新たな気分で引っ越しをしよう、と決意した時に、まず大切なのはその部屋があなたにとって「心地よく快適に過ごせる空間であるかどうか」です。
そのために、マンションを探すにしろ一戸建てを探すにしろ、外観や間取り、場所や立地条件が自分の望みに少しでも近いものを探したいのが人情ですよね。
シンプルなインテリアを好む人もいれば、まるで雑貨屋のように自分の好みの物を飾った部屋に住むのが好き、という人もいるでしょう。
そのためにも、間取りと言うのは住居を探すに当たって大切なポイントとなってきますし、風水的な良いとされる部屋があれば、そこを選びたくなってくるでしょう。
そこで今回は、新居を探す時に参考に出来る、風水から見て良い間取り、悪い間取りはどのようなものかを御紹介しましょう!
新居探しでチェックすべき風水的に良い間取り悪い間取り5つ
1 まずは自分の「感覚」を重視する
風水では、気を流れを良くする為に方角や物を置く位置も重要視しています。
しかし、まずはあなたの「感覚」を研ぎ澄ませて、その心の声に耳を傾けてみましょう。
外観や間取りを見て、「なんか嫌だな」とあなたが思うようであれば、その部屋は避けた方が良いでしょう。
いくら風水から見て良い間取りでも、肝心のあなたが嫌な気持ち、不安な気持ちを抱いていては快適な空間を作る事は出来ないのです。
方角や位置も大切ですが、何よりもあなたの感覚、インスピレーションを大切にして、外観や間取りをチェックしましょう。
第一印象はとても大切です。
あなたにとって、「なんて気持ちの良い部屋だろう!」と思えるような、そんな素敵な場所を探しましょう!
2 風水的に見て良い家相とは
家相と言うのは風水から生まれた考え方で、昔から人々は家相を重視してきました。
建っている場所、家の外観、間取りから、運気が良い悪いを判断する手がかりとしてきたのです。
昔は自然も多く、建物も木材中心で出来たものが多かったため、日当たりの良さや風通しの良さが、今よりも断然に大切でした。
その事も考慮して、方角、家が建っている土地などの運気も含めて、中国から伝わってきた風水から考え出されたのが、家相なのです。
例えば外観、出っ張っていたり、または凹んでいたりする部分がありますよね。
特に最近は、デザイン重視で作られた一戸建てやマンションが多いので、複雑な外観をしている建物がとても増えています。
家相では、出っ張っている部分を「張り」、凹んでいる部分を「欠け」と呼び、張りは吉で凹みは凶とされています。
このことを頭に入れておくと、外観チェックもしやすいのではないのでしょうか。
3 方角が大切!良い方角・悪い方角
風水では、方角も重要な要素になり、「北、北東、東、東南、南、南西、西、西北」と8つ分けて八方位と呼びます。
どの間取りを、どの方角に合わせるかが、風水から見て重要なポイントの1つです。
そこで、家相から見て良い方角、悪い方角を簡単にまとめてみました。
以上が八方位から見た、風水上の吉凶の位置です。
これらを意識して、部屋を選び、家具を配置するのがいいでしょう。
また、自分ではどうしようもない、例えば北東にトイレがあるなど、そういう場合でも色々と工夫をして運気の流れをカバーする事が出来ますが、それは5章で御紹介します。
4 風水的に良い間取りとは
それでは、どのような間取りが良いのか、1つずつ見て行きましょう。
玄関間取り
ここは、良い気の流れを呼び込み、またその流れをせき止めないようにすることが大切です。
玄関が乱雑だと、気の流れをせき止めてしまう事になりますので、なるべく玄関はシンプルに、物を置かないようにしましょう。
特に鏡を置くのは、良い気を反射して返してしまうので避けましょう。
窓があるのなら、光を一杯玄関内に入れるように明るくして下さい。
玄関扉に、飾りを張り付けるのもNG。玄関は、シンプルに明るい雰囲気を保つように心掛けましょう。
リビング
リビングは人が多く集まる、団欒の場所のため、明るい雰囲気作りと換気を良くする為の工夫をしましょう。
日当たりが悪く、風通しも少ない場所ですと運気が逃げていってしまいますので、そういう場合は
カーテンを明るい色へ変える
観葉植物を置く
水や魚が描かれた絵を飾る
これらの工夫で、雰囲気ががらりと変わります。
またリビングは団欒の場所でもありますが、実は仕事運を呼び込むのにも最適な場所。
あなたの仕事に関する本や資料をまとめた棚や、道具を仕舞うスペースなどを、センス良く盛り込んでください。
トイレや浴室
トイレは不浄なものを流す場所ですので、不潔にしておくと悪い気が滞って溜まってしまいます。
トイレはきちんと清潔しておくことが大切です。また、位置的に悪い場所にトイレがある場合は、盛り塩をすることで悪い気を流す事が出来ます。
盛り塩が難しいなら、綺麗で素敵なボトルに塩を入れて飾っておくのもいいでしょう。
浴室も同じで、元々水を溜めておくとそこで気が澱んで溜まってしまい、良くありません。
浴槽に水を溜めるのは止めて、浴槽も洗い場もきちんと掃除をしておきましょう。
寝室
心身ともに寛いで休ませる場所ですので、雰囲気を大切にしましょう。
あまりごちゃごちゃと物を置かず、ゆったりと出来る空間を作りましょう。
ベッドは壁にくっつけずに、10センチほど離して設置すると気の流れが良くなります。
また、「北枕は良くない」とされていますが、気は北から南に流れていきます。
つまり、北枕で寝ると頭から足元に気が流れるために、血行が良くなるのです。
寝つきが悪い日が続くなら、北枕に変えてみましょう。
方角だけに囚われず、臨機応変にあなたの部屋を運気良くしていきましょう!
5 更に運気アップ!インテリアでカバーしよう!
「自分で1から設計できるならいいけれど、賃貸だとどうしてもそうはいかない」という場合が殆どですよね。
そういう場合、風水から見て悪いとされる位置に玄関やトイレなど、間取りが悪い場合はお手上げ状態になってしまいます。
しかし、ここは別のものでカバーする事で、運気をアップすることが出来るのです。
例えば、玄関は北東の位置にあると運気が落ちると言われていますが、
- 表札の位置を工夫する
- 観葉植物を置く
- 明るい気を呼び込むように黄色やオレンジの明るい小物をさり気なく置いておく
これらで運気を上げることが出来ます。
リビングでも、なるべく広々とした明るい空間を作り出すために、ちょっとしたインテリアの工夫を加えるだけでがらりと違ってきます。
西に黄色のものを置くと金運がアップするというのは有名ですが、黄色やオレンジや白を明るく見えるように配置することで、空間の雰囲気が明るくなります。
黒や紫などのカーテンがある部屋と黄色や白のカーテンがある部屋、同じ条件でもカーテンが違うだけで雰囲気は全然違いますよね?
玄関やリビング、キッチンなど人の出入りが激しい場所や、集まる場所は、明るい雰囲気を保つことを忘れないようにしましょう!
また恋愛運をアップさせるには、ピンクが良いので、ピンクのカーテンや小物を置くのも良い手です。
ただし、色の配置についてはくどくなり過ぎないように、適度に白を混ぜたり濃紺を付けたりして、バランス良くしてください。
こういう時に役立つのは、観葉植物や、小さな絵、それも水が描かれた絵が良いので、それをセンス良く置くのもいいですね。
さて、『新居探しでチェックすべき風水的に良い間取り悪い間取り5つ』はいかがでしたか?
新しく新居を探している方は、外観や方角などのチェックをして、もっと運気が上がるように風水を利用しましょう。
また、自分で運気の良い部屋を作る事は、少しの工夫でいくらでも出来ます。
そして大切なのは、掃除と換気!部屋を清潔に保つのは、常に悪い気を流して良い気を呼び込むことになりますし、換気も同じように気の流れを変えるために大切なことです。
心地よく過ごすためのあなたの部屋ですから、いつも清潔にして、更に良い気を呼んでくださいね!
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