本気で痩せたいと思うとき、まずは運動、食事制限を思い浮かべませんか?
元々苦しい、我慢するダイエットは上手くいかず、途中で挫折するのが大半!そこで画期的な方法として注目されているのが、痩せる脳を作る方法です。
そこで今回は、本気で痩せたい人におすすめしたい、痩せる脳を作る方法をご紹介します。
本気で痩せたい人に伝授!痩せる脳の作り方7つ
1 太る脳と痩せる脳とは?
色々なダイエット方法を試してもすぐに挫折してしまう人、なかなか効果が上がらない人がいる一方で、めきめきと成果をあげて痩せていく人がいますが、その違いはどこにあるのでしょうか?
答えはズバリ脳で、前者は太る脳で後者は痩せる脳を持っている人という事になります。
なぜ痩せる脳と太る脳があるかといえば、そこにあるのは「ストレス」で、痩せる脳はストレスがない、または少ない脳で、太る脳はストレスフルな生活を送っている脳という事です。
例えば、太る脳の場合、仕事上や失恋などによってストレスが過剰になりすぎ、何とか解消したいと願います。
ストレス解消の矛先が食欲へ向かい、食べ過ぎてしまうのですが、元々そのような指令を与えているものこそ脳で、「疲れすぎたね、悲しすぎたね、こうなったらストレス解消のためにどんどん食べてしまおう」と食欲コントロール能力を制御できなくしてしまうのです。
このようなダイエットが上手くいかない人は、ストレスが過剰にかかっているのです。
2 食べ過ぎを助長させてしまうドーパミンとノルアドレナリン
ドーパミンとノルアドレナリン、それぞれ脳から分泌されるホルモンで、ドーパミンは快感を感じる働きに関与し、ノルアドレナリンは危機を感じると心と体が事態に立ち向かっていくように仕向ける働きに関与しています。
例えばダイエットが上手くいっていると、適切にドーパミンが分泌されますが、思うように体重が落ちなくなってしまうと、感情は当然不快に変わり、大きなストレスを抱えることになります。
そうなるとストレスを解消しようと脳はドーパミンを過剰分泌して、食欲増進や過食を誘発するようになります。
そしてノルアドレナリンは、ダイエットが上手くいかないストレス、落ち込みを感じると過度に分泌され、過食、あるいは拒食を引き起こすことがあります。
3 本気で痩せるために必要なセロトニンとは
興奮を抑えられないドーパミンと、必要以上に落ち込みを生むノルアドレナリン、この二つをきっちりコントロールして心を安定させてくれるのがセロトニンです。
精神を安定させ、不眠症やPMS(月経前症候群)などのイライラ解消にも効果的にセロトニンは、ダイエッターにとっては、満腹感を与えて食欲を抑制する働き、太る脳から痩せる脳に変化させる強い味方になってくれる存在なのです。
4 食事でセロトニンを増やす方法
腸から分泌されるセロトニンは、身体的にも精神的にもゆったりとしている時に分泌されます。
残念なことに女性は男性の半分しかセロトニンを持っていないため、食事で補うことがダイエット成功の近道になります!
そこで注目したいのが必須アミノ酸のトリプトファンです。
体内で作る事ができない必須アミノ酸の一つであるトリプトファンには、セロトニンを増やす効果があり、牛乳やヨーグルトなどの乳製品全般、大豆、バナナなどに含まれています。
さらにうれしいことに、トリプトファンには活性酸素を除去して、アンチエイジング効果や鎮痛緩和などの効果もあります。
そしてトリプトファンの合成を促進させるビタミンB6も、ぜひ食事で摂ってほしい栄養素です。
5 適度な運動でセロトニンを分泌する方法
食事でセロトニンを増やす方法も良いのですが、大量にトリプトファンを含む食べ物を摂取するのはダイエットという観点からすると本末転倒ですよね。
そこで食事はほどほどにして、ぜひやっていただきたいのが運動なのです!
実はランニングやウォーキングを始めて15分ほどで、脳内でβエンドルフィンという物質が分泌され、その後にセロトニンが分泌されるのです。
βエンドルフィン、セロトニン共に気分が良くなる、幸福を感じるホルモンであり、気分転換に散歩すると頭の中がすっきりするのは、この2つのホルモンのおかげなのです。
上手くβエンドルフィン、セロトニンの分泌を狙うのであれば、ダラダラ歩くのではなく、顔を上げてリズムに乗って、最低30分は歩き続けることが重要です。
また、全身運動である水泳や水の中のウォーキング、ヨガやストレッチ運動などもお勧めです。
6 まだまだあるセロトニンを増やす方法
食事や運動以外にもあるセロトニンを増やす方法をご紹介します。
7 自分の生活をノートに記録してみる
どんなにセロトニンが分泌されても、それだけでは痩せる脳にはなれません。
自分の食生活を客観的に見直すことで、食べる量をコントロールすることが重要になります。
そこでやっていただきのが、1日の自分の動きをノートにまとめることです。
何時に起きて何を飲み、何を食べて何時に眠ったか、そして運動も何をどれくらいの時間やったかなど、細かければ細かいほど良いので、詳細をノートに書き込むようにしましょう。
さらに周りで痩せている友人や同僚などの食事、食べ方などもノートに書き込むようにしましょう。
客観的な情報を一元管理して眺めてみると、自分が痩せない理由が何か、他人が何をしているのかが自ずと見えるようになります。
そうなれば、ダイエットの明確な計画、期限が立てられるようなります。
ここまで来れば、太る脳から痩せる脳へ転換が完了しますので、面倒だと思う気持ちを抑えて、1週間記録・観察を続けてみてくださいね。
さて、『本気で痩せたい人に伝授!痩せる脳の作り方7つ』はいかがでしたか。
ダイエットには痩せる脳ことが重要である、セロトニンが大きく関係している事がおわかりいただけたのではないでしょうか?
ダイエット成功のカギはいくつかありますが、推進力つまり、痩せなければならない明確な理由づけも必要になります。
「あの人みたいになりたい」「モテたい」「周りを見返したい」などの理由・欲求を推進力に変えることです。
ぜひ長続きしない食事制限、無理な運動はそろそろ終わりにして、これからは賢く脳を使ったダイエットでスマートに体重減を目指しましょう!
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