はちみつは健康や美容にいいと聞いてはいるものの、そのしっかりした甘さに食べたら太ってしまうかも、と心配で食べるのを何となく避けている、ということはありませんか?
実ははちみつは砂糖よりも低カロリーで、ミツバチの赤ちゃんを育てるために、豊富な栄養が含まれており、はちみつを食べることは、太る原因にならないばかりか、健康な体作りやダイエットにもなるのです。
ただしはちみつも、砂糖と同じようにたくさん使ったり食べたりすれば、太る原因にもなってしまいます。
そこで今回は、健康やダイエットに活かすためのはちみつの適量、そして正しい摂取方法についてお伝えします。
はちみつで太るのは嘘?健康やダイエットで活かすための正しい摂取方法
1 はちみつは太るどころか栄養豊富?体に与える効能とは?
はちみつはミツバチが花の蜜を集めたもの。ただし花の蜜そのものではなく、ミツバチが体内で唾液と混ぜ合わせ、巣に蓄えて乾燥させて凝縮したものです。
はちみつはそのほとんどがブドウ糖と果糖で出来ており、どちらもそれ以上分解される必要のない単糖類であるため、体内ですぐエネルギーに変わります。
さらにはちみつには、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸や酵素が豊富に含まれていて、天然の総合栄養食品なのです。
さらにはちみつに含まれるビタミンのほとんどは単独で活動する活性型のビタミンで、体内に入ってすぐ活動を始めます。
通常のビタミンは不活性型で、相互に作用し合ってはじめてその効能が発揮されるため、すでに多くのビタミンやミネラルを含んでいるはちみつは、食べるだけですぐ効果を得ることが出来るのです。
2 本当に健康にいいはちみつは太ることはない?その選び方
はちみつといっても、店頭やネットショップでは様々なはちみつが販売されています。
中でもよく見る表示が、天然と純粋のはちみつです。
ただしはちみつの中には、加熱処理をした後水飴を混ぜたものでも、純粋はちみつと表記されていることがあります。
はちみつの栄養がしっかり詰まったものを選ぶために、ラベルで以下のことをよくチェックしてから購入するようにしましょう。
ただし季節によってはちみつが結晶化する時間に違いがあり、販売されているお店の空調などによって結晶化しにくい場合もあります。
透明度についても、花の種類によって色や濁りの度合いは変わってきますので、ラベルで加熱処理の有無と糖度を確認しましょう。
はちみつは糖度が78%以上あれば、何もしなくても長期保存が可能なので、はちみつ専門店などで、よく表示を確認して安心できるものを購入するようにしましょう。
3 はちみつで太るどころかダイエット?その正しい食べ方は?
はちみつダイエットとは、寝る前にスプーン一杯のはちみつを食べるだけでダイエットできるという方法です。
これは寝ている間に分泌される成長ホルモンのために、脳が使う糖質が必要ですが、不足しがちな糖質をはちみつで補うことで脳の働きをスムーズにし、脂肪の燃焼を助けることにつながります。
簡単ですぐ出来そうですが、ただはちみつを食べるだけでは意味がありません。
はちみつを食べる前に、以下のことを心がける必要があります。
さらにしっかりと睡眠を取ることも、成長ホルモンの分泌が促されます。
はちみつを夜寝る前に食べることで、虫歯が心配という方もいるかもしれませんが、天然のはちみつには抗菌作用がありますので、逆に虫歯の予防になります。
食べ過ぎると逆に糖分の摂り過ぎとなりますので、量に気をつけて毎日の習慣に取り入れてみましょう。
はちみつに含まれる栄養と効能、そしてはちみつを使ったダイエットや健康法についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
はちみつには300種類もの豊富な栄養素が含まれており、すぐに体に吸収されるため、疲労回復にはぴったりの食材です。
さらに抗菌や殺菌効果がありますので、きちんと保存をすれば腐ることもありません。
その甘さから太るといった誤解も受けますが、それは砂糖と同じように多く使うためです。
糖度が高いので、それほど量を使わなくても十分に甘みが感じられます。
ただし水飴や甘味料を使って糖度を補っているはちみつは、少しの量でも糖分の摂り過ぎになってしまいますので、はちみつを購入する際には、天然のはちみつを選ぶようにしましょう。
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