炭水化物抜きがヤバい!老け顔加速に体臭など怖い弊害6つ

炭水化物抜きがヤバい!老け顔加速に体臭など怖い弊害6つ

炭水化物を抜くと、老化や体臭など様々な弊害が起きることをご存知でしょうか?

炭水化物は太るというイメージがありますが、実は脂肪を燃焼させるために必要な成分です。

そして、完全に炭水化物を抜いてしまうと、脳の栄養である糖質が送られなくなります。

そのため、脳がうまく働かず集中力の低下を招き、いずれ肌にも影響が出てきます。

また、脳に栄養が送られなくなると免疫力がなくなって、病気にかかりやすくなります。

命に関わる病気になる可能性もあるので、炭水化物完全抜きは非常に危険です。

そこで今回は、炭水化物を抜いたときに起きる怖い弊害をご紹介します!


炭水化物抜きがヤバい!老け顔加速に体臭など怖い弊害6つ


1 炭水化物の役割とは?生命活動に必須な成分


炭水化物は、生きていくためには欠かせない大事なエネルギー源です。

炭水化物の中には、脳の栄養となる糖質が含まれています。

脳にとって唯一の栄養源なので、これが不足すると様々な悪影響があらわれます。

脳を活性化させるためには必要不可欠な成分ですが、「炭水化物を摂取すると肥満になってしまうのでは?」という疑問が生まれますよね。

確かに炭水化物は最終的に脂肪となって体内に蓄えられますが、肥満の原因は炭水化物の過剰摂取であり、余った糖が脂肪となるので、大量に摂らない限り問題はありません。

肥満になるのを避けるためには、摂取する量を控えめにするだけで大丈夫です。

むしろ、完全に炭水化物を抜いてしまうと痩せにくい体になり、必要な糖を補うために筋肉から摂取しようとします。

筋肉が落ちてしまうと痩せにくくなるので、ダイエットをしている方にとって逆効果になってしまいます。

そして、糖が足りないと疲労が抜けなかったり、倦怠感が続いたりするので炭水化物抜きは危険です。

更に、老化や肌荒れを加速させるので、炭水化物の過剰摂取にならないように気を配って、適切な量を摂ることが大切になります。


2 炭水化物を抜くと起きる体の変化


炭水化物を抜いた生活をしていると、体にどのような影響があらわれるのでしょうか?

炭水化物抜きであらわれる3つの体調の変化

脳の働きが低下

炭水化物を抜くと、脳に糖分が送られなくなります。
結果、ボーっとする時間が増えたり集中力が低下したりします。

イライラする

炭水化物に含まれる糖は、精神にも影響を及ぼします。
体内の糖が少なくなると血糖値が低くなり、これを正常に戻そうとしてアドレナリンが過剰分泌されます。
アドレナリンはイライラして攻撃的になる作用があるホルモンで、大量に分泌されると些細なことでもすぐ怒るようになります。

疲労感が抜けなかったり便秘になったりする

低血糖の状態が長く続くと、疲れが全く取れなくなります。
毎日倦怠感に襲われ、次第に頭痛や手の震えなどの症状を発症します。

炭水化物に含まれている食物繊維が足りなくなると便秘になってしまうので、不足すると毎朝便の排出に悩まされることになります。

このように、炭水化物を全く摂らないでいると、毎日体の調子が良くないという状態になってしまいます。

放っておくと病気のリスクが高まるので、炭水化物を完全になくす食生活は避けましょう。


3 目に見えてわかる肌の悪影響


キレイな肌を維持するためにはタンパク質が欠かせないものですが、炭水化物を抜くとエネルギー不足になり、これを補うためにタンパク質を使用します。

炭水化物に代わるエネルギー源としてタンパク質が使われるので、その分肌の維持ができなくなります。

そのため、炭水化物抜きの生活を続けていたら肌が荒れたという方は、タンパク質が代わりに使われています。

また、炭水化物が不足すると脂質も使うようになります。

脂質やタンパク質は、炭水化物と比べて消化しにくく胃に負担をかけます。

そして、負担をかけ続けていると次第に腸内環境が悪くなります。

腸内環境が悪くなるということは、悪玉菌の数が善玉菌より上回っている状態です。

同時に、便秘にもなっている状態なので更に肌荒れが悪化してしまいます。

肌荒れを治すためにはターンオーバーが必要ですが、タンパク質が不足しているとうまくできなくなります。

ターンオーバーができなくなると、肌の弾力やツヤがなくなって老化が進行してしまいますので、肌荒れや老化を悪化させないためにも、炭水化物は必ず摂取することが大切になります。


4 炭水化物を抜き続けていると起きる病気


炭水化物を抜くと、糖が不足して脳にエネルギーが送られなくなります。

このままでは脳が正常に動かなくなるので、その状態を回避するために脂肪を破壊します。

破壊された脂肪はケトン体になり、これをエネルギー源にして使用します。

これで脳の維持はできましたが、このケトン体が血液中にたくさんあるとケトーシスという状態になります。

ケトーシス状態は通常であれば問題ありませんが、糖尿病もしくは脱水症状になったとき、ケトアシドーシスを発生させます。

ケトアシドーシスは最悪の場合、命に関わるため注意が必要です。

ケトアシドーシスの症状

  • 吐き気や嘔吐
  • 異常なほどの眠気とだるさ
  • 昏睡や意識障害

特に昏睡や意識障害は、処置が遅れると命を落としてしまうほど危険な状態です。

そのため、ケトアシドーシスを発生させる糖尿病や脱水症状には気を付けなければいけません。

そして、ケトーシス状態にならないためにも、炭水化物を摂取して脳に糖分を送りましょう。

脳に糖分が送られれば、脂肪を破壊することがなくなるので、ケトン体が異常に増えることはありません。

自分の体を守るためにも、炭水化物を摂取してくださいね。


5 ケトン体は体臭の原因にもなる


脂肪を破壊することで生まれるケトン体ですが、これは体臭の原因にもなります。

ケトン体は甘酸っぱい臭いをしており、これが体や口から発せられます。

そして、このケトン体から発せられる臭いは別名ダイエット臭と呼ばれていて、自覚ができないことが非常に多いです。

そのため、気付いたときには長い間周囲に臭いをまき散らかしていたことになります。

更に、この臭いが発せられているということは、体に良くない痩せ方をしている証拠で、このままでは体調を崩してしまいます。

この状態を防ぐためには、早いうちからケトン臭に気づくことが重要になります。

気付く方法は他人から指摘されること以外にも、自分で尿の臭いを嗅いでみることで察することができます。

ケトン臭は尿からも発せられるので、甘酸っぱい臭いがしたらケトン体が大量に分泌されているのではと疑ってくださいね。


6 炭水化物を極端に抜いてしまうとリバウンドの恐れがある


炭水化物を抜くと確かに痩せられますが、これでは体調が悪くなってしまいます。

そして、体調を元に戻そうと再び炭水化物を摂取するとき、量に気を付けなければ肥満になってしまいます。

極端な炭水化物抜きで脳は糖分不足を感じます。

そんなとき炭水化物を大量に摂取し始めると、脳は今までの分を取り戻すかのように糖を欲し、食欲を増進させます。

これでは肥満になってしまい、今度は太ったことで起きる症状に悩まされてしまいます。

そのため、炭水化物を完全に抜く行為は自分の体のためにも避けるべきことです。

炭水化物は健康の維持のためには欠かせない存在なので、摂取量を調節してしっかり体調を管理しましょう!


さて、『炭水化物抜きがヤバい!老け顔加速に体臭など怖い弊害6つ』はいかがでしたか?

炭水化物は肥満になると言われていますが、極端に抜いてしまうと老化や体臭、他にも様々な体調不良に陥ります。

更に、炭水化物に含まれる糖は脳の唯一の栄養になるので、不足すると日々の生活にも影響が出ます。

そして、糖尿病や脱水症状になると、命に関わる病気にまで発展するので、非常に大切な存在です。

これを回避するためには、摂取する量をしっかり調節して、バランスよく摂ることが大切になります。

炭水化物は生命維持のためにも必要不可欠な成分になるので、全く摂っていないという方は少しずつ摂取するようにしてくださいね!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

炭水化物抜きがヤバい!老け顔加速に体臭など怖い弊害6つ

1 炭水化物の役割とは?生命活動に必須な成分
2 炭水化物を抜くと起きる体の変化
3 目に見えてわかる肌の悪影響
4 炭水化物を抜き続けていると起きる病気
5 ケトン体は体臭の原因にもなる
6 炭水化物を極端に抜いてしまうとリバウンドの恐れがある


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