中足骨頭部痛の原因と改善するための5つの方法

中足骨頭部痛の原因と改善するための5つの方法

足の裏、ちょうど指の付け根の部分が痛みがあって、歩くのがつらいということがありますよね。

実はこの痛みは中足骨頭部痛と呼ばれ、長く足に負担がかかることから起きる症状なのです。

中足骨頭部痛があると、しっかり足を踏ん張ることができず、悪化するとその部分にタコや魚の目ができ、さらに痛みがひどくなります。

そこで今回は、中足骨頭部痛の原因と、痛みを改善するための方法、そして予防策も併せてお伝えします。


中足骨頭部痛の原因と改善するための5つの方法


1 中足骨頭部痛はどうして起きる?


中足骨とは、足の甲の部分に位置する骨のことで、この先に足の指がつながっており、中足骨はマッチ棒のように先が丸くなっています。

歩くときには地面を踏み、蹴り出しますが、この間地面に接しているのが中足骨の部分で、繰り返しこの部分が地面に打ち付けられることで、痛みが起こります。

しかし毎日普段通りに歩いているはずなのに、なぜ痛むのか不思議に思われるかもしれません。

それにはまず、足の形と歩き方について知る必要があります。

通常、歩くときには踵から着地し、足の中央、そして親指で蹴り出していきます。

しかし足の形が土踏まずのない偏平足であったりすると、親指で蹴り出すことができず、足の指の付け根である中足骨が地面に打ち付けられる歩き方になります。

中足骨頭部痛が起きるのは、足の形が原因の場合もありますが、間違った歩き方や、履き慣れない靴を長時間履き続けることでも起きます。


2 中足骨頭部痛の症状はどんな痛み?悪化するとどうなる?


中足骨頭部痛の症状は、初期の場合はチクチクした痛みや、靴に小石が入っているような違和感がありますが、歩くことはできます。

症状が進むと、痛みが悪化してジンジンとした痛みを足の裏に感じますが、腫れることはありません。

また、つま先立ちしたときに痛んだりすることがあります。

さらに症状が進むと、足指の付け根にタコや魚の目ができ、その周辺が痛みます。

そして人差し指と中指が熱を持ち、腫れてくると同時に歩くたびに激痛が走るようになります。

痛みが続くと歩くことも困難になってしまうため、湿布をした場合に一時的に痛みは解消しますが、また再発するため早めに病院で治療を受けることが必要です。


3 中足骨頭部痛になるのは足の形が原因?


中足骨頭部痛が起きるのは、体重が中足骨にかかったときに、その重さが分散されず、中指と人差し指に繰り返しかかり、炎症が起こるためです。

また歩き方が悪く、中足骨が直接地面にあたることでも起こります。

これは足の縦と横のアーチが低下していることが、原因の一つとして考えられます。

中足骨頭部痛が起きる2つの足の形

偏平足

偏平足には、単純偏平足と外反偏平足の2つがあります。

単純偏平足

足の裏側にある土踏まずを作っている内側縦アーチが低下し、土踏まずがなくなってしまった状態が単純偏平足です。長時間歩くのが辛くなり、履いている靴が窮屈に感じられることがあります。

外反偏平足

単純偏平足が進行し、内側縦アーチが低下していくと、踝骨と呼ばれるかかとにある骨が内側に倒れてしまいます。これが外反偏平足です。外反偏平足になると、倒れた踝骨の分、足が長くなってしまうため、靴のサイズを大きくしないと履けなくなります。

どちらの偏平足の場合も痛みなどの自覚症状がなく、気がつくのが遅くなることの多い足の状態です。

開張足

開張足は、地面を蹴り出す足指の付け根部分のアーチが崩れた状態です。足の幅が広がり、足の両端にまめやタコができやすくなります。またいつも履いている靴の横幅がきつくなり、幅広の靴を選ぶようになります。

中足骨頭部痛は、偏平足と開張足が同時に進行しているときに起こりやすく、また外反母趾にもなりやすくなってしまいます。

偏平足と開張足は、インソールやパッドなどで矯正していくことで改善することが可能です。



4 中足骨頭部痛になるのは、その歩き方が原因かも?


中足骨頭部痛の原因は土踏まずを作るアーチや、足の付け根のアーチが崩れてしまうことによるものですが、さらに普段の歩き方でも、症状が起きます。

中足骨頭部痛を起こす原因となる3つの歩き方

つま先を外側に向けて歩く

親指で蹴り出さず、人差し指や中指に負荷がかかるため、中足骨に衝撃が直接あたり、痛むようになります。

指上げ歩きをしている

指が地面につかず、踵と同時に中足骨が地面に接する歩き方です。この歩き方は、足の指の付け根部分にタコや魚の目が日常的にできやすくなっています。

外反母趾がある、また足の裏に魚の目やタコがあるため、痛まないように歩いている

痛まないようにかばう歩き方をしていることで、逆に中足骨に負担がかかり炎症を引き起こします。

また固い靴や、ソールが柔軟でない靴を履いていると、中足骨に負担がかかり、痛みを引き起こします。


5 中足骨頭部痛を予防するにはどうすればいい?


中足骨頭部痛は、原因となる偏平足や開張足を改善する、歩き方や靴を替えることなど、普段の生活からできる予防方法があります。

中足骨頭部痛を防ぐためにできること

足にあった靴を選ぶ

つま先にゆとりがあり、指を動かせること、そして足の甲部分は適度な締め付けと固さがあることが必要です。また底が固い靴は足を痛めます。さらに踵がおさまる部分がある程度固さがあり、しっかりと支えてくれる靴を選ぶようにしましょう。

高さのあるヒールの靴はなるべく履かない

足底が薄い靴やヒールが高すぎる靴も、中足骨頭部痛を起こす原因となります。ヒールの高さは4cm程度にし、高いヒールの靴を履く必要があっても、長時間履き続けないようにしましょう。

インソールやパッドで足を支える

つま先に厚みがあると、歩くときに足に受ける衝撃を軽減することができます。足底に滑り止めをつけることで、指先にかかる負担も軽減できますので、靴にインソールやパッドをいれ、足裏の負担を軽減する工夫をしましょう。

歩き方を見直す

足裏に痛みが起きるのは、歩き方が悪く、かかってはいけない部分に負担がかかることが原因です。歩き方を見直すとともに、タコや魚の目、外反母趾などがある場合は、その治療を行うことで中足骨頭部痛を予防することにつながります。

足の裏の筋肉を鍛える
偏平足や開張足になる原因は、運動不足や太りすぎ、また足の裏の筋肉の衰えなどによっても起こります。足の裏を鍛えるために、一番簡単な方法が片足立ちです。

片足を持ち上げ、バランスを取るだけですが、毎日の習慣にすれば足の裏を鍛えられますので、1回あたり30秒を3セット、1日1回から行うようにしましょう。


中足骨頭部痛の原因と対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

中足骨の炎症は、偏平足や開張足といった足の変形、靴や歩き方など、足の裏にかかる負担が分散されないことがあげられます。

中足骨頭部痛はその負荷が積み重なったものであり、悪化すると骨折することもあるので要注意です。

普段から足に負担をかけないこと、偏平足や開張足を改善すること、片足立ちで足の裏を鍛えることが中足骨頭部痛の予防になりますので、ぜひ試してみてくださいね!

今回の内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

中足骨頭部痛の原因と改善するための5つの方法

1 中足骨頭部痛は誰にでも起こる可能性がある
2 悪化すると歩行に支障が出る
3 偏平足と開張足が同時に進行しているときに起こりやすい
4 間違った歩き方、靴選びでも起こる
5 中足骨頭部痛は普段の生活の中で予防できる


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