止まらない嘔吐に腹痛や下痢、そして発熱で体力も弱らせる胃腸風邪、、、本当に辛いですよね。
胃腸風邪は正式には感染性胃腸炎と呼ばれるもので、ウイルス感染、細菌感染による食中毒で起こる胃腸炎を差します。
季節を問わず1年中発症するもの、そして流行る時期があるものもあり、感染予防を徹底していないと突然発症することもあるので注意が必要です。
そこで今回は、気になる胃腸風邪の症状と対処法6つをご紹介します。
季節を問わず感染を注意したい胃腸風邪の症状と対処法5つ
1 風邪とは全く違う!胃腸風邪なのかどうか見分ける方法
胃腸風邪は「風邪」という言葉が付いているのは、悪寒や発熱、腹痛や下痢など風邪の諸症状と似た症状が見られるからですが、通常の風邪に見られる咳や喉の痛みなどは伴わないため、風邪と区別することはできます。
胃腸風邪の全てが4つの症状を伴うわけではなく、中には発熱を伴うもの、伴わないものがあります。
2 感染力が強力で流行するウイルス性胃腸炎
胃腸風邪と呼ばれる感染胃腸炎のうち、ウイルス感染で発症するウイルス性胃腸炎は、特徴として悪寒や発熱などの風邪に似た症状が現れる点です。
ウイルス性胃腸炎で怖いのは2次感染で、症状が出ているときに安易に外出することは感染を広げることになるため絶対に止めましょう、
そして免疫力の弱い乳幼児や子どもの感染が主であるアデノウイルス3型・4型、ヘルパンギーナウイルスは大人にも感染し、そして夏場にだけはなく季節を問わず感染するのも特徴です。
下痢や嘔吐がひどいときにはノロウイルスかロタウイルス、喉の痛みに結膜炎があるときにはアデノウイルスを、そして口内炎のような水泡ができるときにはヘルパンギーナウイルスを疑うようにしましょう。
3 激しい腹痛と嘔吐が特徴の細菌性胃腸炎
胃腸風邪の一つである細菌性胃腸炎は、人が細菌が付着した食べ物を摂取して、腸管内で細菌が増殖して毒素が生産されて発症する感染型、そして食品の中で繁殖して毒素が生産されたものを摂取することで発症する毒素型の2つの分類することができます。
それではどのようなものがあるのか、それぞれの潜伏期間と症状が続く期間、症状と特徴をまとめてご紹介します。
4 胃腸風邪の症状が出たときに守るべき5つの方法
収まらない吐き気や下痢、本当に辛いものですが、体の中から細菌やウイルスを排出するためなので、出し切ることが治る近道です!
ウイルス性、細菌性にかかわらず嘔吐や下痢の症状がある場合は、脱水症状を防ぐように充分に気を付けましょう!
そこで、脱水症状や感染を防ぐために必要なことをまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
5 知っておきたい!胃腸風邪から身を守るための基礎知識
胃腸風邪は症状が出始めてから初めて感染したとわかるものです。
ウイルスや細菌は目に見えないだけにどう予防したら良いのか難しいですよね?
胃腸風邪が流行ってるニュースが飛び交う時期以外でも、意識すれば予防することができますので、胃腸風邪の基礎知識を覚えておきましょう。
6 胃腸風邪の回復期に食べたらNGの食べ物飲み物
胃腸の痛みや吐き気が収まると、少しずつ食欲も戻ってきます。
そこで消化が良くて温かい定番のお粥や柔らかく煮込んだうどんなどを、少し物足りない程度の量に抑えて食べるのがベストです。
ただ、少しでも栄養をつけなくちゃ、、、と思って食べたり飲んだりしたものが、実は回復を遅らせる逆効果のものだと台無しになりますよね。
そこで少しずつ回復している胃腸のために、控えた方が良い食べ物・飲み物をご紹介します。
りんごや納豆な体に良さそうに思いますが、胃腸が弱っているときに食べるのはNGになります。
その他の「胃がもたれそう」な食べ物飲み物も完全回復するまでは控えるようにしましょう。
さて、『季節を問わず感染を注意したい胃腸風邪の症状と対処法6つ』はいかがでしたか?
辛い症状の胃腸風邪には感染しないことが何よりですが、もし自分でなく家族の高齢者や子供を看病することになってしまったら、、、嘔吐物で窒息しないように充分に気を付け、病院で治療の指示をもらいましょう。
胃腸風邪になってしまったら、少しでも症状を軽く早く確実に治るように、今回ご紹介した対処法を参考にしてくださいね!
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