デトックスや体質改善、美肌など、健康かつキレイでいるために効果的と言われる断食に、興味のある方は多いのではないでしょうか?
一方で「空腹が辛くて投げ出してしまいそう!」とか「リバウンドが恐ろしい!」といったマイナス面も気になるところですよね。
特に思い立つまま無計画で実践すると失敗に終わることが多いため、しっかりと予定を組むことが大切です。
そこで今回は、断食を投げ出さないための事前準備の方法と、断食の実践方法をご紹介します!
断食を途中で投げ出さない人がやっている事前準備と実践方法
1 良いタイミングで断食したい!スケジュールの組み方
断食は思い立ったら実行してしまい途中で断念したり、リバウンドしてしまい失敗してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
体質を改善したり身体に少しの負担にはなりますが、体内の環境をリセット出来るのが断食です。
断食を投げ出さないためには、綿密なスケジュールを立てることが不可欠です!
週末や連休、仕事や家行事などが忙しくない時を選ぶと、比較的実践しやすいですが、自然の力を借りてみるのも1つの方法!
そこで月の満ち欠けに合わせて予定を立てたり、月経周期に合わせてみるのもいいでしょう。
そこで月の満ち欠けが示す意味と断食にピッタリなタイミングをご紹介します。
下弦の月、上弦の月は半月のことで、満月から新月の間を下弦の月、新月から満月の事を上弦の月と言います。
これらの関係から見て断食の効果が出やすいのは、下弦の月から新月に向けての期間になります。
また月経周期に合わせる場合は、生理後10日間ぐらいまで(排卵前)が、ホルモンバランスが整い、代謝もあがりやすいため、断食にはピッタリです。
月の満ち欠けや月経周期を考慮し、手帳と照らし合わせてスケジュールを組むようにしましょう!
2 断食の事前準備は必須!生活リズムを整える方法
断食を行うのは「食べ物を摂取しない」行為で手軽な方法なのですが、思い付きで「ダイエットに効果ある方法」として行ってしまうと、途中で断念したり体調が悪くなったりします。
断食を実践するにあたりとても大切なのが事前準備です。
自宅で安全に行うには、1日だけの断食なら1日以上前、2日なら2日以上前、3日なら3日以上前から、心身の状態を整える必要があります。
ストレスを溜めたまま断食すると失敗しやすいので、断食を行う前はストレスを解消してから体調をしっかり整えてから行うのが良いでしょう。
断食は生活習慣を見直してから行うことが、ダイエットや美容健康のためにはとても効果的な方法です。
もし実践できていない事があるなら、改めてスケジュールを組み直したり、なぜ断食をしたいのか?という根本的な事を考えることをおススメします。
3 身体への負担を減らそう!断食前の食事方法
断食を行う前の準備はご紹介しましたが、断食前の食事方法には気を付けていますか?
断食が始まると何も食べられない分、しっかりと食事をしたくなりますが、事前準備の段階では腹7〜8分目が目安、断食前夜の食事については、遅くても20時までに軽く食べるようにすることが大切です。
そうすることで、食事量の変化が大きくなりすぎず、身体もさほどビックリしないものです。
また、次のような身体に負担をかけるものは一切口にしないことが鉄則です。
こういった食品を控えるとなると、ご飯、大豆製品、野菜たっぷりの煮物といった昔ながらの和食が中心になりますよね。
カロリーの高くない食事や油ものを控えた食事が、断食前にはおすすめです。
ただ、「どうしても肉や魚が食べたい!」という場合は、白身魚や鶏ささみ肉など脂質の少ないものを選んで食べるのはOKですが、食べる量には十分気をつけるようにしてくださいね。
4 リラックスを心がけよう!断食中を快適に過ごす方法
皆さんはどんな方法で、断食を過ごしていますか?
「断食中は何も食べないから安静にしないと!」と思っている方!結構多いのではないでしょうか?
もちろんそれでもいいのですが、お腹が空いたりすると、どうしてもイライラしますよね。
それならば、何かに没頭して、空腹を紛らわせてしまうのも1つの方法です。
そこで断食中を快適に過ごす方法をご紹介します。
家の掃除をしてみたり、ストレッチ、ヨガ、散歩をするのも良いでしょう。
身体を動かすと気分転換にもなりますよね。
もしくは、普段忙しくて自分のための時間がとれないなら断食を利用して、読書やDVD鑑賞といったゆとり時間を堪能したり、ボディーケアをするのも気分が上がりおススメです。
心身がだるく感じられたら休息が1番ですが、そうでなければ身体に負担をかけない程度で好きなことをして過ごし、時間が早く過ぎていくよう工夫しましょう!
5 断食中の水分補給の方法とおススメな飲み物
食べ物を食べる事が断食中は出来ませんが、水分はきちんと摂取しましょう。
断食中は老廃物の排出を促進するために、水分補給することが大切です。
常温のお水か、温かい白湯を飲み、身体を冷やさないようにしましょう。
また、空腹感を感じて一気に大量の水を飲むと、胃液が薄くなり気持ち悪くなることもありますので、適量をこまめに摂取するのがポイントで、1日の目安は1.5Lから2L程度です。
ただ、水ばかり飲んでいると、正直、飽きてしまいますよね。
その場合は、ハーブティーやノンカフェインのお茶にするといいでしょう。
そこで健康効果の高いオススメのお茶をご紹介します。
断食中は水分補給を水だけでは飽きてしまいますので、色々な方法で水分補給をも楽しみましょう。
基本的にはストレートで飲むことをおススメしますが、甘みが欲しい際は、ミネラルやビタミンB1、B2、B6が豊富な黒砂糖を、ほんの少しだけ加えると良いですよ!
ぜひ断食実践中に飲んでみてくださいね!
6 断食中にはNGな飲み物
断食中の水分補給は、脱水状態にならない為に大切ですが、おすすめできない飲み物もあるのをご存知ですか?
断食中に飲まない方が良い飲み物をご紹介します。
普段飲んでも身体に何も影響は表れにくいですが、断食中はコーヒーや玉露に含まれるカフェインが刺激を与え肝臓などに負担が掛かり危険です。
清涼飲料水に含まれている人工甘味料は、脂肪に変化しやすく断食にはおすすめ出来ません。
断食中は水またはハーブティーがおすすめになります。
7 この症状は好転反応?体調を正しく見極める方法
断食を行ったことがある方は、何らかの好転反応が起きているはずです。
身体をリフレッシュしたりダイエットに効果がある断食ですが、何となく断食を行っていませんか?
事前準備を徹底していても、断食を開始すると、ほとんどの人に好転反応というものが起こります。
好転反応とは、体内の毒素や老廃物が排出される際に、何かしらの身体の不調が現れることですが、実は断食が正しく出来ている証拠ですので、あまり心配する必要はありません。
人によって症状の表れ方は様々ですが、主に次のようなことがあげられます。
こういった症状が出ても通常、断食を終えると自然と回復します。
断食中には好きなことをして過ごす事が大切ですが、自分の身体の変化を観察することも大切な事です。
あまりにも強く不快症状が出た場合は潔く中断し、すみやかに病院を受診しましょう。
8 断食後が最も重要なとき!失敗しない回復期の食事方法
ご飯をしっかり食べたくなりますが、断食が終わった後も気を付ける点があります。
断食が無事に終わったからといって、油断は禁物!実は断食後の回復期が、一番大切な段階ですので、気を抜かずに過ごしましょう。
特に消化器官など内臓自体を再稼働させるわけですから、身体に急な負担をかけないことが不可欠です。
回復期の食事については、準備期と同様に、断食日数と同じかそれ以上を設ける必要があります。
食事内容については、以下の通りが目安です。
2日目以降は、1日目の夜と同じような食事に豆腐を足します。
その後、加熱野菜や、キノコ類、タンパク質として白身魚や卵という感じで、徐々に量を増やしていきます。
そして、回復食におけるポイントは以下の3つです。
最後のステップを間違えると、せっかくの苦労も水の泡、、、そうならないためにも、回復期の食事には十分な注意を払いましょう。
思い立ってすぐに実行するのではなく、まずは断食の予定を組み、体調を整えていくことが大切です。
また、断食の回復食まで問題なく終わったからといって、ふだんの食事や生活リズムが再び乱れがちになると、せっかくの断食効果は得られないでしょう。
したがって、定期的に断食を実践し、時々、羽目を外すのもストレス発散にはいいですが、基本は規則正しい生活を心がけて、健康やキレイを手に入れましょう!
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