夏だけでなく、冬にも気になる足汗は、不快感だけでなく臭いの原因にもなりますよね。
また足汗が気になって靴を脱ぐのが怖い、また靴を脱いで上がる場所に行けないといった、深い悩みを抱える方も少なくありません。
そこで今回は、足汗が起きる原因と共に、足汗を抑える方法、そして足汗への対策をお伝えします。
足汗対策のために押さえておきたい5つの原因と汗を抑える方法
1 足汗が起きる原因とは?
私たちの体は体温調節をおこなうため、動いていなくても汗をかきます。
その量は1日に700mlから900mlで、さらに運動などで体を動かせばそれ以上の汗をかくことになります。
その汗を出す場所である汗腺は、体中にありますが、特に足の裏に多くあり、そのため足に汗をかくのです。
しかし汗をかく原因には、体温調節以外のものもあります。
2 足汗の対策には何をするべき?
手の平や顔、首などなら汗をかいたときにすぐ拭くことができますが、足の裏の汗の対処はすぐできないことが多いものです。
しかし足汗を改善するためにも、様々な対策で対応しましょう。
靴下の交換は仕事中など難しい場合もあるかもしれませんが、足汗対策の有効な方法です。できれば通気性の良い5本指ソックスを買い揃えることをおすすめします。
3 足汗対策は冬にも必要?その原因とは
足汗は季節に関係なく気になりますが、特に冬場には多くなります。
そのため、冬場には特に対策が必要です。
夏の冷房もそうですが、体が冷えると体の中の生命維持に必要な臓器を温めるために血液が体の中心に集まり、手足が冷えます。
そうすると今度は末端を回復させようと血液が急激に送られるため、体の中の温度変化が激しくなり、汗をかいてしまいます。
冬は特に体を冷やしすぎないのと同時に、温めすぎないなど、急激な温度変化を体に与えないようにする必要があります。
4 足汗の対策には冷え性の改善から
また足汗は自律神経に大きく関わっており、血液の循環が悪くなることからも自律神経が乱れてしまいます。
不規則な生活や、乱れた食生活は血液の循環を低下させ、自律神経を乱し、さらにそれが血液の循環を悪くするという悪循環につながり、足汗を悪化させます。
5 足汗を改善するためには病院での治療も考えよう
足汗がひどく、どのような対策をしても効果がない、また汗の量が尋常ではないといった場合には、病院を受診することも考えましょう。
多汗症の可能性もある場合は、皮膚科を受診します。
手術によって神経を切除する方法もありますが、別の場所の発汗が増える可能性もあるので、塗り薬や内服液などで改善する方法がおすすめです。
足汗は周りからは分かりませんが、不快感が続くだけでなく、床に足跡がつくほど発汗して困るという方も少なくありません。
しかし足汗を気にすると、それがかえってストレスになり、悪化するという悪循環にもつながりかねません。
足汗を少しでも軽減するために、ヒールや足を締め付ける靴を履かない、それが難しい場合はできるだけ短時間だけ履くようにするといった工夫も必要です。
様々な制汗剤も出ていますので、状況や場所によって使い分けるなど、活用するようにしましょう。
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