頭皮のかゆみで悩んでいる女性の方は多いですよね。
運動をして汗をかくとかゆくなったり、ストレスで頭皮にかゆみを感じるようになったり、いつも使っていたシャンプーやリンスが突然合わなくなってかゆみが出たりすることもあります。
女性の場合、加齢によるホルモンバランスの変化の影響で頭皮にかゆみが出る場合もあります。
食生活の乱れや生活環境の変化などの影響や、精神的なストレスが原因となって頭皮のかゆみの症状がでる場合もあります。
酷くなってから病院に行くと、ステロイドなどの身体への副作用の影響も考えられる強い薬が処方されることもあります。
そうなる前に、日常生活の中で自宅でできる頭皮のケア方法があったら良いですよね。
そこで今回は、病院に行く前に自宅できる頭皮ケアの対処法をご紹介します!
頭皮のかゆみで病院に行く前にできる対処法8つ
1 頭皮のかゆみを予防できる!シャンプーの方法
頭皮や髪をきれいにするために毎日行っているシャンプーも、洗い方によっては頭皮にダメージを与えてしまいます。
かゆみがあるとついついシャンプーしたくなるかもしれないですが、一日に何度もシャンプーをすることは頭皮を痛める原因になります。
また、洗いすぎると頭皮から必要な油分を奪ってしまいます。
乾燥や皮脂の過剰な分泌につながることがありますので、洗髪は1日に1回で十分です。
頭皮にやさしいシャンプーの仕方を知っておくと、かゆみを防ぐことができますよね。
そこで、頭皮にやさしいシャンプーの具体的な実践法をご紹介します!
フケやかゆみがあるときは、シャンプーを何度もしてしまいたくなるかもしれないですが、過度なシャンプーは頭皮の環境を悪化させる原因となります。
頭皮が傷んでしまった時には、2日に1度のシャンプーがおすすめです。
使用しているシャンプーに、刺激を感じてしまったり、湿疹などの頭皮の異変を感じる時はすぐに使用をやめましょう。
シャンプー後のコンディショナーの使い方
手のひらにコンディショナーを取り、手のひら全体に伸ばしてから髪だけにつけてあげます。
毛先へ十分になじませてから、よく洗い流します。
頭皮に湿疹ができて敏感な状態の時は、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーや石鹸成分のシャンプーを使いましょう。
シャンプーの仕方を見直すことで、健康な頭皮をキープできるよになったら良いですね。
ドライヤーをかける前にはしっかりとタオルドライを!
シャンプー後、濡れた髪をしっかりとタオルドライすることでドライヤーをかける時間を短くできます。
ドライヤーの熱も、頭皮や髪へのダメージを与える原因になります。
タオルドライの前には、フケやかゆみ専用の美容液を使うとより効果的です。
美容液は指の腹を使って、頭皮を軽くマッサージしながらつけます。
その後、ドライヤーで乾かし残しがないようにしっかりと乾かしましょう。
2 自宅でも簡単にできる頭皮ケア!ヘッドスパの効果
美容院でしか受けられないイメージのあるヘッドスパですが、実は自宅でも簡単にできます。
毎日シャンプーをしてはいるものの、髪が長い場合や整髪料などが頭皮について落ちていない場合があります。
ヘッドスパを行うことで、しっかりと汚れを落とすことができ、かゆみやフケを防ぎ、頭皮の代謝を促して地肌を整えることを助けます。
頭皮のコリをほぐして、血行を促進することで、地肌からの老廃物を排出し、毛穴のつまりを取り除き、シャンプーの有効成分を地肌と毛穴と髪のすみずみまで届けてくれる効果があります。
また頭皮マッサージをすることにより、精神的なストレスを解放させ、心身をリラックスさせる効果があります。
地肌に正しく刺激を与えることは、血流を促すことにつながります。
ヘッドマッサージを1分間行うことで、地肌の表面温度が上昇します。
また、頭皮にはたくさんのツボがありマッサージすることで胃腸の働きがよくなったり、自律神経が整って体調がよくなることも期待できます。
そこで、自宅でも簡単にできるヘッドスパの実践方法をご紹介します!
手のひらや指でマッサージを行うのも良いですが、ヘッドスパ用のブラシなど刺激の少ないものを見つけて使ってみるのも良いですね。
3 パーマやカラーは傷んでいる頭皮を悪化させる原因
美容院のパーマ液やカラー剤は、頭皮に強い刺激を与え、かゆみや湿疹など地肌の環境をを悪化させる原因になります。
頭皮にかゆみを感じるときは、カラーやパーマを控えるようにしましょう。
また美容院のシャンプーも頭皮に合わないことがありますので、予約の際に美容師さんに、お店で使っているシャンプーの使用成分を確認してみることもおすすめですよ。
4 育毛剤や育毛トニックもかゆみ悪化の原因
普段使っているヘアケア製品のなかの育毛剤などが、かゆみを悪化させる原因になっている場合があります。
頭皮にかゆみや湿疹などが出てしまった場合は、それらの商品の使用を止めるようにしましょう。
5 頭皮に良い食生活のポイント
頭皮の地肌の環境を整えるためには、日常的な食生活を見つめなおすことも大切です。
そこで、頭皮の地肌を健康にするのに良い食べ物をご紹介します!
肌の生成を促す!コラーゲン
タンパク質の一種であるコラーゲンは皮膚の水分を保ったり、トラブルを防ぐ役割があります。
コラーゲンを生成するためには、ビタミンCと同時に鉄を一緒に摂取してあげると効果的です。
ビタミンCを多く含む果物や野菜は、レモン、みかん、いちご、トマト、キャベツなどです。
鉄分を多く含む食材は、納豆、レバー、小松菜、ほうれん草、パセリなどです。
頭皮や髪の毛に良いビタミンB6
ビタミンB6を多く含む食材は、わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類、果物では、バナナ、プルーン、アボカドなど、野菜では、モロヘイヤ、パセリ、切り干し大根、かぼちゃ、キャベツ、ピーマンなどがあります。
女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボン
頭皮のターンオーバーを促すには、女性ホルモンの働きも大切です。
女性ホルモンは、お肌の新陳代謝を活性化させたり、ハリや潤いを与え、若々しく保ってくれます。
しかし、加齢とともに女性ホルモンは減少していってしまいます。
そんなときに摂り入れたいのが、女性ホルモンと同じ働きをする、大豆イソフラボンという成分です。
大豆イソフラボンが含まれている大豆製品である、納豆、豆腐、みそなどを積極的に毎日の食生活に取り入れるようにしましょう。
乾燥を防ぐためには適度な油分も必要
頭皮の地肌の乾燥を防ぐには、適度な油分を摂ることも大切です。
良質な油分はお肌に潤いを与え、お肌のきめを整えます。
良質な油分が豊富な食材はナッツ類です。
アーモンドやカシューナッツなど、小腹が空いた時におやつ替わりに食べるのもの良いですね。
お菓子などの代わりにナッツ類を食べると、ダイエット効果も期待できますので試してみてくださいね。
料理のときには、亜麻仁油、えごま油、チアシードオイルなど、不飽和脂肪酸のなかのオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が含まれる良質な油を摂ることをおすすめします。
アルコールは控える
アルコールも適量は良いですが、多く摂取することで皮膚の水分バランスが崩れたり地肌の環境に影響があります。
頭皮のかゆみが酷いときには、アルコールは控えるようにしましょう。
6 ストレスは頭皮の乾燥や皮脂が増える原因
精神的なストレスは、頭皮の乾燥や皮脂が増える原因になります。
症状がひどくなると菌が増殖して、頭皮の環境が悪化しかゆみが強くなる場合があります。
また睡眠不足も、肌のターンオーバーに影響があります。
なるべく睡眠時間をとるように心がけましょう。
7 紫外線は頭皮への刺激を与える原因
頭皮も顔の皮膚などと一緒で、紫外線を強く浴びることでダメージを受けます。
頭皮のかゆみを酷く感じるときは、外出時に日傘を差したり、陽ざしの強い時間帯には外出を控えるなど工夫しましょう。
8 帽子やヘルメットは頭皮が蒸れる原因
帽子やヘルメットを被ると、頭皮が蒸れてしまい地肌や毛穴に悪い影響があります。
頭皮にかゆみを感じるときは、長時間被ることを避けましょう。
さて、『頭皮のかゆみで病院に行く前にできる対処法8つ』はいかがでしたか?
日々の生活習慣のなかで、知らず知らずに行っていたことが頭皮にダメージを与えてしまい、かゆみの原因になっていることがあったかもしれないですよね。
シャンプーの仕方や食生活など、日常生活を見つめなおすことが、頭皮のかゆみを改善させるポイントです。
今回ご紹介したものは、頭皮のケアや食生活、外出時などに気をつける対処法です。
セルフケアを大切に行うことで、頭皮のかゆみが酷くなる前に改善できると良いですよね。
ぜひ、出来ることから実践するようにしてみてくださいね!
今回ご紹介した内容に関連する記事として
も併せてご覧ください。
今、あなたにオススメ