ストレスから来るリンパ節の腫れの原因と解消法5つ

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ストレスとリンパ節の腫れには、密接な関係があることをご存知でしょうか?

ストレスを常に抱えていると、免疫力が低下します。すると、ちょっとしたことで病気になってしまいますし、また、ストレスにより血行が悪くなると、リンパの流れも滞り、老廃物を排出できず、リンパ節が腫れてしまうこともあるのです!

そこで今回は、ストレスがもたらすリンパ節の腫れの原因とその解消方法をご紹介します。


ストレスから来るリンパ節の腫れの原因と5つの解消法


1 ストレスから来る風邪でリンパ節が腫れた際の対処法


そもそもリンパ節の役割は、体の隅々に行き渡るリンパ管を通じて運ばれる、老廃物や余分な水分が含まれるリンパ液をろ過すること、そして体外から侵入するウイルスや細菌をやっつけるリンパ球の貯蔵です。

ストレスによってリンパ節がうまく機能しなくなると、老廃物の処理がうまくいかなくなり、さらにリンパ球の生成や貯蔵も滞ることで免疫力が低下し、結果として季節を問わずして風邪を引きやすくなるのです。

一口に風邪をひきやすいという症状の裏には、このようなストレスとリンパの密接な関係があるのです。

また、風邪の症状が酷くなると、微熱が続いたり、耳の下や首のリンパ節が腫れることもあります。

リンパ節が腫れると、唾液を飲みこむ際の痛みが辛いですよね。その場合は、患部を冷たいタオルや冷湿布で冷やすと、痛みや不快感を軽減できます。

通常なら、風邪が完治するのと同時にリンパ節の腫れも引きますので、あまり心配をする必要はないですが、風邪を長引かせないためにも、栄養たっぷりの食事を心がけ、身体をしっかりと休めることに集中しましょう!

風邪が治ったにも関わらず、リンパ節の腫れが改善されない場合は、すみやかに医療機関を受診してくださいね!


2 ストレスから来る口内炎とリンパ節の腫れの予防方法


口内炎が頻繁にできるという方は、多いのではないでしょうか?

食事や歯磨きの妨げにもなるし、なんとかしたいですよね。

口内炎は、栄養が偏っていたり、疲労感が強いとき、またストレスによって免疫が弱っていると、発症しやすくなりますが、通常なら1週間から10日程度で完治します。

しかしながら、そのときの体調や生活習慣によっては、長引くこともあり、酷くなると、リンパ節が腫れてしまうことも、、、口内炎は、ストレスや疲労のサインだと思い、心身を休めることが大切です!

口内炎予防と完治のための5つの生活習慣改善法

  • 睡眠を十分にとり身体を休ませる
  • バランスのよい食事を心がける
  • タバコやアルコールの刺激物を控える
  • うがいや歯磨きで口の中を清潔に保つ
  • 口の中を噛まないよう気をつける

口内炎そのものや、口内炎によるリンパ節の腫れを予防するために、ストレスを発散し、免疫力を下げないようにしましょう!


3 ラジオ体操で肩こりから来るリンパ節の腫れを解消する方法


しつこい肩こりに悩む人は非常に多いですが、重度の肩こりが原因で、リンパ節が腫れてしまうことがあるのをご存知でしたか?

ストレスや運動不足、同じ姿勢を長時間続けることにより、筋肉が固くなります。

そうすると、筋肉の動きがポンプのような役割をしているリンパ液の流れが悪くなってしまい、リンパ節でのろ過が老廃物が溜まることで機能しなくなるため、リンパ節の腫れが表れるのです。

肩こりを根本的に改善するためには、肩だけではなく、全身の筋肉を動かす運動をして、血液とリンパ液の流れをよくすることが不可欠です。

手っ取り早くリンパマッサージをするのも良いのですが、まずは身体に凝りを感じる前に、全身ストレッチをしたり、軽く歩いたりして、リンパの流れが良くなるように体を動かしましょう。

体を動かす習慣なしに、リンパマッサージだけで肩こりやリンパの腫れを解消できるのはせいぜい数日です。

時間が経過すれば、同じような肩こりやリンパの腫れが起こる可能性があります!!

そこでリンパの流れをスムーズにするための毎日の習慣にしたいのが、知らない人はいないであろうラジオ体操です!!!

たった3分といえ、全身の筋肉や関節をまんべんなく使う事のできる、実はよく計算された全身運動がラジオ体操なのです。

ダラダラ行うと効果半減ですので、大袈裟に思えるぐらいに、しっかりと全身を動かして、肩こりとリンパの腫れを解消していきましょう!


4 ストレスに弱い方は必見!メンタル面を強くする方法


適度なストレスは、私たちにとって必要なものですが、度が超えてしまうと、心身のバランスが崩れがちになります。

すると、免疫力が低下するため、リンパ節の腫れの原因の一つにもなりますので、日頃からストレスに対する抵抗力を高めることが大切です。

そこで「どうもストレスに弱い!」とお悩みの方に、ストレスに負けないためのポイントをご紹介します!

考え方を変えてみる!ストレスに強くなるための5つのポイント

自分の事を理解し、受け入れる

劣等感が強い人は、何かにつけて他人を比較し、些細な事でストレスを感じます。
十人十色という言葉があるように、自分の事を受け入れましょう。ストレスが一見なさそうな周囲の人にも、何かしらの劣等感はあるはずです。

身体と心の不調を気にしすぎない

心身に不調があると、「何か重大な病気ではないか?」と過剰に気にする方がいますが、その前に、身体をゆっくりと休めることを考えましょう。
悪く考えることのストレスが、心身不調の原因である場合も多いのです。

環境を変えてリフレッシュする

同じことの繰り返しの生活をしていると、周りが見えなくなりストレスが貯まりがちです。
日帰りでちょっと遠出をしたり、部屋の模様替えをしたりして、リフレッシュを心がけましょう。

日頃の鬱憤を信頼できる友人に話す

抱えているストレスを口に出すことで、気持ちはスッキリするものです。
また友人と鬱憤話をし合うことで、ストレスを抱えているのは自分だけではないことが分かると、なぜだか安心するものです。
物事の考え方や捉え方をちょっと変えてみるだけで、ストレスは発散できるものですよ!

ストレスを持ち込さずに捨てる

ストレスは、溜め込めば溜め込むほど蓄積されて、解消されにくくなります。
そのためストレスを感じたら、その日の内にストレスを捨ててしまう(=手放す)ことが重要です。
紙にその日に起きた嫌な出来事を書いていき、最後に丸めてゴミ箱に捨ててしまいましょう。

ぜひできるものから実践してみてくださいね!


5 ソフト乾布摩擦でリンパの流れをスムーズする方法


乾布摩擦は、皮膚を擦って刺激を与えることで、身体を温めたり、免疫力を高める効果のある健康法の一つ。

子供の頃に、寒空の下、上半身はだかで実践したことのある方は、多いのではないでしょうか?

今回ご紹介するソフト乾布摩擦は、服を着たまま、自分が落ち着く場所で実践できる従来の乾布摩擦の現代版ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

3分でOK!ソフト乾布摩擦の実践方法

ソフト乾布摩擦の実践方法

①両足の先端から両膝まで、両手の先から両肘まで、左右平等に10回ずつ擦る
②両膝から両脚の付け根まで、両肘から左右の肩まで10回ずつ擦る
③お腹から胸に向かって、背中はタオルをクロスさせて10回ずつ擦って完了!

ソフト乾布摩擦のポイント

・柔らかい綿のタオルで、皮膚が赤くならない強さで優しく擦ります。
・上半身はTシャツぐらいの厚さのものを着用します。
・身体の末端から心臓に向かって擦ります。
・朝晩の2回実践します。

リンパ液の流れがスムーズになると、老廃物も排出され、リンパ節の腫れを未然に防ぐことに繋がります。

また免疫力も高まりますので、風邪予防や病気になりにくい身体作りにはピッタリです。

ぜひ毎日の習慣にしてくださいね!!


さて、『ストレスから来るリンパ節の腫れの原因と5つの解消法』はいかがでしたか?

リンパ節が腫れる原因は、ストレスなどの目に見えないものや、強い疲労感や風邪などが主に考えられます。

「最近なんだか疲れているなぁ」とか「気分がどんよりしてるなぁ」という場合は、早急に対処をして、免疫力が下がらないようにすることが大切です。

ただ、リンパ節の腫れの中には、重大な病気が隠れていることもありますので、良くなる気配がなければ、自己判断せずに、お医者さんに相談しましょう!

今回ご紹介した内容に関連する記事として

も併せてご覧ください。

まとめ

ストレスから来るリンパ節の腫れの原因と5つの解消法

1 ストレスから来る風邪でリンパ節が腫れた際の対処法
2 ストレスから来る口内炎とリンパ節の腫れの予防方法
3 ラジオ体操で肩こりから来るリンパ節の腫れを解消する方法
4 ストレスに弱い方は必見!メンタル面を強くする方法
5 ソフト乾布摩擦でリンパの流れをスムーズする方法


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