ふとした瞬間に爪を見たとき、変色していることに気付いたことありませんか?
爪の色は自身の健康を表すので、普段と違う色に変わっていたら何らかの病気である可能性があるので注意が必要です。
普通の爪の色は薄いピンク色をしているのが正常になり、変色をした色によって病気の種類がわかるので、少しでも色がおかしいと思ったら病気を知って対処することが大切です。
特に、色が黒くなっている場合は最も危険な色のため、放置せず病院へ行くようにしましょう。
そこで今回は、爪が変色しているときに考えられる病気と、治療するための対処法をご紹介します!
爪が変色している!色別の病気の原因と対処法5つ
1 爪の色が黒いときに考えられる危険な病気
爪の色が黒色に変色したとき、黒子や内出血を起こしていることが大半ですが、メラノーマである可能性もあるので注意が必要です。
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2 白く変色しているときの病気
爪が黒色に変色すると命に関わるメラノーマの可能性が挙げられますが、反対色の白も放置していると危険のため注意しましょう。
爪が白く変色したときは、水虫が繁殖していたりストレスが溜まっていたりなど、色々な原因があるので白くなっていると確認したら、早めに病院へ行って検査をしてもらってくださいね!
3 爪の色が黄色のときに現れる症状
爪は黄色にも変色することがあり、原因の大半が黄色爪症候群という病気で、名前の通り爪が黄色に変色する病気になります。
黄色爪症候群の原因はハッキリと解明されていませんが、中年以降に発生するリンパ関係のトラブルが原因だといわれています。
黄色爪症候群の症状はむくみが多いのでなかなか気付きにくいのですが、爪を見たときに黄色く変色していたら皮膚科へ行くことが大切です。
治療するためには病院で処方される薬の使用が必要になるので、自分で対処せず薬の力を頼るようにしてくださいね!
4 緑色に変色したときは菌の感染が原因
爪は緑色にも変色することがあり、原因は緑膿菌といわれる常在菌の一つで、健康であれば害のない菌ですが体の免疫力が低下すると発生します。
また、爪が何らかの病気によって傷ついていたり、湿って柔らかくなっていたりしていると、緑膿菌によって爪が緑色に変化してしまいます。
緑膿菌による爪の変色は放っていても改善されないので、まずは爪を清潔にして病院へ行くことが重要になります。
そして、緑色の爪は水仕事や指をよく使う方がなりやすいので、色がおかしいと思ったら早めに医者に相談して対処してもらってくださいね!
5 爪の色が赤いときに気を付けたい病気
爪の色が赤くなったときは血液に異常が出ているというサインになるので、すぐに病院へ行って適切な処置を受ける必要があります。
そして、爪の色が赤くなったときに考えられる病気が多血症で、血液中に含まれる赤血球やヘモグロビンが異常に増えている可能性があり、体にも様々な症状が現れます。
多血症は悪化すると血管を塞いで動脈硬化が起き、脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気につながる場合があるので、爪が異常に赤くなっているときは病院へ行ってくださいね!
爪は自分の体調を表していて、変色したときは何らかの病気である可能性があるので放置しないことが大切です。
そして、爪の変色の多くは他にも何らかの異常が体に現れるので、体調が優れなかったり少しでも色が変わったりしたら、何日も放置しないことが重要になります。
変色した後の放置期間が長引くほど症状が悪化する恐れがあるので、爪の色がちょっとでも変わっていたらすぐに病院へ行って適切な処置をしてもらってくださいね!
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