やパジャマを選ぶ
睡眠中の冷えを予防、適切な寝姿勢を保つのに必要な、寝心地の良い寝具を用意しましょう。
特にアトピーの肌は敏感になっていますので、肌触りや着心地が良く、体を締め付けないパジャマ選びも大切です。
保湿加工によって肌をしっとりさせてくれる効果のある肌着は、あたたかくて肌触りも気持ちいいのでおすすめです。
今までより30分早く寝る
LEDのブルーライトは太陽光に似ており、深い眠りに必要な睡眠ホルモンのメラトニンの分泌をおさえてしまいます。
寝る前の2時間は、テレビやパソコン、スマホから放たれるLEDの光を浴びないようにしてください。
また、寝室の照明は蛍光灯よりも暖色系の白熱灯に切り替えるなど、“薄暗く柔らかい光”の中で過ごしましょう。
室温・湿度設定で保湿を欠かさない
適切な室温や湿度でなければ、汗をかいてあせもができてしまったり、乾燥してかゆみが増してしまうこともあります。
エアコンや加湿器などの機能を上手に活用して、室温16~20℃、湿度50%前後を保ち、快適に眠れる環境をつくることが大切です。
3 アロマの助けを借りてスムーズな入眠を手に入れる!
アトピー肌の症状を悪化させないためには、十分な休息をとることはもちろん、心身をリラックスさせストレスを緩和することも効果的です。
親しい人たちと過ごす、好きな音楽を聴くなど、リラックスした状態を引き出す方法はたくさんあるので、意識的に取り入れてみましょう。
入眠前のリラックスタイムをもっと充実させたい方は、アロマテラピーを試してみてください。
アロマとは芳香、テラピーは治療という意味で、植物などが持つ香りのエキスが心身を癒し、「心地いい、気持ちいい」状態にしてくれます。
リラックスしている時間が増えれば、ストレスが軽減され、本来体に備わっている自然治癒力を最大限に発揮することができます。
香りの分子は、吸い込む時に鼻の粘膜でろ過され温められ、嗅覚の神経細胞を刺激し、そして感情を司る脳の中枢神経に届きます。
人間の五感の中でも、嗅覚は脳の中枢神経と結びつきが一番強く、香りの刺激は脳に届きやすいのです。
心を落ち着かせてくれたり、気持ちを良くしてくれたりする香りは、心身にプラスに働く効果が高く、アロマの持つ安眠効果も実感しやすいです。
アロマオイルをお風呂に数滴入れれば、浴室全体に心地よい香りが広がり、入浴とアロマの相乗効果で心身がリラックス、入眠がよりスムーズに感じられます!
4 自然治癒力を高めるマグネシウムを効果的に摂る方法
アトピー肌の方に意識して摂取していただきたい成分に、マグネシウムがあります。
マグネシウムには、脳神経系を鎮静化する働きがあるため、肌を掻きむしりたくなる衝動を抑えてくれる効果が期待できます。
マグネシウムは、豆類・海藻類・種実類に多く含まれており、ずば抜けて含有が高いのは乾燥アオサです。
また、マグネシウムの吸収をアップさせる栄養素である、ビタミンB6やビフィズス菌、オリゴ糖が含まれるバナナやチーズ、ヨーグルトも一緒に摂取すれば、マグネシウムの効果をさらにアップさせることができます。
マグネシウムは一種類の食品で摂取しようとすると大変ですが、乾燥アオサは10gで一日分のマグネシウムが補えます。
自然治癒力を高め、ストレスに負けない体と安眠のために、日頃から積極的にマグネシウムの多い食事を心がけましょう。
5 アトピーで疲れた肌と心を癒すハーブティー活用法
リラックスするために、寝る1時間前くらいに温かい飲み物を飲むことは効果的ですが、覚醒作用を持つカフェインを含むコーヒーや緑茶では逆効果です。
カフェインレスでリラックス効果が高い温かい飲み物、この条件に当てはまる飲み物にハーブティーがあります。
香りや味が好みのハーブティーを選んで構いませんが、初心者の方は効用や飲みやすさを重視して選んでください。
ハーブティーの味と香りを楽しみながら、リラックスしましょう。
そしてもう1つおすすめしたいのが、生姜を入れたジンジャーミルクティーです。
紅茶の茶葉はアミノ酸やビタミン類、ミネラルなどが豊富で、抗酸化作用や脂肪燃焼効果もあるので健康や美容に効果的です。
さらに生姜を加えることで、体を温める効果がアップ、体もポカポカ、心もリラックスした状態で就寝することができます。
自宅で簡単にできますので、是非試してみてください!
さて、『保湿もクリームも不要!自然治癒力でアトピーを治す5ステップ』はいかがでしたか?
自然治癒力を高めるためには、生活習慣の改善やストレスのコントロールが非常に大切です。
過度のストレス・睡眠不足・食事のアンバランスを解消し、回復力のある体づくりを継続することで、自然治癒力がアップしアトピー改善につながります。
もちろん、ここで述べた方法だけがアトピー改善の全てではありませんが、洗顔などのスキンケアや保湿も同じように考えていただき、是非できることから実践してみてくださいね!
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