いくら仲の良い友達でもイラッとすることはありますよね。
「本人に悪気はないのはわかっているけど、些細な事でもイライラしてしまう……」と悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
赤の他人ならともかく、長い付き合いの友達にイライラをぶつけるのはかなり勇気がいりますよね。
ストレートな怒りを友達に向けたら、これまで築いてきた関係が一瞬で崩壊するという恐怖心で、イライラを内側に溜めこんでしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで、イライラしない方法があれば悩まなくて済むのにと思う方のために、感情をコントロールする方法を教えます!
友達にイライラしない方法として使える7つの感情コントロール法
1 なぜ友達に対してイライラするのか?原因を見つけるとコントロールしやすくなる!
友達の言葉や行動でイライラしたとき、なぜ自分がこんなにも怒りの感情が出ているか考えたことはあるでしょうか?
イライラする理由は人の数だけありますが、多くの方が感じる原因は主に3つあります。
①自慢話ばかりする
特に、他人と比べて自分は優れているという自慢は、聞いていて楽しいものではありません。
延々と自慢話をされるとイライラしてしまい、否定したいという気持ちが出てきます。
自慢話の対処法は、友達を「褒める」ことです。
自慢ばかりする人は、認められたいという感情が強く、自分の言葉に同意してほしいと願っています。
もし、自慢ばかりしてきてイライラしているのなら、とにかく友達を褒めてみましょう。
褒め続けていると満足感を得ることができ、次第に自慢話も少なくなります。
否定してしまうと、友達との関係が崩れてお互い嫌な思いをしますが、褒め言葉は良い気持ちになるものばかりです。
自分の心にも良い影響を与えるので、ぜひ褒めてみてくださいね!
②思いがけない行動をとる友達
人は自分が思った通りに動いてほしいと少なからず考えています。
友達の行動に対してイライラする人は、自分の都合通りに動いてくれないという思いが強いのではないでしょうか?
この場合、友達の行動を変えることは難しく、下手に指摘すると友情の崩壊につながります。
対処法は、小さく「仕方がないな」と声に出し、自分も相手を思い通りに動かすために行動することです。
黙っていても事態は好転しないので、いっそのこと自分から変えてやるという気持ちで行動を起こすと、イライラしていたことを忘れることができます。
相手の行動を変えられなくても、自分は変えることができるので、イライラする前にアクションを起こしてみてください!
③自分の思考
イライラする感情はすべて自分の脳から発信されます。
人は常に頭の中で思考を巡らせていて、意識して空っぽにしようとしても、勝手に考え事をしています。
そのため、最も効果があるイライラしない方法は、頭の中で巡らせている思考をなくすことですが、これは非常に難しくてうまく実践できません。
しかし、代わりに別のことを考えることができます。
イライラする原因をいつまでも考えているより、一番楽しかったことや今日の夕飯を思い描くなど、怒りとは全く無縁のことを想像すると、怒りの感情を抑えることができます。
もちろんこれら以外の原因はありますが、イライラする感情はすべて自分の心から出てくるものです。
2 何を言われても反応しない
わざと怒らせるようなことをいう友達は、反発されることに喜びを見出します。
そんな友達の対処法は、何が何でも反応しないことが大切です。
何を言われても、冷たくあしらって友達の言葉に応戦しないようにし、相手をする気がないということを態度で伝えましょう。
怒ることを予測していた友達は、反応しないという態度を見て更にイライラすることを言いますが、これも無視しましょう。
まともに相手をせず別の話題に切り替えることで、イライラする感情から逃れることができます。
やがて、友達もこの人に何を言っても無駄だと学習します。
何度も反応して友達を面白がらせていたら、ぜひこのイライラしない方法を試してみてください!
3 お互いイライラすることをしていると考える
世の中に同じ性格の人はいなく、イライラすることは誰にでもあります。
長い付き合いの友達でもイライラしますし、友達もあなたに対してイラッとしているときがあるのでお互い様です。
いちいち気にしていても解決しないので、お互いイラッとするときがあると割り切ることがイライラしない方法になります。
相手の立場になって自分の行動を振り返ってみることが大切なので、「ああ、あのときの言葉は良くなかったな」と反省しましょう。
お互い様だと思うと、イライラとした感情を引かせることができるので、ぜひ実践してみてください!
4 翌日にイライラを持ち越さない方法
いつまでもイライラした感情を持ち合わせていると、そんな自分が嫌になって苦しくなってきます。
その状態で翌日に持ち越すと、更にイライラが溜まって心にもない言葉をぶつけてしまいます。
それを回避するために、紙に思いの丈を書いてしまいましょう!
紙に書く言葉はどんなことでも大丈夫です。
ネガティブなことや愚痴など、思っていることを紙に書いて捨てれば意外とスッキリします。
誰にも迷惑をかけずにできることなので、勢いよく思いっきり書き出してみてください!
5 子供だと思えばイライラしない!
イライラさせることが多い人は、自分が発する言葉の威力や人の気持ちに疎いのが特徴です。
余裕があって、人を思いやれる心をもっていれば、イライラさせることを言いません。
会うたびにイライラさせることをする友達には、「まるで聞き分けのない子供みたいだ」と大人の余裕で見守ってあげましょう。
子供のような人に注意をしても反論されるだけなので、言わせるだけ言わせといてあとは放っておくことが大切です。
そして、できるだけ口出しをせず遠くから見守ることに徹しれば、イライラしないで済みます。
そのため、幼い子供みたいに不平不満を言う人は、適当に対応することがイライラしない方法になります。
6 友達にはっきりと伝えてみる
気に障ることを言う人は、イライラさせていることに気づいていない可能性があります。
そしてイライラしない方法ですが、最初はやんわりと伝えて、それでも改善しないならはっきりと「あなたの言葉に傷ついてイライラした」と言いましょう。
伝えるときは友達同士の軽い冗談のノリで言うと、ケンカにならずに済みます。
このタイプの人は、誰かが伝えて気付かせないと、いつまでも相手をイライラさせてしまいます。
気付かせることで、自分の今までの態度や言動を反省し、イライラさせないように努力してくれます。
長年の付き合いで、この人は無自覚で相手をイラつかせていると感じる友達がいれば、やんわりと気付かせてあげるのも友情です。
7 いっそのこと縁を切るのも手
ここまで6つのイライラしない方法を紹介してきましたが、何をやっても効果がないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のための最終手段として縁を切るというものがあります。
「友達にどうしてもイライラして感情をコントロールできない!」と悩んでいる方は、その友達と仲良くしていて本当に楽しめていますか?
怒りの感情をなくすためには、原因となっているものを遠ざけることで解消されます。
今すぐ縁を切って楽になろうとは言いません。
落ち着くまで一時的に距離を置いて、その友達と自分はこれからも付き合っていけるかと考えてみると良いでしょう。
特にわざとイラつかせる言葉を言う人は、あなたのことを友達として大切にしていない可能性があります。
自分を犠牲にしてまでイライラしていたら、いずれ心を病んでしまいます。
よく考えて、もう付き合いきれないという結論が出たら、少しずつ会う機会を減らして自然消滅を狙うのも良いでしょう。
無理をして今の友達付き合いを続けるより、新しい友達を作る方がイライラしません。
ただ、縁を切るのは勇気がいることなので、後悔しないように慎重に決めてくださいね。
さて、『友達にイライラしない方法として使える7つの感情コントロール法』はいかがでしたか?
友達付き合いはなかなか難しいもので、イライラさせることが多々あります。
そのため、イライラしないためには自分の考えを変えて、友達の言動をサラッと流せるようにする必要があります。
最終手段として縁を切ることも紹介しましたが、せっかく築いた友情をこれからも維持していきたいと考える方が多数ではないでしょうか?
友情を維持するために感情をコントロールさせるには、相手を変えるより自分の心を変える方がはるかに簡単です。
上記のイライラしない方法を実践して、良い関係を続けていってくださいね!
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