何かの拍子に気が付く、慢性的に感じる右足のしびれはないでしょうか?
「しびれなんて大したことはない、、」と放置していると、大変な病気の予兆を見逃すことになりかねません!
そこで今回は、右足のしびれが起こる原因は何か、関連する病気や対処する方法も併せてご紹介します。
右足のしびれに隠された怖い病気の兆候と対処法6つ
1 坐骨神経痛が引き起こすしびれの症状
坐骨神経痛は椎間板ヘルニアと大きく関係があり、床の荷物を持ち上げる時や、洗面所で顔を洗っている時に起こる腰痛は、椎間板ヘルニアが原因で起きる坐骨神経痛の可能性があります。
右足や左足がしびれているのに、腰が悪いなんて不思議ですよね。
実は、椎間板ヘルニアを経験したことある方は、右足や左足のしびれを感じたことがある方が多いと言われています。
坐骨神経は、腰から始まり足の先まで伸びる神経の束で、椎間板ヘルニアになると坐骨神経が何らかの形で傷つき、足や腰にしびれや痛みが表れます。
そこで、坐骨神経痛の症状の原因をご紹介します。
坐骨神経痛の原因が椎間板ヘルニアであれば、悪化させないことが大切ですので、日頃の姿勢を見直してみましょう。
もしも腰に痛みがない時は、腰回りや足の筋肉を強化すると負担が少なくなりますので、試してみるのも良いでしょう。
2 放っておくと怖い糖尿病の症状
年齢に関係なく起こる可能性があるのが、糖尿病で生活習慣病の一種です。
血液中のブドウ糖の濃度が、いつも高い状態になる病気で、ブドウ糖は体のエネルギーに変わる大切な役割をします。
そして、ブドウ糖は膵臓から分泌されるインスリンによって、細胞内に取り込まれエネルギーとして吸入されます。
糖尿病はインスリンの分泌が上手くできなくなる病気で、血液中にブドウ糖が溢れてしまっている状態です。
この状態を放っておくと、次第に血管や神経に何らかの障害が表れます。
そこで、糖尿病の症状をご紹介します。
症状が進行すると、合併症などを発症してしまい日常生活に支障がでてくることもあります。
さらに右足や左足だけでなく、手にしびれがでている場合は、症状が進行している可能性がありますので、早急に病院に行きましょう。
3 日本人の死因3位は脳梗塞
年配の方がなる病気と思いがちですが、近年では40代からなる病気として認知されてきています。
若いから大丈夫と思っている方、右足や左足のしびれは脳梗塞の可能性がありますので、注意が必要です。
そして、脳梗塞は発症から処置が早ければ助かる病気ですが、最悪の場合は死亡するケースがある怖い病気です。
後遺症が残りやすい病気ですので、「早く病院に行っておけば良かった、、、」と後悔しないようにしましょう。
そこで、脳梗塞の原因になる可能性がある生活習慣をご紹介します。
生活習慣を改善することで、脳梗塞になるリスクを減らすことができます。
右足や左足などの体の片側だけしびれる症状は、脳梗塞の可能性がありますので、すぐに救急車を呼んでください。
4 見逃すと危険な一過性脳虚血発作
右足や左足のしびれ、上手く喋ることができないなどの症状が、短期間で治まった場合は一過性脳虚血発作の可能性があります。
一日ほどで症状が治ますことが多いのですが、この病気は放っておくと早くて数日以内には脳梗塞を引き起こす病気です。
そして、一過性虚血発作は一時的な動脈硬化などで血管が詰まり、血液が上手く巡っていない状態で、たまたま血管の詰まりが取れて後遺症もなく治る病気です。
そこで、一過性脳虚血発作の主な 症状をご紹介します。
このような症状が、短時間で治まったり何度も発症するのであれば、病院で検査をする必要があります。
5 脳出血の可能性があるしびれの症状
右足や左足のしびれは脳出血の可能性があります。
外部からの衝撃で起こる脳出血を除くと、2つの種類があり、「高血圧」「血液疾患」が原因で起こります。
そして脳出血には、前兆が表れないとされていますが高血圧が原因であれば、めまいや頭痛などの前兆が表れる場合があります。
何らかの原因で脳の出血が起きる脳卒中はいくつかの症状が表れます。
そこで、脳出血の症状をご紹介します。
さらに、脳の出血の場所や出血度合いによって症状が変わり、意識障害や言語障害、瞳孔の異常などが表れます。
脳出血を防ぐには、高血圧にならないことが一番ですので、急に血圧が上がるようなことは止めましょう。
6 病院での検査方法や治療方法は?
右足や左足のしびれは、何科に行けば良いのか分からず悩みますよね。
しびれだけでなく、他の症状が出ている場合は、すぐに総合病院に行くことをおススメします。
そこで、症状によって変わる病院での検査方法と治療方法をご紹介します。
治療後は姿勢を正すこと、生活習慣の見直しやリハビリ運動など、後遺症や再発しないようにすることが一番です。
さて、『右足のしびれに隠された怖い病気の兆候と対処法6つ』はいかがでしたか?
症状によって病気が変わりますが、治療が遅れると日常生活に支障が表れる場合が多いことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
そこで、タバコやお酒、睡眠不足など生活習慣の改善をすれば、脳梗塞などの病気になる可能性が低くなりますので、一度生活習慣を見直してみましょう!
右足のしびれは早めの対処で、後遺症が残るか残らないかが変わります。
脳梗塞や脳出血など、放っておくと怖い病気の可能性があるので、必ず病院に行くことをおススメします。
そうすることで、早めの処置ができて後遺症の可能性が低くなります!
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