特に体の調子が悪いわけでもないのになんとなく調子が出ない、やる気が起きない、関心がない、などの症状が出ることはありませんか?
あらゆることに対してやる気がないのではなく、ある限られたことに関して無関心となってしまい、無感動になるのはアパシーシンドローム、いわゆる無気力症候群と呼ばれる病気になっているからかもしれません。
症状だけ見ると鬱病とそっくりですが、2つの病気はまったく異なる病気なのです!
そこで今回は、アパシーシンドローム(無気力症候群)とはどのような病気で、その原因や治すための方法、生活習慣の中で予防できる予防法をご紹介します。
アパシーシンドローム無気力症候群の原因と克服する方法6つ
1 アパシーシンドロームとは一体なに?
大学受験が終わり、学校生活が始まると、段々とやる気をなくし無気力になり、周りのものに興味がなくなったりする症状が出ることがありますが、これがまさにアパシーシンドロームです。
合格という大きな目標に向かって頑張り続けた結果、無事に合格し、いざ学生生活が始まると目標や目的を見失うことが原因です。
同じような症状を持つ病気に鬱があげられますが、アパシーシンドロームは限られた範囲だけに無気力になるだけで、趣味や遊びなどは普通に出来ること、比較的20歳前後の男性に発症が多いのが特徴です。
2 セルフチェックしてみよう!アパシーシンドロームの特徴
ある限られたことに関してやる気が起きない、興味がない、などの症状はありませんか?
下記の項目に当てはまる症状がないか、ご自身で確認をしてみましょう。
いかがでしたでしょうか?
一見すると大きな病気ではないように見えるアパシーシンドロームですが、特有の症状を持ち、一つの病気として、治療が必要であると認知されています。
もし一つでも当てはまる項目がある場合は、一度病院を受診しましょう。
3 当てはまったら要注意!アパシーシンドロームの原因3つ
特定の範囲で行動できない、というアパシーシンドロームですが、このような症状が出るのはなぜでしょうか。
原因はそれぞれですが、発症しやすい人や状況、そして主な原因をご紹介します。
それぞれきっかけは違いますがどの原因にも自分をしっかりと知り、見つめることがアパシーシンドローム完治の近道になります。
4 アパシーシンドロームと鬱病は違う病気
症状をみるとアパシーシンドロームと鬱病は同一の病気のようにに見えますが、まったく別の病気です。
鬱病は、全てに興味がなくなり、家事や、食事をすることさえもしたくなくなってしまいますが、アパシーシンドロームに出る症状では、食事等は普通に食べることができて、無気力・無関心なのも、限定された範囲のものに対してのみです。
病気という自覚症状を持ちやすい鬱病に対し、アパシーシンドロームは発症している本人が無自覚なことも多く、また周囲にも病気だと気付かれにくくなるので、病院に行き治療を受けることが遅くなってしまうケースもあります。
治療が遅れないように、気になる症状があれば早めに病院に行き、適切な治療方法で治療を受けることが大切です。
5 アパシーシンドロームの効果的な治療法
鬱病は抗鬱剤を飲むという投薬での治療により改善していきますが、アパシーシンドロームには効果的な治療法があるの、具体的な治療法をご紹介します。
6 アパシーシンドロームの予防法3つ
アパシーシンドロームは、一度かかると長い期間治療を必要とする可能性がありますが、普段から出来る予防法はあるのでしょうか。
普段の生活の中でできる、アパシーシンドロームを予防する方法をご紹介します。
さて、『アパシーシンドローム無気力症候群の原因と克服する方法6つ』はいかがだったでしょうか?
無自覚にアパシーシンドロームにかかっていることも多く、本人も自覚が持ちにくい病気ですが、放置すると生活に支障がでてしまうため、しっかりと治療をして完治させることが重要です。
原因や治療法、アパシーシンドロームにかからないための予防法など、普段から出来る範囲で実践してみてくださいね。
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