ピーナッツはは、お酒のおつまみや、小腹がすいた時におやつ感覚で食べることのできるので、つい食べてしまいますよね。
ピーナッツの栄養素の中には、美肌に効果的な栄養素が入っていたり、冷え症に効く栄養素が入っていたりと、嬉しい効果も沢山あります。
しかしながらこのピーナッツ、適量を守らずに食べ過ぎてしまうと、腹痛や下痢、そして肌荒れの原因になってしまう場合があることをご存知でしたか?
そこで今回は、ピーナッツの食べ過ぎによる体の不調の原因、そしてピーナッツを使った体に優しいレシピ、ピーナッツを食べることによって得られる嬉しい効能をご紹介いたします。
ピーナッツ食べ過ぎで起こる腹痛や下痢や肌荒れの原因と対処法6つ
1 ピーナッツと落花生の違い
落花生のことを英語ではピーナッツと呼びますが、ピーナッツと落花生は厳密にはどのように違うのでしょうか。
落花生とピーナッツは呼び名が違うだけではなく、瓢箪のような形をして皮がついているものを「落花生」、その皮をむいた中の実を「ピーナッツ」と呼びます。
また「南京豆」という呼び名もありますが、これは18世紀に中国から日本に渡った時のピーナッツの別名としてこう呼ばれています。
2 ピーナッツの嬉しい4つの栄養素
ピーナッツには私たちの身体にとって嬉しい栄養素が沢山含まれています。
ここではピーナッツに含まれる栄養素とその効能について見ていきましょう。
ビタミンE
ピーナッツ、特に渋皮の部分には抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれています。
このビタミンEは脂溶性のビタミンで、細胞膜が活性酸素により酸化されるのを防いでくれる働きがあり、アンチエイジングのビタミンとも呼ばれています。
その他にも毛細血管の血行を良くする効果もありますので、血流が滞ることが原因で起こる冷え症、体調不良の改善にも効果があります。
オレイン酸
オレイン酸は、ピーナッツをはじめ、オリーブ油やナッツ類に多く含まれ、悪玉コレステロールを低下と血液サラサラ効果で、高血圧や動脈硬化予防に効果のある栄養素です。
ただ、オレイン酸は不飽和脂肪酸のため、摂り過ぎると逆に肥満の原因となってしまうため、ピーナッツの食べ過ぎには注意が必要です。
レスベラトール
聞き慣れない栄養素ですが、このピーナッツに含まれるレスベラトールには女性にとって嬉しい働きを持っている栄養素です。
レスベラトールにもビタミンEと同様に抗酸化作用がありますが、それだけではなく女性ホルモン(エストロゲン)としても働くため、女性ホルモンのバランスが崩れたときに起きる生理不順や月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状を和らげる効果も期待できます。
カルシウム
ピーナッツに含まれる、骨や歯の形成に欠かせないカルシウムは、体の中の99%が骨や歯に、1%が血液中や筋肉に存在しています。
特に血液中に存在するカルシウムを機能カルシウムと呼び、筋肉の収縮や緊張の緩和など、疲労回復やメンタルバランスの維持に必要な栄養素になります。
3 ピーナッツの食べ過ぎでお腹が痛くなる原因2つ
ピーナッツには体に良い栄養素も含まれていますが、その反対でピーナッツの食べ過ぎでお腹が痛くなってしまうことがあります。
その原因となっている2つの成分についてご紹介します。
カビの中には、アフラトキシンという発がん性のあるカビ毒もありますので、大量に食べることはお勧めできません。
ピーナッツで腹痛にならないためには、1日30粒以下に食べる量はコントロールするようにしましょう。
4 ピーナッツの食べ過ぎで体の調子が悪くなったときの対処法
食べ過ぎがNGなピーナッツで起こる可能性のある、下痢や腹痛などの症状別の原因と対処法をご紹介します。
ピーナッツの食べ過ぎで最も起こりやすいのが、腹痛と下痢です。
無理に動くと症状が悪化してしまう可能性があるので、安静にするようにしましょう。
5 ピーナッツの食べ過ぎで肌荒れするって本当?
『ピーナッツの食べ過ぎで肌荒れを起こす』というのは、実は医学的な根拠はありません。
しかしながらピーナッツの食べ過ぎで、便秘になったりし胃腸の働きが弱まることで、肌に悪影響が出ることがあります。
またピーナッツは脂肪分をたくさん含んでいる食べ物なので、食べ過ぎると皮脂の分泌量が増えて肌荒れやニキビに繋がります。
そしてピーナッツが直接の原因ではなくても、ピーナッツを調理する時にバターを使ったり、塩分を多く使ったりすることで肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。
ピーナッツが直接の肌荒れの引き金ではありませんが、遠因ではあるため、くれぐれも食べ過ぎに注意するようにしましょう。
6 体に良いピーナッツを使ったレシピ
ピーナッツの食べ過ぎは体にとって良くありませんが、適量を食べれば美肌効果や病気の予防等に効果を発揮してくれます。
そこでピーナッツのレシピをご紹介します。
直接ピーナッツを食べるよりも、料理に使う方が、いろいろな食材の栄養素も体に摂り入れることができ、一石二鳥です。
工夫次第でピーナッツは、炒め物やお菓子の他にも、サラダのトッピングにも使えます。
ぜひ、いろいろな料理でピーナッツを使ってみましょう!
さて、『ピーナッツ食べ過ぎで起こる腹痛や下痢や肌荒れの原因と対処法6つ』はいかがでしたか?
ピーナッツは体に嬉しい栄養素が沢山入っており、適量を摂取すれば生活習慣病の予防やアンチエイジング、美肌にも効果的です。
ただ、一度に食べてしまうと、腹痛や肌荒れなどのマイナスの作用が働いてしまいますので、くれぐれも1日30粒以下の目安を守って、食べ過ぎに注意しましょう。
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