ゴジベリーの健康美容効果と気をつけたい摂取量と食べ方

ゴジベリーの健康美容効果と気をつけたい摂取量と食べ方

ゴジベリーは「クコの実」とも呼ばれ、中華料理のデザート、杏仁豆腐のトッピングとしてよく添えられているので見かけたことがある方も多いでしょう。

鮮やかな色合いが可愛らしく、食事のアクセントになるゴジベリーですが、ゴジベリーの魅力はそれだけではありません!

小さな実の中には健康と美容に良い栄養がぎゅっとつまっているのです。

しかし、摂取量など、気をつけたいポイントもいくつかあります。

そこで今回は、ゴジベリーの健康美容効果と注意したい摂取量など、効果的な食べ方をご紹介します!


ゴジベリーの健康美容効果と気をつけたい摂取量と食べ方


1 ゴジベリーのダイエット効果


ゴジベリーとは、ナス科クコ属に分類される中国原産の果実で、中国では「不老不死の実」として古くから漢方薬として重宝されてきましたが、、現代ては名を変えてスーパーフードとして女性を中心に注目が集まるようになりました。

ゴジベリーには、健康効果はもちろん、ダイエット中には特に嬉しい効果が期待できる栄養が豊富に含まれています。

例えば、糖質の代謝を高めるビタミンB1、脂肪の燃焼を助けるビタミンB2は脂肪や糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます。

アミノ酸の一種であるベタインは髪や肌の健康を保つ効果のほか、肝臓の働きを良くし、肝脂肪を防ぐ働きがあります。

アルコールを分解するのは肝臓ですから、お酒をよく飲まれる方にも嬉しい効果です。

また、食物繊維も含むため、便秘改善はもちろん、腸内環境を整えることで栄養を効率よく吸収できるようにしてくれます。

さらに、ゴジベリーにはルチンやタンニンといったポリフェノール類も豊富で、ポリフェノールは血管を強化したり、血液の流れを促進して血行を良くする効果があるため、代謝を高めて栄養を効率よく消化、吸収し、老廃物を排出することでむくみの改善につながります。

ゴジベリーは、ダイエット中には特に不足しがちな鉄分も含み、貧血の予防や改善にも役立ちますから、貧血が引き起こすめまいや冷えといった症状も緩和し、健康的なダイエットの手助けをしてくれるのです。


2 ゴジベリーのアンチエイジング効果


ゴジベリーに含まれる、ビタミンCやポリフェノール類のルチン、タンニンはいずれも抗酸化作用を持つ成分。

体が酸化してさびつくのを防ぎ、老化を予防してくれるアンチエイジング効果が大変注目されています。

お肌のシワやたるみの予防はもちろん、ビタミンCやタンニンはシミの原因になるメラニン色素の生成や沈着を抑える効果もあります。

また、ビタミンCは美肌に欠かせないコラーゲンの材料となるのに加え、コラーゲンの生成を促進してくれる効果をもつヒドロキシプロリンも含んでいます。

ゴジベリーは美白から肌トラブル予防まで、美肌効果がある成分の宝庫なのです。


3 ゴジベリーは飲む目薬って本当?


ゴジベリーは飲む目薬とも呼ばれるほど目にやさしい食品でもあります。

その秘密は豊富に含まれるB-カロテン、ルテイン、ゼアキサンチンといったカロテノイドで、視力の低下や緑内障、白内障といった目の病気に対する効果が期待できます。

また、ゼアキサンチンは目の網膜にある成分であり、空気や紫外線から目を保護し、眼精疲労を緩和する働きがあります。


4 ゴジベリーの注意したい摂取量


栄養満点なゴジベリーですが、だからといっていくらでも食べていいわけではなく、摂取量には注意が必要な食品でもあります。

まず、ご紹介した通り健康効果が高いベタインですが、中絶作用もあるため、妊娠中、授乳中の方は食べるのを控えましょう。

また、ゴジベリーには血圧を下げる効果がありますが、もともと低血圧の方は血圧が下がりすぎてしまう可能性があるためおすすめできません。

さらに、ゴジベリーは微量ではありますが有害なアルカロイドを含むため、大量に摂取すると食中毒を起こす危険があります。

特に、胃腸が弱い方はこのアルカロイドに反応して胃痛、腹痛、下痢などを引き起こすことがあります。

ゴジベリーの1日の摂取量目安は10〜20粒程度と言われますが、体質などの個人差もありますからなるべく食べ過ぎないように自分の体調を見ながら調節しましょう。


5 ゴジベリーの選ぶ上でのポイント


「早速ゴジベリーを買いに行こう」と出かける前に、ぜひ押さえておいていただきた選ぶポイントがありますので、ご紹介します!

ゴジベリー選ぶの3つのポイント

実の色が鮮やかなものを選ぶ

良質なものほど色が明るく鮮やかです。

実が大きめのものを選ぶ

小さいものは収穫から日が経ち、乾燥しすぎてしまっている場合があります。

オーガニック、無添加などの表記があるものを選ぶ

できるだけ安心で安全なものを選ぶようにし、砂糖で加工されていないかなどを購入前にチェックしましょう。
海外製品よりも国産のゴジベリーを安全面から強くおすすめします。

ゴジベリーは乾燥した状態で販売されていることが多いですが、水分の多いものと混ぜるときは水に浸けて、ふやかしておくとなじみやすくなります。

そのまま食べるときは、よく噛んで食べると唾液が分泌されて少量でも満腹感があるため、間食にもぴったりです!


6 ゴジベリーの健康美容成分を存分なく摂取する食べ方


そのまま食べてもおいしいスーパーフード・ゴジベリーですが、アレンジを加えると飽きることなく毎日食べることができます。

ゴジベリーの飽きずに食べるための工夫

グラノーラ、ヨーグルト、スムージーなどに混ぜて朝食で摂る

これらに混ぜることで食べやすくなるうえ、朝は栄養を吸収しやすいのでおすすめ。

お湯を注いでゴジベリーティーにする

ゴジベリーだけではあまり味がありませんが、その分、紅茶や緑茶ともよく合うので、お好みのお茶と混ぜていただくのもいいでしょう。

お味噌汁やスープに混ぜたり、ごはんに混ぜて炊く

水でふやかしてサラダに混ぜるのもおすすめ。赤い実がメニューのいいアクセントになります。

ラム酒やブランデー、はちみつに漬ける

ゴジベリーが浸る量のお酒やはちみつに漬けておき、ヨーグルトや牛乳に混ぜたり、トーストやアイスなどに添えるとデザート感覚で食べられます。

ゴジベリーには少し酸味や苦味があり、いくら健康のためといってもそのまま食べるのは少し苦手と感じる方も少なくありません。

そこで、そんな方にもおすすめの簡単に作れて美味しく食べられる簡単レシピをご紹介します!

ゴジベリーのシロップ漬け

材料

  • ゴジベリー:50g程度
  • 砂糖:50g
  • 水:150ml
  • お好みのリキュール:大さじ1/2杯

作り方

①お鍋に水を入れ、加熱しながら砂糖を溶かす。
②ゴジベリーを加えてひと煮立ちしたら火を止める。
③お好みのリキュールを加えて混ぜ、一晩おいたら完成!

冷蔵庫で保存すれば1か月は持ちしますので、ぜひ作り置きをしておきましょう!


さて、『ゴジベリーの健康美容効果と気をつけたい摂取量と食べ方』はいかがでしたか?

摂取量など、気をつけたいポイントをしっかり覚えておけば、ゴジベリーは様々な面から美容と健康の手助けをしてくれます。

3食の食事、デザートにも、意外に使えるところは多いので、まずは少量買ってきて試してみてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

ゴジベリーの健康美容効果と気をつけたい摂取量と食べ方

1 ゴジベリーの健康効果
2 ゴジベリーは飲む目薬って本当?
3 ゴジベリーのアンチエイジング効果
4 ゴジベリーの気をつけたい摂取量
5 ゴジベリーの選ぶ上でのポイント
6 ゴジベリーの健康美容成分を存分なく摂取する食べ方


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