オリーブオイルやアマニ油、米油といえば、ヘルシーで、健康や美容に良い油で有名!中でも一番有名で身近なオイルと言えば、やはりオリーブオイルでしょう。
ダイエットや美容マッサージ、普段からの食事にもオリーブオイルを使って健康的な生活を送るなど、多目的に使用されているのがこのオイルです。
また、食用だけではなく、化粧品や石鹸、マッサージオイルなどにも利用されています。
スーパーやドラッグストアでも気軽に購入出来て、しかも様々な種類が置いてあることからも、その人気の高さは窺い知ることが出来ますね。
そんなオリーブオイルですが、実は便秘に悩む多くの人々が驚きの声を上げる程の便通が良くなる事でも名を馳せていることをご存知でしょうか?
そこで今回は、オリーブオイルの効能で便秘が解消できる理由と実際の実践法ご紹介します。。
オリーブオイルが便秘の解消に効果がある5つの理由と活用法
1 オリーブオイルの3つの特徴
オリーブオイルには、体に良い成分が多く含まれていることで、とても有名です。
そこでこちらでは、どのような良い特徴があるのかをご紹介します。
オリーブをそのまま絞った植物性オイルなので、熱加工されていない分、栄養価が高い
植物性オイルの中でも、熱加工をしているオイルは沢山あります。
しかしオリーブオイルはオリーブをそのまま絞って作られた100%果汁ジュースのようなもので、加熱して抽出するという作業がありません。その分、オリーブオイルに含まれた栄養がそのまま失われずに含まれているのです。
健康や美容に良い成分が多く、特にオレイン酸が豊富!
オリーブオイルには、主として以下のような成分が含まれています。
- オレイン酸
- リノール酸
- リノレン酸
- ビタミンA、ビタミンBなどのビタミン類
- ポリフェノール
この中でも、最も多く含まれているのがオレイン酸になりますが、このオレイン酸がオリーブオイルの人気を支えている大きなポイントとなりますので、第3章で詳しくご紹介します。
食用だけではなく、直接塗ることで美髪や美肌などにも効く
オリーブオイルを使った石鹸や化粧品が肌に良いと言われていますが、それはオリーブオイルには抗酸化作用があり、それがアンチエイジングへと繋がるからです。
抗酸化作用とは、呼吸することで発生する活性酸素の働きを抑える働きのことです。
活性酸素は、体内に入ってきたウイルスや細菌などを排除する役目を担う大切な働きをしてくれるのですが、増え過ぎてしまうと動脈硬化などの原因となってしまい、様々な病気を引き起こし、体内の老化を早めてしまうのです。
従って、オリーブオイルの抗酸化作用を上手に活用することで、健康だけではなく若々しさも保てることになります。
2 オリーブオイルの効能とは?
多くの栄養を含んだオリーブオイル、これを活用することでどのような効果が得られるのでしょうか?
オリーブオイルの効能6つ
- ダイエット効果がある
- 満腹感が得られる
- 便秘に効く
- 美髪、美肌などの美容効果
- 生活習慣病の防止
オリーブオイルには多くの成分が豊富に含まれていて、それぞれに効果を発揮します。
毎日の食事に取り入れたり、髪や肌に使うことで、これだけの効き目が期待出来るのですから、健康や美容に気を遣う人や、減量したい人に支持されている理由も頷けますね。
そして特に注目したい成分は、オリーブオイルの中に含まれている「オレイン酸」で、これはオリーブオイルの主成分になります。
3 オレイン酸の特徴と効用とは?
オレイン酸の主な特徴を挙げてみましょう。
悪玉コレステロールを減少させる働きは、動脈硬化や高血圧、高脂血、などの生活習慣病を防ぐ事へと繋がります。
また、中性脂肪になり難く、満腹感が得られやすい効果がある事から、ダイエットには最適のオイルとして有名です。
石鹸や化粧品にオリーブオイルが使われているのは、皮膚を柔らかくするオレイン酸の働きも非常に大きく評価されているからなのです。
そして、オレイン酸には腸の働きを整えて便通を良くする働きも含まれていますから、日常の食事に取り入れる事で、便秘体質の人には嬉しい効果が表れます!
4 便秘対策に使える!オリーブオイルの活用法
毎日のお通じが快調ではない人にとっては、どうにかしてこの体質を改善したいという思いは切実です。
そんな人は、食事のメニューを考える時も、食物繊維が豊富な食材を選ぶように心掛けたり、ヨーグルトを毎日食べてみたり、更に腹筋を鍛えてみたりと日々の生活にも気を配っていますよね。
そこで是非取り入れて頂きたいのが、オリーブオイルです。
前述した通り、オリーブオイルのオレイン酸には整腸作用がありますから、便秘で苦しんでいる人は積極的に摂取したいオイルにぴったり当てはまるのです!
こちらでは、気軽にオリーブオイルを毎日の食生活に取り入れる方法をご紹介しましょう。
食前30分前に、オリーブオイルを直接飲む
油を飲むなんて胸焼けを起こしそうだ、カロリーも高そうだ、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はオリーブオイルを大さじに1杯、食事の30分前に飲むダイエット方法があります。
この目的は、満腹感を得ること、オリーブオイルの成分を十分に胃に吸収させることで減量を促進させるためなのですが、それだけではなく便通も良くする目的もあります。
大さじ1杯分のカロリーは大体120キロカロリー前後ですが、その後食事の量を抑えられる事を考えても1日の摂取カロリーをオーバーすることは防げますので、心配御無用です。。
オリーブオイルをサラダや温野菜にかけて食べる
一番手軽なのは、普段の料理にはオリーブオイルを使う事です。
油を使う調理に、なるべく意識してオリーブオイルを使う事で積極的に、そして簡単に摂取する事が出来ます。
またドレッシングも市販のものではなく、オリーブオイルに玉葱や醤油、ガーリックやマスタードを混ぜて作るお手製ドレッシングにしてみましょう。
温野菜にかけて食べるのも風味があって、とても美味しいですよ!
オリーブオイルをパンに塗って食べる
バターやマーガリン、ジャムなどをパンに塗って食べている人は、これをオリーブオイルに変えてみるのも良いでしょう。
オリーブオイルに塩胡椒を混ぜてから、焼き上がったパンに塗って食べると、とても香ばしくて美味です。
お好みでハーブやバルサミコ酢を混ぜるのも良いですね。
これはピンツィモニオと呼ばれて、バターよりもカロリーが低くて健康的です。
5 オリーブオイルの使用で気を付けたいポイント
オリーブオイルの選び方ですが、用途によってそれぞれ違います。
厳密に分けて使っている人は少ないのですが、スーパーで売られているのをよく見てみて下さい。
エクストラバージンオイルや精製オリーブオイル、ピュアオリーブオイルと種類が分かれているのですが、どういった違いがあるのかというと、エクストラバージンオイルの方はそのまま果実を絞った独特の香りと風味を持ったオイル、精製オリーブオイルやピュアオイルは有機溶剤を使って二次加工したものでその分食べ易く使い易い、といった特徴があるのです。
加熱料理にはピュアオリーブオイルを、生のままで食べる時にはエクストラバージンオイルを使うのが一般的と言えるでしょう。
また、いくら体に良くてもオリーブオイルは油、摂り過ぎには注意して下さい。
普段使っている油をオリーブオイルに変える、ドレッシングやバターなどの代わりにすると言った使い方で十分です。
さて、『オリーブオイルが便秘の解消に効果がある5つの理由と活用法』はいかがでしたか?
便秘に悩んでいる人は勿論の事、ダイエットにも向いていて、健康にも良い、となればこれを使わない手はありません。
是非、積極的に日常に取り入れていきましょう。
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