しゃがむと足首が痛い原因と対処法5つ

しゃがむと足首が痛い原因と対処法5つ

しゃがんだタイミングで足首が痛む原因は、1日中歩き回っていた、仕事で立ちっぱなしだった、合わない靴を履いていた等が考えられますが、体を支える足は体の中でも負担の大きい場所でもあるため、体重の増え過ぎによる負荷、疲労骨折など、見逃すと歩くことが困難になるものもあり注意が必要です。

そこで今回は、足首が痛くなるメカニズムと原因、さらに痛みを緩和する方法をご紹介します。


しゃがむと足首が痛い原因と対処法5つ


1 しゃがむと足首に痛みが出る理由


しゃがむと足首に痛みが出る理由はいくつかありますが、主に足を動かしすぎたことよるもの、運動不足によるもの、そして捻挫などの怪我に伴うものの3つに大別できます。

まずは、やっかいな怪我に伴う足首の原因にどのようなものかあるかをご紹介します。

足首の痛みで疑われる4つの怪我

捻挫

足首をひねることで起こることが多い捻挫は、自覚症状があるためすぐに気づく痛みの一つです。

疲労骨折

足首に痛みを感じたら確認しておきたいのが疲労骨折で、足首に起こるのではなく、足の指の骨折によりしゃがんだ衝撃で足首に痛みを感じるケースが多いです。

外反母趾

足の筋力や親指が伸びている方は外反母趾になりやすく、ヒールを履く女性のみが罹る病ではありません。
外反母趾は足の親指が変形し、骨が曲がってしまうことで有名で、足首の痛みというよりは指の付け根に痛みが出ますが、しゃがんだときや伸ばしたときに、指に力が入り痛みを感じることもあります。
歩き方などの保存療法で治る場合と、手術が必要な2パターンあるため、不安がある方は一度整形外科を受診してみましょう。

腱鞘炎

手首が痛むことで知られる腱鞘炎ですが、実は足首にも起こるのです。
筋トレで足首に巻く重りをしている方、サイズの合わない小さな靴を履いている方は足首の血流が圧迫されて腱鞘炎を引き起こします。

痛みの原因に思い当たるものがないか、ぜひ紹介した内容を参考にして痛みの元を突き止めるようにしましょう。


2 痛風で足首が痛くなる理由


痛風は尿素が体に溜まり結晶となることで炎症を起こす病気のことです。

足の親指に痛みが出ることが多いことが知られていますが、実は関節に炎症を起こすもあり、しゃがんだタイミングで痛みを発症することがあるのです。

痛風はしゃがんだときだけではなく、日常生活で痛みを感じるので気づきやすいですが、先に紹介した外反母趾や疲労骨折はいつの間にか起こっているということが多いため、痛みに気付いたらすぐに整形外科を受診するようにしましょう。


3 捻挫の疑いがある痛みへのアプローチ


自覚ができる痛みの中でも捻挫は軽く考えずに注意が必要となります。

どうしたら良いかわからないという方にもおすすめの捻挫の応急処置をご紹介していきます!

捻挫をしたら3つの応急処置を

  • アイシング(氷で冷やすことがベストですが、冷水でも可)
  • テーピングで足首の固定
  • 適度な運動で足首を動かし関節の潤滑を良くする

骨折をしたときには運動を控えるなどが必要ですが、捻挫では反対に動かすことで周辺の筋肉を傷めないようにする工夫が大切になります。


4 自宅でできる!足首の痛みを和らげる方法


普段以上に歩き過ぎた場合、長い時間立ちっぱなしだったとき等、足首を動かし過ぎたことで起こる足首の痛みは、自宅で簡単にできる方法で緩和できます。

足の痛みを和らげる3つの方法

靴を脱いで楽にする

足を絞めつける靴や靴下は血流が悪くなり、足首に痛みを起こしやすいため帰宅したら脱ぎましょう。

痛みのある部分を冷やす

痛みを軽減する基本は冷やすことで、痛みが和らぐのは感覚が麻痺するためです。
疲労などの一時的な痛みにはとても効果的な方法です。

マッサージでほぐす

リンパのマッサージは足首だけではなく、運動不足で疲れが溜まった方にもおすすめです。
体が温まっているときのほうがほぐしやすので、湯船に浸かりながら、またはカイロで温めながらマッサージを行うと効果が上がります。

「当たり前のことばかりだ!」と思われるかもしれませんが、これらが基本になります。

ただ、マッサージは気持ちが良いからと長い時間行い過ぎると、逆に足首を痛めてしまうことになりかねません。

そのためマッサージは、5~10分などの短い時間行うことをおすすめします。


5 足首の痛み予防に運動やダイエットが必要な理由


普段から体を動かしていないと、物を取るときの曲げ伸ばしで痛みを感じることがあります。

そこで、足首を痛めないようにするために心がけたいことをご紹介します。

ウォーキングの習慣を持つ

筋肉はどの部位もそうですが、使わなければ衰えてしまいます。

何気なく行う動作でも、筋肉の衰えにより通常の倍ほども負担が掛かることで痛める原因となります。

体の体重を支える足首は使わずにいるとどんどん衰え、痛める回数も増えてしまう部分ですから継続して運動をしましょう。

ジョギングやウォーキングを定期的に行うことで足首だけではなく、腰や肺機能も向上することからおすすめしたい運動です。

体重増加に気を付ける

肥満というのは、体のどの場所にも悪いことであり、足首や膝、腰と下半身における負担を増やす原因でもあります。

体が太ったからといって足首も一気に太くなるなんてことはないですよね。

足首は一定の太さ以上には太くなりませんし、筋肉量が増えるわけでもありません。

ですから体重が増加すると足首に負担が増え、痛みを引き起こすというわけです。

健康診断で肥満にチェックがついたら、生活に注意することが大切なこととなります。

体重の増加と運動に気を付けると足首の痛みだけではなく、膝関節にも痛みが出にくくなります。

すでに膝などに痛みがある方は、水中ウィーキングなどの膝に負担が少なく済みおすすめです。


さて、『しゃがむと足首が痛い原因と対処法5つ』はいかがでしたか?

足首は捻っただけでも痛みが起こるなど、実はふいの衝撃に弱かったりします。

そもそも捻るというのは、歩き方に問題がある場合や、靴に問題があることも多いため、頻繁に捻って足首を痛めがちな方は一度振り返ってみましょう。

さらに何気なくしゃがんだだけでも、筋肉は使われているということは忘れず、筋肉を衰えさせないことも痛みの予防に必要です。

そのためにも、足首を衝撃に慣らすことが重要になりますので、普段から運動する習慣を持つようにしましょう。

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

しゃがむと足首が痛い原因と対処法5つ

1 しゃがむと足首に痛みが出る理由
2 痛風で足首が痛くなる理由
3 捻挫の疑いがある痛みへのアプローチ
4 自宅でできる!足首の痛みを和らげる方法
5 足首の痛み予防に運動やダイエットが必要な理由


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