親知らずが生えてくると噛み合わせが悪くなったり、痛みが出てきたりするので、早く抜きたいと思うものの抜いた後の腫れや痛みが気になって、なかなか医者さんへ行けないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに抜歯後の腫れや痛みは強い方だと何週間も続きますが、歯科医院で処方される痛み止めをしっかり服用すると抑えることできます。
そして、何よりも気を付けることは痛みや腫れが引くまでの間で、抜歯した部分にダメージを与えると治りが遅くなってしまいます。
そこで今回は、親知らずを抜歯した後の痛みや腫れの持続期間と、長引かせないためのアフターケア法をご紹介します!
親知らずの抜歯で続く腫れる期間とアフターケア法6つ
1 気になる痛みや腫れの持続期間は?
親知らずを抜歯したとき、特に気になるのは痛みや腫れの持続期間ですが、上顎と下顎によって痛さと腫れが続く長さが変わる場合があります。
そのため、下顎の親知らずを抜いたときの腫れや痛みは、治まるまで長い方だと3週間かかることがあり、あまりの酷さに口を開けるのも困難になる可能性があるので、抜歯をすると決めたら覚悟して臨む必要があります。
ずっと腫れや痛みが続くわけではありませんが、親知らずを抜歯するときは数日の間は痛みと戦わなければならないということを肝に銘じておいてくださいね。
2 抜歯後は痛み止めを服用する
抜歯後は腫れや痛みが襲ってきて、人によっては夜眠れなくなるほどの状態になる場合があります。
痛みを抑えるためには、歯科医院から処方される痛み止めが有効で、傷口が少しでも痛いと感じたら悪化する前に服用しましょう。
痛みが軽い内に服用しておくと、我慢できなくなるほどの痛みを緩和させられるので、まずは用法用量を守って飲むことが大切です。
特に、下顎の親知らずを抜歯した後は強い痛みが出てくる可能性が高いので、痛みで眠れない夜を過ごす前に服用してくださいね!
3 傷口は出血しやすい
親知らずを抜歯した後は、どうしても傷の状態が気になって舌や手で触ってしまいがちになりますが、抜いた直後は菌が入りやすくなっているので触るのは危険です。
傷口を触ることで出血もしやすくなり、後の対処が大変になる上に、腫れや痛みがなかなか治らなくなってしまいます。
そのため、抜歯した直後は絶対に傷口を触らないようにして、完全に腫れや痛みが引くまで意識しないようにしましょう。
また、血の流れが良くなると出血しやすくなるので、抜歯をした後は激しい運動を避けて、家の中で安静にして過ごすことが大切になります。
親知らずを抜歯した後の腫れや痛みを早めに治すためにも、傷口には絶対に触らないように気を付けてくださいね。
4 タバコやお酒は控える
親知らずの抜歯後に注意したいのがタバコやお酒で、日常的に吸ったり飲んだりする方は、腫れや痛みを治すためにも控えることが重要になります。
このように、親知らずを抜歯した後のタバコとお酒は、傷口に多大なダメージを与えて治りが遅くなってしまうので、抜いてから数日は避けることが大切になります。
菌の侵入によって体調がとても悪くなる可能性もあるので、禁煙をしてアルコールを摂らないようにしてくださいね!
5 抜歯後の歯磨きとうがい
親知らずを抜歯した後に気を付けたいのが歯磨きとうがいの仕方で、誤って傷口に触れてしまうと出血の恐れがあるので注意しましょう。
抜歯後の歯磨きは、上記の3つを守ると腫れや痛みの悪化を防ぐことができますが、傷つけて出血した場合はすぐに歯科医院へ行ってくださいね!
6 腫れを冷やすときの注意点
親知らずを抜歯した後は頬が腫れることがあり、場合によってはかなり大きく腫れて強い痛みを発するケースもあります。
腫れによる痛みをある程度抑えるためには、抜歯後に濡れたタオルで冷やすと効果があるので、我慢できないほどであったらすぐに冷やしてください。
しかし、冷やし続けていると血行が悪くなって腫れや痛みの治りが遅くなるので、冷やすときは抜歯後すぐに行って少しでも良くなったら自然に任せるようにしましょう。
そして、3週間以上腫れが引かなかった場合、何らかの異常が発生している可能性があるので、おかしいと感じたら歯科医院に行って相談しましょう。
さて、『親知らずの抜歯で続く腫れる期間とアフターケア法6つ』はいかがでしたか?
親知らずを抜歯するときに気になるのが腫れや痛みですが、最も酷くなるのが下顎に生えている方になるので、治りを遅くしないための対策が必要になります。
特に、傷口を舌で触ったり歯ブラシで知らない内に傷つけたりすると、出血をして腫れや痛みがなかなか引かなくなってしまいます。
更に、傷口から菌が侵入して症状が悪化する場合もあるので、完全に治るまで刺激を加えないことが重要です。
刺激を与えなければ早くて3日ほどで腫れや痛みが引き、長くても3週間ぐらいで治るので、親知らずを抜歯した後は、触らないことが一番のアフターケア法になります。
そして、3週間以上腫れや痛みが引かなかった場合、何らかの異常が起きている可能性があるので、放置せず歯科医院に行って相談してくださいね!
今回ご紹介した内容に関連する記事として
も併せてご覧ください。
今、あなたにオススメ