体の不調がすぐ治る!自分の姿勢を良くする5つの方法

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「最近やる気が出なくてだるい、、」「肩も凝るし頭痛もひどい、、」このようなことはありませんか?

殆どの方は日常生活の中で、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用中、知らず知らずのうちに体の不調に繋がる悪い姿勢を取っています。

悪い姿勢で筋肉が緊張すると血流が悪化し、肩こりや腰痛など体の不調を招きますし、自律神経のバランスが崩れて、心にも悪い影響を及ぼします。

そこで今回は、体の不調を治すために今すぐ始めるべき、姿勢を良くする具体的な方法をお伝えします。


体の不調がすぐ治る!自分の姿勢を良くする5つの方法


1 立ち姿を美しく見せる姿勢の取り方法


何気なく立っている時でも意外と疲れる、、、という方はいらっしゃいませんか?

ご自身の座り姿勢の悪さを自覚していても、立っている時の姿勢の乱れには気づいていないという方も多いのです。

立った時の姿勢は全ての姿勢や動作の基本ですから、姿勢を改善するためには、まずは立った時の正しい姿勢を体に覚えさせることが大切です。

立った時の正しい姿勢は、背骨にゆるやかなS字カーブがあり、耳・肩・胸・骨盤・膝・くるぶしが、横から見た時に一直線上にあることです。

立った時の姿勢正しくする改善4ステップ

①壁の前に立ち、両足の踵をつけて、つま先を30度に開きます。
②膝を伸ばして立ち、後頭部・肩・お尻・ふくらはぎ・踵を壁にピッタリ付けます。
③お尻をキュッと締めて、重心を足の親指の付け根に置いて立ちます。
④背筋をピンと伸ばします。

立った時の正しい姿勢を体に覚えこませて、どんな時でも姿勢を正せるようにすることが大切です!

初めのうちは、正しい姿勢でいるのが辛かったり、違和感を感じたりすることもありますが、毎日3分間で良いので、立ち姿勢の改善ステップを実践してみてくださいね。

正しい姿勢が身についてくると、違和感もなくなり、正しい姿勢が楽に感じられるようになりますよ。


2 体の不調の元凶!NG座りクセを直す方法


デスクワークやカフェでお茶をしている時など、長時間同じ姿勢でいることもありますよね。

パソコンの画面に集中するあまり、体がどんどん前かがみになって猫背になっていたり、足を組んで座ったりと、気づかないうちに姿勢が乱れているものです。

しかも、デスクワークが中心の方で、席を立つ機会が殆どない方は、長時間同じ体勢で座り続けることにになるため、悪い姿勢のまま体が固定されてしまいます。

座る時にやってしまいがちなNGクセ

・顔を前に出して猫背になる
・脚を組む
・頬杖をつく

座る時の正しい姿勢は、横から見た時に背骨にゆるやかなS字カーブがあり、骨盤が立った状態です。

猫背の状態では背骨全体に負担がかかりやすくなり、肩こりや首こり、腰痛などになりやすくなります。

また、脚を組んだり頬杖をついたりすると、体の左右に加わる力のバランスが崩れ、骨盤や顎、首などの歪みの原因となります。

まずは普段から椅子に深く腰掛け、太ももを地面と平行にして足が床につく、正しい座り方を意識するようにしましょう。

椅子が大きくて深く腰掛けられないという方は、背中や腰にクッションを置くと良いですよ!

さらに、へその下あたりに力を入れ肩や背中の力を適度に抜くと、座り姿勢が安定するだけではなく、肩周りの筋肉の疲れやこりを防ぐことができます。

そして、1時間に1回くらいは椅子から立ち上がって、少し歩いたりストレッチをしたりして、筋肉の緊張をほぐしてくださいね。


3 姿勢を良くする正しい歩き方のポイント


日常生活の中で、歩くことは呼吸することと同じくらい、無意識に行っているものです。

動画を撮影して確認しない限り、ご自身の歩き姿を客観的に見る機会もありませんから、ご自身の歩き姿勢の乱れに気づいていない方は多く、そもそも、正しい歩き方を知らないという方も少なくありません。

そこで、正しい歩き方のポイントをお伝えしますので、まずはご自身の歩き方を見直してみてくださいね。

姿勢を良くする正しい歩き方のポイント

・足の指先・指の付け根・踵で着地する3点歩行を意識する
・踏み出す足の膝を1~2cm上げることを意識する
・背筋は伸ばして膝は緩めて歩く

踵から着地する歩き方は、ヒールを履いている時に歩き姿を美しく見せてくれる効果がありますが、地面からの衝撃が膝から腰・首へと伝わりやすく、腰痛や肩こり、首こりを悪化させてしまうこともあります。

一方、足裏の3点で同時に着地する歩き方は、体への負担の少ない最も自然な歩き方ですから、長時間歩いても疲れにくく、むくみや足裏のトラブルに悩まされることもありません。

靴のタイプや場所によっては、見た目を重視して歩く必要がある場合もありますが、外出時は無理でも、屋内外での移動時など人目を気にしなくて良いシーンで、ぜひ試してみてくださいね。


4 猫背を撃退して体の不調を治す方法


姿勢を良くするための正しい立ち方・座り方・歩き方を実践しても、猫背のクセというのは実はなかなか直りません。

そもそも人の頭の重さは平均で5kg程度ありますから、猫背の状態では頭の重さを支えるために首や肩周辺の筋肉や骨格に大きな負担がかかります。

その結果血行が悪化し、肩こりや首の痛みの原因となってしまうのです。

猫背リセット3ステップ実践法

①両手、両膝を床につき四つん這いになります。
②手足はそのままの状態で、お腹を引き上げ、背骨を丸めます。
③肩甲骨の間から背中を落とし、背中を反らし1分間姿勢をキープします。

猫背になると肩が内側に丸まり、肩が本来の位置よりも前の方に出てきてしまいます。

このストレッチを続けていけば、肩甲骨を寄せて背中を反らすことによって、丸まった肩を開き、元の位置に戻すことができますよ。

ひどい猫背の方は、初めのうちはこのストレッチがとても辛いかもしれませんが、風呂上りなど体が柔らかくなっている時に、ぜひやってみてくださいね。

慣れてきたら回数を増やし、朝晩1日3セット行いましょう。


5 肩甲骨引き締めストレッチで姿勢を正す方法


猫背の方は、肩甲骨が本来の位置よりも外側に広がり、上の方に上がった状態になっています。

この肩甲骨の歪みは、背中側だけではなく、胸やお腹など上半身全体に悪影響を及ぼし、胸が垂れたり下腹が出たりするなど、体型の崩れを引き起こします。

つまり、肩甲骨を引き締め本来の位置に戻すと、猫背が改善するだけではなく、若々しく美しいスタイルを維持することができるのです。

肩甲骨引き締めストレッチ

①うつ伏せになり、両手を肩の横に置きます。
②お腹・膝・足の甲を床につけ、両手でゆっくりと床を押します。
③5秒かけて息を吸い、上半身を反らして起こします。
④③の体勢を20秒キープします。

①〜④を1セットとして、1日朝晩10回ずつ行いましょう。

毎日のストレッチを習慣にすれば、首肩周りの血行が改善されて、コリや痛みが緩和されるようになりますよ!


そもそも自分が正しい姿勢を取っているかどうか、、、なかなかわからないものです。

ぜひスマートフォンのカメラで立ち姿、座り姿、歩き姿を撮影して、客観的に自分の状態をチェックして、姿勢を正すようにしましょう!

今回の内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

体の不調がすぐ治る!自分の姿勢を良くする5つの方法

1 耳・肩・胸・骨盤・膝・くるぶしが横から見た時に一直線上になるのが立ち姿
2 椅子に深く腰掛け、太ももを地面と平行にして足が床につくのが正しい座り方
3 正しい歩き方のコツは踏み出す足の膝を1~2cm上げることを意識すること
4 猫背ストレッチで体の歪みを治すことができる
5 肩甲骨を引き締め本来の位置に戻すと猫背が改善する


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