枕が原因で起こる肩こりの原因と6つの解消法

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ぐっすり眠ったはずなのに、朝起きると肩や首まわりが痛む、、、このようなことってありませんか?

そこで肩こりが解消できるという触れ込みの枕に変えてみたけれども、今度は寝付けなくなってしまった、、、などなど、枕に関連するトラブルはよくあるもの!

そもそもどんな枕が自分に合うのか把握できていないと、いつまで経っても安眠は期待できません!

そこで今回は、枕が原因で起こる肩こりと正しい枕の選び方をご紹介します。


枕が原因で起こる肩こりの原因と6つの解消法


1 自分に合った枕の高さを知る方法


なかなか寝付けない方や、肩こりが酷い方、使っている枕が自分に合っていますか?

枕を選ぶときに一番重要なのが高さです!

枕が高すぎると、首が無理な曲がり方をして体に負担をかけたり、首から肩にかけての血流が悪くなって肩こりや首の痛みの原因となります。

一方枕が低すぎると、頭に血が上ってしまい、不眠症や顔のむくみなどの症状が現れる原因になります。

体型別!体型による適当な枕の高さ3つのポイント

・細め体型・首が長め:2.5~3cm
・標準体型:3~4cm
・がっちり体型:4~5cm

体に負担をかけることのない適当な枕の高さは、寝る環境や好みによって若干変わってきます。

寝具が柔らかい場合は、体が深く沈むので少し低めの枕を、逆に硬めの寝具の場合は少し高めの枕を選ぶようにしましょう。


2 熟睡するための理想の寝る姿勢


普段意識することはありませんが、寝る時にも正しい姿勢というものがあります。

理想的な寝る姿勢は、起きている時の正しい姿勢と同様に、顎が前にも後ろにも移動しない自然な位置で、顔の角度は背骨に対して5度です。

そもそも人の首は、Cの文字にカーブしているため、壁に背中をつけて立つと壁との間に隙間ができてしまいます。

この自然なCカーブを保つことが、正しい寝る姿勢になります。

ですから肩こりにならないためには、枕を選ぶ際に高さや硬さなどを意識して、正しい寝る姿勢を取りやすいものを選びましょう。

そして寝ている時は、仰向けばかりではないので、横向きの時も正しい寝姿勢を取ることができるかも重要です。


3 枕の硬さを選ぶ上でのポイント


人は寝ている間に約30回寝返りを打つとされています。

寝返りは、体の同じところが下になり続けないようにしたり、布団の中の温度や湿度を整えて熟睡できるような環境にする役割があります。

そのため寝返りがうまくできないと、身体の1ヶ所に負担が掛かったり、筋肉の緊張状態が続くために肩こりの原因となります。

まず枕を選ぶときには、高さと同様に寝返りしやすい硬さかどうかを見極めることが、肩こりにならないためのポイントになります。

柔らかすぎる枕は、頭が沈みすぎて固定されてしまい、逆に硬すぎる枕は頭が安定しないため首に負担がかかってしまい肩こりの原因になってしまいます。

枕選びは、頭が沈みすぎない適度な硬さで頭が安定するものを選ぶようにしましょう。


4 快適な睡眠に欠かせない枕の素材の選ぶポイント


枕の素材にはそれぞれ特徴があり、好みの素材を選ぶことができます。

ですから肩こりや寝付きが悪いなどの様々な症状にあわせて、枕の素材を変えてみる事もおススメです。

枕の素材を選ぶときに大切な3つのポイント

・寝心地の良いもの
・寝返りがしやすいもの
・熱が頭部にこもらないもの

枕の素材2つの特徴

柔らかい素材

低反発ウレタン・羽毛

硬い素材

そば殻・パイプ

枕が原因の肩こりでお悩みの方には、頭の沈みすぎが原因で起こる肩こりを防ぐために、適度な硬さのある低反発ウレタンかパイプ素材の枕をおススメします。

素材の特徴として低反発ウレタンの枕は、柔軟性に優れているため、体や寝姿勢にフィットして体の圧力を分散させることができ、肩こりの原因にもなる体の1ヶ所負担が掛かる状態を防いでくれます。

一方で夏は蒸れやすいため、こまめな陰干しなどの衛生的に気をつける必要があります。

パイプ素材の枕は、耐久性や通気性に優れていますが、吸湿性がないため夏場は汗染みなどが出来やすく枕カバーなどで対策が必要です。

また手入れがしやすいのもパイプ素材の特徴ですので手洗いするなどして清潔に保ちましょう。

枕の素材は感触や肌ざわりで選びがちですが、高さの調整ができるものかどうかや硬さが適切かどうかを見極めて選ぶ事も枕が原因で肩こりにならないためには重要になります。

ぜひ寝具店などの店頭で、実際に手に取って寝てみて快適かどうかを体験するようにしましょう!


5 忘れがちだけれど大切な枕の大きさ


肩こりの原因にならないための枕選びについて高さ、硬さ、素材などを紹介してきましたが、忘れがちなのが枕の大きさです。

実際に肩こりで悩んでいる人の中には、小さすぎる枕を使っている人も意外と多いようです。

上でも触れましたが、人は睡眠時に何度も寝がえりを打ちます。

その際に頭が枕から落ちてしまっては、せっかくの枕も意味がありません。

そこで、適切な枕の大きさをご紹介します。

適切な枕の大きさを選ぶときの2ポイント

・寝返りを打ちやすい人は幅70cmを選ぶ
・個人差は出ますが、頭3個分ほどの幅がある枕にする

そのまま、枕の無い状態で眠ることは、寝返りが打ちづらく肩こりを引き起こしてしまう原因になり、頭が低くなることでむくみや不眠といった原因にもなってしまいます。

左右どちらにも寝返りが打てて肩先まで支えられる、少し大きめのサイズの枕を使いましょう。


6 家にあるもので出来る!簡単タオル枕の作り方


いろいろな枕を試してみたけれども、どうも自分に合う枕が見つからない、、、市販の枕では肩こりにならないものが見つからないという方は、家にあるタオルを使って自分に合った世界で1つだけのオリジナル枕を作りましょう!

肩こりを撃退!オリジナルタオル枕を作る4つの工程

用意するもの

・大きめのバスタオル:1枚
・肩幅くらいの長さのタオル:2枚

作り方

①バスタオルを半分に折る
②もう一度半分に折り、端から拳一つ分の高さまでくるくる巻きにする
③平らな部分に別なタオルを、指3本分の高さになるように調節して置く
④作ったタオル枕の全体にかかるように、もう1枚のタオルを置けば完成!

くるくる巻いた部分に、首がくるように寝ればバッチリです!

家にあるもので簡単にできて、首や肩に負担がかからないので、肩こりの解消にもつながりますので、一度試してみてくださいね!


疲れた体を休めるための睡眠が、体に負担をかけるものになっては本末転倒ですよね。

枕選びは寝具選びと同様に、時間をかけて自分に合ったものを見つける方が、何度も合わない枕を買う手間とリスクを減らすことができます。

ぜひ今回紹介した方法を参考にして、自分に合う枕を見つけて、肩こりを解消しましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

枕が原因で起こる肩こりの原因と6つの解消法

1 自分に合った枕の高さを知る方法
2 熟睡するための理想の寝る姿勢
3 枕の硬さを選ぶ上でのポイント
4 快適な睡眠に欠かせない枕の素材の選ぶポンント
5 忘れがちだけれど大切な枕の大きさ
6 家にあるもので出来る!簡単タオル枕の作り方


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