仕事で頑張りを効かせたいときに突然、貧血に伴う頭痛やめまい一緒に吐き気が襲ってきた経験はありませんか?
貧血の症状として、頭痛と吐き気のセットで悩んでいる方は意外に多く、「何か重症な病気ではないか?」と考えると仕事にも力が入りませんよね。
ですが実はほとんどの場合、貧血時の頭痛と吐き気には原因が身近なところにあり、生活を見直すことで解決できるのです!
そこで今回は、貧血による頭痛や吐き気の原因、そして貧血時の吐き気を一刻も早く解決するための方法をご紹介します!
貧血時の吐き気を一刻も早く解決するための6ステップ
ステップ1 自分の貧血の度合いチェックする
自分は貧血気味だという自覚がある方もいれば、「どうも頭痛やめまい、吐き気が最近よく起こるようになってきた」という方もいらっしゃいます。
そこで、貧血度合いをチェックする方法をご紹介します。
4つ以上当てはまるとう方は、貧血が深刻化する可能性があるので、要注意です!
もし貧血の自覚がこれまでなかったという方は、速やかに健康診断や病院で血液検査をしてもらいましょう。
血液検査をすると、具体的な赤血球の数値がわかりますし、貧血ではないかという心配もなくなりますよ!
貧血かどうかを診断する際には、赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトリック値の3つ数値で判断します。
赤血球数は血液中の赤血球の数、ヘモグロビン値は血液中の酸素を運ぶヘモグロビンの量、ヘマトリック値は赤血球の割合を示す数値です。
通常、健康診断や医師の診断による血液検査の結果、赤血球数、ヘモグロビン値、ヘマトリック値が正常値より低い場合に貧血と診断されます。
自分の体の健康のことは、客観的な数値で判断するのが一番ですので、ぜひこの機会にチェックしてくださいね!
ステップ2 ぜひ覚えておきたい!貧血の原因
一般的な貧血は、血液中に含まれるヘモグロビンの量が足りなくなって起こる鉄欠乏性貧血と呼ばれるものです。
ヘモグロビンは赤血球に含まれる赤い色素のことで、これが欠乏することで、酸素が行き渡らずに貧血になるのをご存知でしょうか?
鉄欠乏性貧血の原因は、体内にに通常3~5gの存在する赤血球を作る鉄分、タンパク質の不足が主なものです。
まず、生活習慣で鉄欠乏性貧血の原因に思い当たることはないかチェックしてみましょう!
一方、血液の量自体が不足している虚血性貧血(失血性貧血)では、他にもいくつか原因として考えられることがあります。
上記で思い当たるものがなかった方は、こちらもあわせてチェックしてみましょう!
症状として頭痛やめまい、吐き気が伴うことがありますので、貧血の原因をはっきりさせてから対処していきましょう!
ステップ3 知らないとやばい!貧血時の吐き気の原因
貧血のときの吐き気はとてもつらいものですよね。
そんなつらい吐き気の主な原因を3つをご紹介します。症状に対処するためにも、ぜひ吐き気の原因をチェックしてみましょう!
当てはまる原因はありましたか?吐き気をなくすためにも、ぜひ原因ははっきりさせておきましょう!
ステップ4 鉄分を効率よく摂取して貧血時の吐き気を解消する方法
鉄分を十分摂取することで、ほとんどの貧血は解消されます。ただ、実は鉄分の多い食べ物を食べるだけでは十分とは言えないのですね。
なぜなら、消化器系の状態や食べ合わせなどによって、鉄分を吸収量が変わってくるからです。
そこで鉄分をうまく吸収するための方法を5つご紹介します!
吐き気を伴う貧血が続くと、食べ物を受け入れられず、食欲もなくなりますよね。
そのようなときには、常温のリンゴジュースを少しずつ飲むと、吐き気を緩和してくれますよ。
また、栄養のバランスを整えて規則正しい生活に改善できたとしても、お酒の飲み過ぎはビタミン、カルシウム、マグネシウム、ミネラルの吸収を妨げることになり、鉄分補給や造血に影響が出てしまうため、適量を守るようにしましょう。
ステップ5 ストレスを取り除いて貧血時の吐き気を解消する方法
ストレスが原因で貧血と吐き気が起こっている可能性が少しでもある方、積極的にストレスを取り除くことを意識しましょう。
ストレスは消化器系や心因性の症状など多くの病気の元で、ストレスの原因(ストレッサー)がわかっているときは、ストレス軽減のためにストレッサーに働きかけるのもひとつですが、習慣化するだけで、ストレス解消に効果が出る方法がありますのでご紹介します!
心因性のストレスは日常生活の中で蓄積されていき、ある日突然めまいや吐き気のような形で体の表面に出てきてしてしまいます。
ただ、頭痛やめまいがひどい場合、無理にエクササイズをすると貧血を悪化させることになります。
そのような場合には、横になった静かに目を閉じて、心を落ち着かせる瞑想、そして睡眠を取るようにしましょう。
ステップ6 貧血と勘違いされやすい立ちくらみによる吐き気
通勤で長い時間電車の中で立ち続けていたり、座り続けるなどした後に、頭痛やめまい、吐き気が起こることがあります。
これは一般的には立ちくらみと呼ばれる、脳貧血、起立性低血圧の症状で、長時間同じ姿勢を続けることで、脳に血液を送る自律神経の制御が上手くいかなくなることで起こります。
立ちくらみは、消化器系の病気や鉄分不足などで起こる貧血とはまったく別!至って健康体の方にも起こります。
立ちくらみの原因は、ストレスで自律神経が弱っていることのため、立ちくらみ予防はまずはストレスを溜めないこと、そしてストレスを上手に解消することが大切です。
さて、『貧血時の吐き気を一刻も早く解決するための6ステップ』はいかがでしたか?
ステップごとに対処することで、自分の症状の原因と効果的な対処方法が見つかったのではないでしょうか。
貧血時の吐き気は、原因がはっきりすればすぐにでも対処できるものがほとんどです。
ただ、消化器系の疾患などいくつかの重大な疾患では、今回紹介した解決法では改善が見られないものがあります。
貧血と吐き気が解消されない場合は、病院で血液検査を受けることができますので、不安な方は原因をはっきりさせるために一度お医者さんに相談してみましょう!
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